見出し画像

自己を紹介①いわゆるコミュ障というものです

そういえばずっと書いてこなかった自己紹介の記事。

noteといえば最初の記事で「note、始めました」と初心表明を行い、その次に自己紹介の記事を、そうして日々の発信に・・と書くスタイルが一般的なように思うが、その一切をしていない。

なぜ自己紹介記事を書いてこなかったかというと、文章学校で叩き込まれた「読者は、書き手のことなどこれっぽっちも興味がない」という意識がジャマをした。
そうでなくても物書きという生き物は、心のどこかで「読者は書き手になんか興味がない。ただ面白い記事のみを求めている存在だ」と思い込んでる節がある。

良質な文章を書き続けていると、そのうち読者から「この書き手はいったいどういう人なのだろう」と興味が出てくることもある。
そんなタイミングが来たらいいなと思いつつ、まだその領域まで至っていない気は
するが、現在絶賛ネタ切れ月間なので仕方がない、自己紹介の記事を書くことにする。

***

わたしは小澤仁美という。平成元年、東京都で生まれた。
日本女子大学に進学。その後リラクゼーションの会社に3年→都内会員制のエステサロンに2年→内閣府でお茶汲みを6年やっていた。そのほかには公安委員会より自動車や原動機付自転車の運転が特別に許可された、第一種運転免許を保持する有資格者でもある。

一言で言えば自動車免許しか持ってない、それも教習所のオッサンが怖すぎて卒業後はペーパードライバーとなったただの元OLである。

子どもの頃はそうでもなかったが、中学に入ったあたりでいじめにあったこともあり、口下手となる。自分の感じてる想いと言葉が数100キロくらい離れていて、咄嗟に自分の気持ちを言語化できず、10代はとかく暗い毎日が続いた。

のんびりした大学はいじめもなく快適だったが、2011年東日本大震災+リーマンショックの年に就活。もともと口がうまくないので面接は玉砕が続き、たまたま内定は出すが交通費そのほか諸々は一切出さないマッサージの会社に就職。とにかく人と話さない仕事がよかったので技術職を中心にみていったところ引っかかったのだった。

ところがあまりに環境が悪いため、まだ良さそうなエステサロンに転職。しかしここはいわゆる金持ちマダム達が通うサロンで、新卒3年目+コミュ障の自分はうまい話し相手になれず、クレームを連発。
みかねた上司が休みに自腹で行ってこいと放り込まれたコミュニケーション研修が、CTIが提供するコーチングスクールだった。

行ったことのある方はご存知だと思うが、CTI はどのクラスでも基本、円になって座る。大学のようにシアター形式ではなく、リーダー含む参加者全員が円になって座るため、誰でもいつでも発言することができる。

当時のCTIは大企業の人事というコミュ強が多く集っており、2人1組で話す時間ならまだしも、大勢の中で話すことができない時間が続いた。
どうして皆さんは息を吸うようにスムーズな雑談ができるのだろう。なぜ自分はみんなのようにうまく立ち回れないのだろう。ここで最も学んだことは「自分はやはり人と関わるのが苦手なのだ」という事実だったように思う。

本当は人と関わりたい。でもうまく話せない。自分はよっぽど頭の回転が遅いのだろうか・・

コミュニケーションへの憧れはある、でも話せない。陸の世界に憧れがあるのに海から出られない半魚人のように、自分はうまく話せる人たちを羨むのだった。

***

生い立ちが生い立たない問題が発生しました。
あまり需要がないことは重々承知しているのですが、長くなりそうなので続きはまた次回。


いいなと思ったら応援しよう!

小澤仁美
最後までお読みくださり、ありがとうございます。書き続けます。