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冷静と情熱の間。インタビュー講座を開催しました

インタビューといえば長年、有名人にライターや編集者など書く専門職が行うものでした。
最近はどんな人もインタビューをしたり記事にアップできるようになり、風の時代を感じます。

一見インタビューをして記事にまとめる(話を聞いてまとめる)って、簡単そうに思えるかもしれません。noteにも「インタビューを受けました!」という記事が多くみられます。

ところがどっこい、インタビュー記事って単に聞いたことを書いただけでは読まれないことが多々なのです。(noterは記事の閲覧数が見れます)
大谷翔平とか有名人のインタビュー記事ならまだしも、他人はそこまで知らない他人に興味が持てない。

自分もこれまで約20名の方々にインタビューを行ってきました。そのうちの何人か自分のnoteでも紹介させていただきましたが、伸びたり伸びなかったり。
どうしたら読んでくれるのだろうかという問いや、これまでの失敗から得てきた学びを講座という形でお伝えさせていただきました。

ご感想を紹介します!

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はみ出すことの大切さと、その後にもたらされるギフトの大きさを、とくと体感できた時間でした。インタビューとは相手と濃厚な関わり方ができるんですね。とても興味深く、面白かったです。
熱量と冷静さのバランス、伝えたいと思うときほど、今後は意識して書こうと思います。ありがとうございました。

(T.M様)

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一昔前まではライターが書いたものを編集者や校正の方が手直ししていましたが、個人ライターの場合はすべて自分でやらねばなりません。なので大事なのは冷静と情熱の間ではないですが、熱い思いを持って書きつつも、全体を客観的に引いてみるバランス力のように思います。

そうしてなんとか書き上げて提出しても「ここはこう変えてほしい」「全体的にもう少し〇〇な感じで・・」など相次ぐ修正に心折られ、なんとか書き上げても企画自体がポシャることも多々あります。

そうまでしてなぜライターはインタビュー記事を書くのか。それはインタビューでゲストの話を聞いた時の感動を伝えたいという想いがあるからです。

この素敵な人をもっとたくさんの人に知ってほしい。この事実はみんながもっと知るべきだ。そういう熱い気持ちを起点にして書いた文章のみ、読者の心に届きます。
逆に言えば、インタビュー記事執筆なんて面倒くさいもの、対象への愛がなければ成り立たない作業です。

面倒くさくて愛しいプロセスのできる限りを講座でお伝えしました。
座学に実技に盛り沢山の内容、お疲れ様でございました!







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今週もお疲れさまでした。今週末は七夕ですね🎋
お勤めの方もお休みの方も、素敵な週末になりますように。。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。書き続けます。