「自立とは、依存先がたくあんあること」を思い出した整体
大きい子宮筋腫があることが判明し、筋腫がこれ以上大きくなるのを抑える薬を飲みながら、生活の改善をしていくことにしました。
毎日半身浴30分で冷え取り、食事はよく噛んで腹八分目、ヨガとウォーキングも始め。
でも自分ひとりで頑張るのでなく少し他の方の手も借りたいなということで、先日初めて、はり灸整体のお店に行ってきました。
「暮らしのおへそ」という雑誌をつくっている一田憲子さんのブログで紹介していたお店が、神奈川の葉山に店舗があることを知り
「うちからだと徒歩で60分か・・行けないこともないな」と歩いて行ってまいりました。
(私は交通費をケチって歩いていきましたが、電車とバスを使えばもっと早くいけます)
写真撮り忘れましたが、店内のすみずみまで良い気の満ちた、清潔であたたかい空間の店舗でした。
まず店長の小牧さんがお出迎えしてくださり、丁寧に30分くらい時間をかけてカウンセリングしてくださいます。
病院では医師の先生は私の顔も見てなかったので、小牧さんがじっくり話を聞いてくださるのがありがたかったです。
カウンセリングの後は姿勢や動作チェック。私は肩が内向きで呼吸が浅く内臓への負担もあるとのこと。
施術では、まずは整体で姿勢改善のほぐしをしてもらい、そのあと鍼とお灸で婦人科系の症状へアプローチする施術をしていただきました。
施術後はブレンドしていただいた漢方茶を飲みながら、先生の所見を伺います。
「小澤さんは元ボディワーカーだけあって、筋腫へのセルフケアはほぼ満点です。でもちょっと頑張りすぎが身体に出てますね。あまりストイックになりすぎず、症状とゆっくり歩いていくように向き合ってみて下さい」
いつもの私なら「いや、まだ私の努力が足りないせいで・・」とか言い出しそうですが、先日のコーチングでのことや、施術で身体がゆるんだこともあり、先生の言葉を素直に受け取ることが出来ました。
店を出てまた60分歩いて帰ろうとする私に先生が「バ、バスを!使って下さい、電車も!」とあせってたのが面白かったです。(おっしゃる通り電車とバスで帰りました)
この子宮筋腫騒動で、予期せず西洋医学と東洋医学の両方のお世話になることになりました。
今回一連の流れで感じたのは「頼るところは複数あった方がいいな」ということです。
西洋医学で私の病気を早めに見つけることができましたし、症状は薬で抑えることも出来ました。でもそれだけではやはり限界がある。
リラクゼーションセラピスト時代、理学療法士の方など国家資格をお持ちの方からはよく「あんたたちがやっていることは治療じゃなくてお遊びだ」と言われたものですが、こちらとしては「じゃあ~あんたたちの治療で、お客さんの心のケアまで出来るのか」となったものです。
治療だけでも、リラクゼーションだけでも、根本的な解決にならない。
コーチングや対話などで自分の気持ちと向き合いながら、身体の治療の面では西洋と東洋の良いところを採用して、筋腫が小さくなる努力をしていこうと思います。経過はまた書きますね。いつもありがとうございます。