マイク インタビュー『LIVING ENERGIES⑥』
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オーラソーマ® カラーケアシステムは、 自己への力づけと自己意識のためのす ばらしいツールです。ダブリン市「ア ンナ・リビア FM」のマリー・アンジェ リンとのインタビューで、マイク・ブー スはヴィッキー・ウォールとの出会い と、この驚くべきシステムが彼自身の 人生だけでなく、世界中で、彼が日々 出会う人々の人生に及ぼした深遠な効果について語ります。
マイクは、私たちが自分自身を発見し、 なぜここにいるのか、また、なんのた めにここにいるのかについての感覚を 発展させることを手伝うという自身の 使命に身を捧げています。
彼は、私 たちが内なるスターに触れ、自分の色 の背後の意味と出会うことを助ける「リ スニング・トゥー・ザ・スター・ウィズ イン」コースへの洞察を私たちに与えます。
あなたが、どのようにオーラソーマシステムに関わる ようになり、すべてがはじまったのかをお話ししていただけますか?
妻と私は、ある展覧会場にいたのですが、彼女はぶら ぶらと他のスタンドを見物しに行ったのです。そして、 私たちのスタンドに戻ってきて「マイク、あなたもあの カラーボトルのスタンドを見に行くべきだと思うわ。ク リスタルと宝石のエネルギーと、色と光と花のエネル ギーが入っているカラーボトルなの」と言ったのです。
「クローディア、僕はそういうニューエイジのナンセンス には興味がないよ!」と私は言いました。しかし、彼女 は「いいえ、これはちょっと違うのよ、これは私たちがずっ と話してきたことと整合してる……シンクロしてるのよ」 と言うのです。 私が見に行くように説得するのに、彼女は二日ほどかかりました。
それで、不承不承「こういうのはもう全部見たんだ」 と思いながら、会場の反対側まで歩いて行くと、そこに は白髪の盲人女性がいました。彼女は白いコートを着て いて、彼女の前には何本かの色のボトルが置いてあり、 誰かと話をしていて、どうやらコンサルテーションをし ているところでした。
私がそのスタンドに近づくやいなや、彼女は見えない 目で私を見上げて、「ちょっと、ここは空気がひどいのよ、 何とかしてくださらない」と言ったのです。そこで私は 「やっぱり、思ったとおり変だ」と確信しました。しかし、 とにかく私は会場の四隅に行って、それまでそんなこと はしたこともないのに、初めて四方の大天使を呼んで、 光を入れるように頼むということをしました。
それから 何気ないそぶりで、彼女がなにか違いに気づくかどうか と、あの盲目の女性のいるスタンドまで戻りました。一 種のテストみたいな気分だったのでしょう。
ところが私がそこに行くやいなや、それまで他の方 と話し込んでいたコンサルテーションから再び顔を上げ て、彼女は「ずっと良くなったわ。私たち一緒に仕事を するようになるんじゃないかしら」と言ったのです。そ れが、ヴィッキー・ウォールに対する私の自己紹介で、 こうして私はオーラソーマシステムと出会ったのです。
私がカードや資料を持ってスタンドに戻ると、妻はす でにわが家でセミナーを開くためにと、ヴィッキーと彼 女のパートナーでオーラソーマシステムの創設者である マーガレットを招待していたというわけです。ですから 私は、そのときは知りませんでしたが、すでに巻き込れていたのでした。
オーラソーマシステムをこの世にもたらした人が、実 際は盲人だったとは非常に興味深いですね
重要なのは、オーラソーマシステムを誕生させたとき、 すでに肉体的には盲目だったとはいえ、すでに子どもの 頃から持っていた彼女の透視能力は劇的に高まってい て、彼女は色のエネルギーやボトルのエネルギーを見る ことができたということです。
毎日、仕事を一緒にしていたときに、彼女と歩いてい ると、目が見えないにもかかわらず、彼女がいかに正確 にテーブルに近づき、話題にしようとする特定のボトル を手に取るかに驚いたものです。彼女のエネルギーの質 に対する感覚が、なんらかの方法で、それを彼女に伝え ることができたからでしょう。
ヴィッキーが亡くなってからも、あなたはボトルの開発を継続されていて、私たちは彼女の生前と死後に生まれたボトルの違いを判別できないわけですが、どうして そうなるのか、その理由を説明していただけますか?
自分の人生経験の中でも、それは興味ある点だと思う のですが、44 番目のボトルの誕生が近づいたとき、ヴィッ キーは「実験室に行ってちょうだい。そろそろあなたが 次のボトルを誕生させるときね」と、私に言ったのです。 それまでは、彼女がたくさんのボトルを誕生させるの に立ち会ってきましたが、私は文字どおり小さな実験室 の中に立って「さて、私はなにをしたらいいんだ?」と 途方にくれていました。
自分に要求されていることの道筋が、私にはわかって いませんでした。そこに立って、これからなにが起こる のだろうといぶかっていたのです。 ヴィッキーは著書の中で、あたかも人の手が自分の手 を動かすように、と書いていましたが、それがどういう ことなのかを、私はその瞬間、本当に理解しました。
な にかが私を動かして、私を通じて来るものを、私を介し て作りだすのです。それは驚くべき体験でした.。ですから、1991 年に彼女がこの世を去る以前、私が 彼女とともにいた 7 年の間に、自分が去ったあとで私が 自信を持てるように、あるいはこのプロセスを着実にこ なせるようにと、彼女は私がボトルの誕生のプロセスに 馴染む機会を与えてくれていたのです。
そのあと彼女が向こう側に行き、私がこちら側に残っ たことで、私たちにとっては、それがスピリットの世界 への架け橋となり、残りのオーラソーマシステムをスピ リットの世界から人類への直接の贈り物としてもたらす ための機会となりました。
では、ヴィッキーは今でもなんらかの方法で、あなた とコンタクトを取っているのですか?
それは、彼女がこの世を去った瞬間に開いた心の流れ のようなものです。
人生の大部分で、私は母親とテレパシーでつながっていましたが、母親が亡くなった時点で そのチャンネルが消え、ヴィッキーのチャンネルがオン ラインになったのです。それが私の体験です。
そのようなリアリティで、以来ずっと瞬間から瞬間に、 チューニングするためのもうひとつのステーションのよ うなものを持っているのです。それは、なにかについて の自分の考えや、他に自分を通じて入ってくるアイデア だけでなく、その瞬間その瞬間、ヴィッキー・チャンネ ル経由で来るものがあって、多くのことについて彼女の意見を知ることができるのです。
私は一度も彼女とお会いする機会がなかったのです が、オーディオテープはよく聴きました。そして彼女の 声がいかに力強いか、と同時に、その声でリラックスす ることがいかに簡単であるかに驚嘆しました。彼女が虹 の色について話し、特別な橋を渡って行くのを聴いてい ると、彼女の姿が見え、彼女が私の手を取って、この 虹の架け橋へと導いてくれるのを感じることができまし た。 オーラソーマシステムが、どのような贈り物を人々に もたらすのかについて、もう少しお話ししていただけますか?
あなたのヴィッキーについての説明は、まさに彼女に 関する私の体験と同じだと思います。彼女が瞑想を提供 するときや、オーラソーマシステムについて話すときは、 彼女のカリスマティックな性質や、彼女の臨在の中にあ る存在によって、彼女は人々を自分の色の世界に引き込 む力を持っていました。
それは非常に幸運なことで、彼 女と 7 年間を共有できたことを光栄に感じています。 オーラソーマシステムとは、人々がまさに色の鏡を通 じて、自分自身をより深いレベルで見る機会です。子ど もが店のウインドウにある壺の中のお菓子を見たり、夢 や妖精物語の色を見たりするように、色を見るということは、すばらしい体験です。
オーラソーマシステムに対面することは、意識自体の 色に対面することであり、また色という鏡の中の自分を 見ることでもあります。その鏡の中に、私たちの存在の より深い側面を、私たちの潜在的可能性を、私たちがな んのためにここにいるのかを、私たちがすべきことを行 うための方法を見る機会を持つということなのです。
オーラソーマプロダクツ社は、ジェームズ・アシャー と音楽制作もなさっていますね。「ドルフィン・アンド・ ホェールズ」というトラックについてお話ししていただけますか?
何年か前、私は家族と一緒に小さなカリブ海の島に行き、そこでハリケーンに接近遭遇しました。私は「イルカやクジラはどうなのだろう? 彼らは地球のことや、 気象条件について知っているに違いない。彼らは竜巻や ハリケーンにはどう対応するのだろう?」と思いました。
私は彼らに質問して、彼らと一種のコミュニケーショ ン状態に入りました。ですから、このトラックのはじま りの部分は、私がイルカやクジラと交わしたコミュニ ケーションについてです。それは、そのときの島の保 護についてで、ハリケーンをそらすことや、イルカやク ジラの美しさと遊び心について交わした会話でもあります。
あなたは、リンカーンシャーのデヴオーラという美し い場所からアイルランドに来られたわけですが、なにが あなたをアイルランドに引き寄せ、ここであなたがなさっ ている仕事をすることになったのか、お話ししていただけますか?
私たちはダブリンで参加者 40 名ほどの「リスニング・ トゥー・ザ・スター・ウィズイン」という3日間のセミナーを終えたところです。「リスニング・トゥー・ザ・スター・ ウィズイン」は、自分自身が安定した状態で内側にある スターと交信することに関したものです。
それは、最初の細胞と接触すること、最初の細胞にあっ たもの、つまり自分の人生の目的だったものと連絡を取 るようなものです。それと交信するということは、私た ちがなぜここにいるのか、なんの目的でここにいるのか、 自分がするべきことをどのように行うのかに関わるもの です。
それはすばらしいセミナーになりました。オーラ ソーマシステムという手段を使って、解釈された自分の 色の話を聞いて、みなさん全員が感動されたと思います。 それから、これは自分のハラで、つまり自分の内側に あるスターと交信する練習をはじめた人々の場合です が、彼らは自分自身と内側で調和する力を発見し、ス ターにしたがうことができるようになりました。
そして、 異なる観点から自分の人生での歩む道を見つけることが できるようになり、マインドを、フィーリングを超えて、 自分の中のより深い存在の感覚へと移動することができ るようになりはじめています。 次に、私たちはコーク * へ行きます。私は大地のワー クのコースに「レプリコーン ** を探す」という、ちょっ と愉快なタイトルを使ってみました。
これはアイルランドのセミナーの別のパートの第 3 シリーズなのですが、 この中で私たちはアイルランド西部に行き、大地の微細 エネルギー、つまり大地の微細フィールドとワークしま す。 私たちはオーラソーマシステムにある大地の電磁場 (つまり微細フィールド)や大地の存在の微細エネルギー に働きかけるツールを使うつもりです。
あなたの組織を「ASIACT」と言いますが、その理 由をお話ししていただけますか?
それは、私が本当に重要だと思っていることで、また アカデミー全体がその原理に基づいています。私たちが することはさほど重要ではなく、本当に重要なのは、自 分がするべきことをどのように行うかである、というこ となのです。そして「ASIACT(私が行うままに)」は、 自分がするべきことをどのように行うかに注意をもたら すため、というこの原理を見事に表現しています。なに をしているにせよ、私たちがそこになにを持ち込むかが 重要なのです。
最後に、私たちになにかひとことアドバイスをいただ けますか?
自分のハラの中にあるスターを思いだしてください、 そしてあるがままの自分を愛してください。
* 訳注:Cork アイルランド南西部 Munster の州の州都・港市。
** 訳注:Leprechauns【アイルランド伝説】つかまえると宝の隠し場所を教 えるといういたずら好きの小妖精
「ネイチャーズ・パス(自然の道)」はホリスティックなラジオ番組で、ダブ リン市の「アンナ・リビアFM」で毎週金曜日の午前 11 時から聴くことがで きます。 http://www.dublincityannaliviafm.com/ で、ライブ放送を聴くことができます
プロフィール:オーラソーマプロダクツ社 会長
ASIACT 学長
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