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最先端のTikTok成功法則!ショートドラマ×トレンド運用術とは?

今回は、ごっこ倶楽部の田中聡さんとの「TikTok成功に至るマインドセットをQ&A形式で語る」をテーマにした対談のダイジェスト記事(全3話の3話目)をお届けします。

ショートドラマでTikTokを席巻するごっこ倶楽部の聡さんと、今回は、TikTokの継続的かつ効果的な運用方法について話をします。最後に、OASIZとごっこ倶楽部さんとのコラボである新サービスについてもご紹介します。

話者紹介

株式会社OASIZ 代表取締役 江藤 優
1998年生まれ。2019年よりByteDance株式会社のインターンとして、クリエイターパートナーシップ部門に従事。100以上のアカウントを担当当した後に独立し、現在は200万フォロワーを有するクリエイターとOASIZを創業し、国内外の膨大なリサーチに基づいた制作のもと、企業の継続的なバズと質の高いエンゲージを提供する同社の代表取締役を務める。

株式会社GOKKO 代表取締役 田中聡
ごっこ倶楽部プロデューサー 兼 GOKKO CEO
飲食店(アンプール)4店舗のバイアウト経験をしてる連続起業家。
セプテーニ、ビズリーチ、ファベルカンパニーで事業責任者、採用責任者などを歴任。

TikTokのアルゴリズムを活用した年齢層別アプローチ法

江藤:TikTokって若者向けのプラットフォームだと思われがちですが、実際はかなり幅広い年齢層に使われていますよね。聡さん、ごっこ倶楽部での経験から、年齢層別のアプローチについて教えていただけますか?

田中:そうですね。TikTokユーザーの平均年齢は34歳で、毎年上がっているんです。我々の経験では、18歳から24歳が約40%、25歳から34歳が25%、35歳以上が20%くらいの割合で視聴者がいます。この多様性を活かすことが重要です。

江藤:なるほど。年齢層によって、どんな違いがありますか?

田中:若い層向けには、音楽主体で展開の速いコンテンツが効果的です。例えば、1カットあたり1.5秒以内の速いテンポの映像が離脱を防ぎます。一方、上の年代には、小さい子供を出演させたり、懐かしい音楽を使ったりするアプローチが効果的です。

江藤:具体的な例を挙げると、どんな感じになりますか?

田中:例えば、「毎日はにかむ僕たちは」というショートドラマアカウントでは、高校生の席替えの話をテーマにした動画が18-24歳層に人気でした。一方、女子高生と親の喧嘩をテーマにした動画は、若い層だけでなく親世代にも共感を得られました。

江藤:なるほど。OASIZでも「新潟の工場女子」というアカウントを運用していて、若年層から40代以上まで幅広く見てもらえています。若者にはお昼のランチタイムの様子が人気で、40代以上には「こんな女子が工場にいたらいいな」という憧れの目線で見られているんです。

田中:そうそう、ターゲット層に合わせてコンテンツを変えることで、より幅広い層にリーチできるんですよ。ただ、アルゴリズムを意識しすぎるのも良くありません。基本は面白いコンテンツを作ることです。

江藤:確かに。でも、年齢層によって「面白い」の定義も変わってきますよね。
田中:その通りです。だからこそ、様々な年齢層向けのコンテンツを用意しておくことが大切です。ドラマ形式のコンテンツは、この点で非常に柔軟性があります。恋愛もの、学生もの、親子のストーリーなど、多様なテーマで作れますからね。

江藤:なるほど。結局のところ、TikTokのアルゴリズムを理解しつつ、各年齢層のニーズや興味に合わせたコンテンツを提供することが成功の鍵になりそうですね。
田中:そうですね。そして、コンテンツの反応を見ながら、常に改善していくことも忘れずに。TikTokは日々変化していくプラットフォームですから、柔軟な対応が求められます。

 TikTokの運用って高くて継続しづらくないの?

江藤:TikTokやショート動画の運用について、「高くて継続しづらくないの?」という質問がよくあります。確かに、普通の企業からすると、ショート動画ってお金がかかるなと感じるかもしれません。特に、TVCMなど他の媒体と比べると、ショート動画はサブ的な印象があるのに、意外と費用が高いという印象があるみたいですね。

田中:それはありますね。でも、費用対効果を考えると、結果を出す方に振り切るべきだと思います。安く運用しても結果が出なければ意味がありません。実際、安価な運用サービスを使っても、再生数が伸びていないケースが多いですよね。

江藤:僕たちの場合は、1本あたり平均55万回再生を達成しています。2000本作ってもその水準を維持できるのは、蓄積したノウハウと経験があるからです。他の企業と比べると、動画制作のノウハウや経験値が圧倒的に違います。だからこそコストもそれなりにかかりますね。

田中:そうですね。安い料金で運用している会社は、全くリピートにつながっていませんね。半年前まで投稿があったのに、今は全く運用できていないアカウントが大量にあります。

ショート動画は誰でも作れると思われがちですが、同じ材料と同じレシピでも、料理の味が全く違うのと同じです。フレンチやイタリアンの高級料理を同じレシピで作っても、同じように美味しいものは作れませんよね。動画制作も同じで、ノウハウや経験が重要なんです。

江藤:「料理の味が違う」という例えはまさにそうで、ごっこ倶楽部さんの動画コンテンツにも独自の魅力があります。何度も繰り返し見ることができるんです。

面白いのは、同じ動画でも見方が変わることです。例えば、コメント欄を読んだ後に動画を見直すと、「あ、この動画、こんな見方もできるんだ」と新しい発見があります。

これは単なる偶然ではなく、意図的に作り込んでいるからですよね。一度見ただけでは気づかない要素を散りばめていて、それが視聴者の新しい解釈や発見につながっている。

このように、何度も見たくなる要素や新しい発見がある動画を作れているということは、ごっこ倶楽部さんのコンテンツの質が非常に高いことの証だと思います。

ドラマコンテンツとトレンドコンテンツの相乗効果

江藤:今までいろいろとお話してきましたが、個人的には、ドラマのコンテンツとトレンドのコンテンツを組み合わせるのが今後のTikTokにおいては非常に効果的だと考えています。ドラマだけでは投稿頻度が少なくなりがちで、ユーザーとのコミュニケーション機会が限られてしまいます。ですから、トレンドコンテンツで投稿回数を担保できるようにするといいと思います。

JALさんの事例が良い例です。トレンドコンテンツを月15〜20本程度投稿しつつ、ごっこ倶楽部さんのショートドラマを投入しました。その結果、ショートドラマの再生回数が爆発的に伸びましたよね。

田中:はい、1作品目だけで1000万再生を達成し、2つ合わせて1500万再生ほどになりました。さらに、予約数も240%増加したそうです。これはドラマコンテンツとトレンドコンテンツの掛け合わせが効果的だった証拠です。

久米島 前編・後編

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久米島 後編

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日常的な投稿でユーザーからの信頼を集め、その上でドラマや広告的なコンテンツを展開すると、再生回数以上の結果が得られるんです。

江藤:はい、ユーザーからの信頼度を高めていくことで、広告的なコンテンツも受け入れられやすくなります。このトレンドコンテンツとドラマコンテンツの組み合わせが、最も効果的だと考えています。

「ドラトレ」パッケージで圧倒的な成果を

江藤:そこで僕たちは「ドラトレ」というパッケージを開発しました。ごっこ倶楽部さんがドラマを制作し、OASIZがトレンドコンテンツを作成するというものです。

ショートドラマ業界で一番の実力を持つごっこ倶楽部さんと、トレンドコンテンツでトップレベルのOASIZがタッグを組むことで、圧倒的な成果が期待できます。

田中:具体的には、月に10本のコンテンツを制作し、そのうち2本をショートドラマ、残りをライトコンテンツやトレンド動画にするんですよね。これを長期的に続けていけば、本当に強力な施策になると思います。

江藤:そうですね。中国の事例を見ても、ドラマ系コンテンツとトレンドコンテンツを組み合わせて成功しているケースがあります。日本でも同じように成功できると確信しています。

田中:さらに、コンバージョンを重視したパフォーマンス広告などを組み合わせることで、より効果的なコミュニケーション戦略が組めそうですね。

江藤:はい。このパッケージを軸に、広告をはじめさまざまなオプションを組み合わせることができます。ブランディング広告や全体的なコミュニケーション戦略など、企業とユーザー間のコミュニケーションを総合的に設計できるのが魅力です。

田中:そうすると、コンテンツ制作の費用対効果を高めながら、継続的な運用が可能になります。コンバージョンの問題も解決できるので、担当者の頭痛の種だったTikTokは売上につながるのか問題も克服できそうですね。

江藤:はい。今、多くの企業がTikTokの重要性は認識していても、どう勝ち抜いていくかがわからない状況です。僕たちのノウハウを活かせば、効果的なTikTok運用が可能になります。

田中:そうですね。TikTokについて詳しくない企業でも、このパッケージを選べば成功の可能性が高まります。僕たちのノウハウを信頼して、一緒に戦略を組み立てていけると良いですね。

江藤:ぜひ興味のある方は、お問い合わせください。ぼくたち自身がミーティングに参加し、詳しくご説明させていただきます。一緒にTikTok運用の成功を目指しましょう。


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