フリーランスが大事にすべき「3つの力」とは...
こんにちは。東京から福岡に移住したフリーランスデザイナーの酒井です。
福岡のうどん、サイコーです。
さて、結婚式スピーチの定番、大事にすべき「3つの袋」のエピソード。
・堪忍袋
・給料袋
・お袋(お母さん)
(最近はもう古いですかねw)
これに似たようなことで、われわれフリーランスデザイナーにも
大事にすべき「3つの力」なるものが存在すると思うんです。
この「3つの力」のどれか一つでも欠けたら、即アウト。
収入ゼロどころか、信頼ゼロになって路頭に迷ってしまうのでは…。
と、若干怖い感じになりましたが、実際にそう思うので書かせててもらいます。
一番大事な力:「体力」
これは言わずもがなですが、フリーランスにとって一番大事なのは絶対に「体力」です。
個人で仕事している以上、「体調を崩す=仕事の効率&質が下がる」のは目に見えています。
個人でやる以上は、まずは健康第一。
僕が福岡に引っ越してきてから、取り組んでいるのは、朝昼晩のちょこっと運動。
朝は、起床後、家の裏にある神社の階段をダッシュしにいく。
昼は、ベランダに設置した懸垂バーで10回懸垂。
夜は、ご飯前に3分だけアブローラー。
ジムに行くことも考えたのですが、「やりたい時にすぐにできる」を重視した結果、やっぱり自宅でトレーニングするのが一番ラクです。
あと、これをルーティンにすると寝つきもよくなって、朝の目覚めもいいですよ。
二番目に大事な力:「感動力」
さて、二番目に大事なのは、感動する力。
特に僕のようなフリーでデザイナーをやっている人は「感動する」ことが減ってくると、作るものもつまらなくなっていくんです。
そのためには、
「すげぇ」とか「ふしぎ」とか「天才…」とか「かわゆす」的なことを外部から受け取る必要があるんですね。
わかりやすいのは、美術館や映画など、自分がまだみたことのないアートに触れにいくことだと思います。
ただ、時間もお金も足りないフリーランス。
「そんな余裕はないもん!」
という方もいらっしゃるとおもいます。
そんなあなたにオススメなのが「写真を撮ること」。
スマホで十分です。
「いや、でも写真撮るって、何を撮るの?」という方…簡単です。
日頃生きていて、思わず見てしまったものを撮れば良いんです。
これは、写真家の幡野広志さんが、ほぼ日の学校という動画でおっしゃっていたのですが、
「いい写真」と「うまい写真」は全然違う。
「うまい」けど「ダメ」な写真も存在するらしいです。
逆も然りで、
「ヘタ」だけど「いい」写真もある。
では、「いい写真」の基準はどこにあるかというと、
撮影している人の感情がしっかりと写真を通して見えてくる。
ということらしいんです。
要するに写真に撮影者の「好き」が載っているかどうか。
写真を撮る時って大体の人が「好きだ」と感じた時なので、撮影者が感受性が豊かであればあるほど撮影の回数も増えるわけです。
そして、撮る回数が増えれば増えるほど、「いい写真」が撮れる打率もあがって行く。
写真がうまくなりたいなら、撮るチャンスを増やすために、非日常のハードルを下げてなんでも面白がれる自分になろう。
というようなことをおっしゃっていました。
これ、本当にその通り!と僕も思わず膝を打ちましたよ。
デザインでも、まずはやっぱりお客様が気づいてない面白い部分をさがしますからね!それが提案になるわけです。
そういうわけで、自分の何気ない日常を、写真で面白がれる練習をすることで、「感動力」も磨けるのではないか。と思うわけです。
三番目に大事な力:「寛容力」
さて、3つ目に必要だと思うのが「寛容力」。
簡単に言って仕舞えば、怒らない力ですね。アンガーマネジメントってヤツです。
これは会社でサラリーマンやっている時は気づかない部分かもしれませんが、めちゃ大事です。
というのも、フリーランスの場合、お客様とトラブルを起こすと単純に仕事がなくなってお金がもらえなくなるんですね。
会社員の場合は「給与」をもらっていますから、お客様とトラブルを起こそうが働いた「時間」に対して給与が支払われるわけです。
ただ、フリーランスは「報酬」払いが基本。
どんなに時間をかけようが仕事を納品できなければ、お金は支払われないこともあります。
なので、お客様との人間関係を良好にしていくことが非常に大事になるわけです。
そのためには、お客様のタイプをなるべく早く見抜くことが大事。
その辺については、過去noteに書かせてもらいました。
とにかく、お客様がどのようなことを言ってきても落ち着いて。
あまりに自分と合わないようなら、あまり深入りせず関係性が悪くなる前にバイバイするという選択肢も持っているのもフリーランスです。
その辺については👇で書きました。
というわけで、フリーランスの3つの力。どうでしょう?
もう、本当に簡単にまとめちゃうならば、
「健康第一、意気投合できる相手と感動的な毎日を」
ってことですかねぇ…。
なんだか、長寿のコツみたいになっちゃいましたが…
意外と近からず遠からずかもしれません笑