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牧のうどんの「いも天」はデカくてうまくて100円。コスパ良すぎて優勝。

こんにちは。福岡に移住してフリーランスをしている酒井です。
最近福岡のうどんのことを考えすぎて、前世はうどんだったかもしれないと思う日々です。

さて、ワタクシ、たまに滑舌が怪しい男です。
先日も牧のうどんに行った時のこと。
「緑の天ぷらやわめんと、別皿でごぼ天」
と伝えたつもりが、なぜか出てきたものがこちら。

いも天と、もやし別皿

あれ?!と思いました。
ゴボ天が、いも天に。男は泣きそうになりました。
しかし、出されたものを黙って食すのも男。

もしかしたら牧のうどん側がドッキリを仕掛けている可能性だってありますから、ここは最初からいも天を頼んだという顔をしながら、そしらぬ顔で着席するワケです。

とにかく分厚くてデカい。一つで満足できる最強のいも天。


「いも天を食べよう」って強く願ったこと、実は今までの人生で無かったかもしれない。

天ぷらといえばやはり「海老」「イカ」「キス」と、なんとなくそういう海のものを思い浮かべていた人生だったのです。

ただね、牧のうどんのいも天は、僕の天ぷら感を大きく変えた。衝撃だった。

まず最初に言えるのは、デカい。ということ。

僕がこの記事を書いている時に使っているスマホはと同じくらいの重さがある。うどんの添え物としてではなく完全に主役級の存在感をトレーの上で放っちゃっているんですね。

その超重量級のいも天を持ち上げて、一口かじってみますと…

「サクッ…ぐッ….ほっくり」

サクッとしたコロモを経て、しっかりと歯が入るくらいの分厚さ。そしてものすごく、ほっくりした甘み。

さつまいもってこんなに美味しいものだったの?ってびっくりしちゃうんですよ。つまりは、ごちそう。

さつまいもって、ポテンシャルが非常に高い食材であるってことを思い出させてくれるんです。

焼き芋にしたって、焼きたてを食べたことがある方はもう重々承知だと思うんですが、芋の蜜がそれはもう甘くて甘くて。砂糖の甘さとは違う自然の甘みを十分に味わえるじゃ無いですか。

牧のうどんのいも天は、その、さつまいものポテンシャルを十二分に引き出しちゃっているワケです。

この神いも天が、2つついて、100円。
正直、いも天だけで一食分になるくらいの満足度はある。

僕が、次、いも天を頼むとしたら、
「いも天単品、お持ち帰りで。」
と注文するだろう。

これを自転車のカゴに積んで、博多湾の見える公園に向かってペダルをこいでいる時に、本当の自由を感じるのかもしれない。



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