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フリーランスは資格やスキルよりも「人脈」が大切なのではないだろうか

こんにちは。東京から福岡に家族で移住したフリーランスの酒井です。
フリーになって8年目。なんとか生きてます。どっこい生きてる。
最近は福岡のうどんが好きすぎて、毎日食べないといけなくて大変です。

さて、今日はフリーランスが生き抜くには「人脈第一」というお話です。

この感覚がないままに、
「大手制作会社で〇〇年、実務経験を積んでるから大丈夫だろ。」
とか、
「ファイナンシャルプランナー○級もっているから大丈夫。」
とかで独立に踏み切って、大変な思いをしたフリーランスの方、たくさん見てきました。

スキルは上を見ればキリがない。そこで競争したら負け。

「とはいえ、スキルや資格がないと人脈だってうまれないんじゃないの?」

という声が聞こえてきそうですが、違うんです。

フリーランスの場合は、
「スキル・資格」から「人脈」を獲得するのではなく、
「人脈 ≒ スキル・資格」ということなんです。

もっと簡単に言ってしまえば、
「信用されている人間は食べていける」
と言うことですね。

もちろん、あなたが大谷翔平のような唯一無二の二刀流ベースボールプレーヤーなら話は別です。

「スキル・資格」が世界一ですから、他と比べるよしもありません。
そのスキルがそのまま「信用」につながります。

ただ、この記事を読んでいる方は、「自分は世界一のスキルを持っています」という人じゃないと思うんです。
(もし大谷選手が読んでいたら、光栄です。スキボタンとフォローをおねがいします🙇‍♀️)

今後、世界一になってやる!!という方もモチロン素晴らしいと思います。
あなたが次のスティーブ・ジョブスだ!

ただ、そんな野望もなく、世界一でもない僕らのような凡人がフリーランスで食べていくには、結局「スキル」で競争してもキリがないんですね。

信用される力は一朝一夕には身につかない。

では、どこで差別化していくかというと、
「あなたと一緒に働きたいと思っている人がどれだけいるか」になってくるわけです

僕は会社員時代にデザイナーでありながらも、会社から振られた仕事をやりながら「自分で営業的な動きをしたい。」と社長に自ら直談判しました。

その理由は「自分の給料くらいの仕事は自分で持ってきます」
というもので、会社としても珍しかったのかOKがでたんですね。

そこから面白そうな異業種交流会や、セミナーがあれば就業時間後に足を運ぶようになり、なんだかんだで仕事をいくつか取ることができたんです!

異業種交流会に行ったことがある方は、なんとなくわかると思うんですが、参加者に多いのが、

・税理士とか行政書士などの「士業」
・保険の営業マン
・経営者

がほとんどです。

その当時の僕は会社に属しているデザイナーだったのですが、そんな人は異業種交流会では異色中の異色。面白がられるわけです。

そんな立場で「経営者」の方々と名刺交換をできるわけですから、限りなく透明に近いブルーオーシャン。

案件もいくつかゲットできて、会社に持って帰れるわけです。

しかも、そういった案件はトップダウンで仕事をとってこれるので、案件後も社長と仲良くなるんですよ。

会社としても売り上げが上がるし、僕としても経営者と仲良くなれる。一石二鳥の方法で会社員ながら、「人脈」を貯めることができたわけです。

この時の僕は、正直フリーランスになるため…と言うよりも、単純に面白い人にたくさん会えて嬉しかったくらいの感覚でした。

「あんたに直接頼んでも変わらないなら、あんたに頼むわ」と言われてフリーランスを考えた。

で、ある日、僕が受注してきた案件の社長と会食中に言われたわけです。

「君んとこの会社の仕事って酒井くん直接頼んでも変わらないなら、酒井くん独立したら?」

これが、僕がフリーランスになったきっかけです。

やっぱりフリーランスとはいえ、収入ゼロ・コネゼロで始めるのは怖すぎます。
ただ、収入もコネもある状態から始められるなら話は別!

そして、実はこの時に声かけてくれた社長さんとは、まだ付き合いがあるんですよ。

改めて考えると僕は運も良かったと思います。
ただ、その運も結局、会社員時代に「人脈づくり」を面白いと思いながら、やれていたからなんですね。

僕が人並み以上にあるスキルといったらそれくらいのもんです。

さらに、顔の見えるお客様に向けての仕事ですから、仕事の内容にも身が入るってもの!

僕を好きになってくれる人の仕事ですから、やっぱり好きで応えたいわけです。

フリーランスになりたいあなた、このブログを閉じたらすぐに「異業種交流会 (あなたの住まいの住所)」で検索してみましょう。

考えるよりも、まずは行ってみて、感じることも大事ですよ。

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