見出し画像

CBDのアントラージュ(取り巻き)効果について

大麻に含まれるカンナビジオール(CBD)などの成分は数百種ほどあると言われてます。
その成分は特定のものだけ(例えばCBDだけ)を摂取するより、他の成分(例えばCBD-Gなど)も合わせてセットで摂取した方が効果が高いということです。

これをアントラージュ(取り巻き)効果と呼びます。

※こちらの元記事は以下のものになります


◉CBDのアントラージュ効果について

今までもCBD(カンナビジオール)に関する効果には、下記のようなものがあるとお伝えしてきました。

注意欠陥障害 (ADD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)
中毒症 (Addiction)
後天性免疫不全症候群 (AIDS)
筋萎縮性側索硬化症 (ALS)
アルツハイマー型認知症
てんかん
不安障害
神経痛
喘息
動脈硬化症
双極性障害

大腸炎
クローン病
糖尿病
内分泌疾患
線維筋痛症
緑内障
心臓病
ハンチントン病
あらゆる炎症
過敏性腸症候群
腎疾患
白血病
肝臓疾患
内臓脂肪型肥満(メタボ)
偏頭痛
不眠・うつ(鬱)
多発性硬化症
吐き気、嘔吐
神経変性疾患
神経因性疼痛
強迫性障害
骨粗しょう症
パーキンソン病
アトピー性皮膚炎

CBDには上記以外にも睡眠の促進や、不安を解消する効果もあり、食欲を抑える効果もあるので、肥満対策にもなるとも言われています。

ただしCBDだけを抽出すると、その効果についてはある境を過ぎると、効果は減少することが判明しています。

単体でCBDを摂取している場合、使用する量を増やせば増やすほど、そのパワーはどんどん上昇しますが、ある量まで達してしまうと、逆に効果がどんどん下がっていくという現象が起こるのです。

1日のCBD摂取量が1500mgまで達すると、そこをピークにその後は摂取しても効果がどんどん下がっていくと言われています。


この有効性が上がり続ける訳ではないことがCBD単独で摂取することの弱点でもあるのですね。

実はCBDのみに限らず、他のカンナビノイド(CBGやTHCなど)でも同じことが起こります。単体のCBDや単体のCBGなどを取り出して使用するよりも、大麻草から直接抽出された植物エキスのほうが、様々な成分が相互に絡み合ってより効果についてパワーを発揮するのです

このようにCBD以外の他の成分の力を借りることで、様々な成分が相互に関連しあって、お互いの成分の力を最大限に引き出してくれます。

このことを「アントラージュ効果」と呼びます。

※アントラージュ(entourage)とは、フランス語で「取り巻き」を意味します。

ちなみに睡眠を助けるのはCBD-N、骨の成長を助ける効果、アルツハイマーを防止する効果があるのはTHC-Vであるとの研究結果も出ています。CBDもTHCとセットで摂取する方が効果的とも言われていますね。
CBD以外のカンナビノイド類、テルペン類やフラボノイド類などの成分が混ざっていると、CBDの効果もより高まるのです。
つまりCBDの周りに「取り巻き」がたくさん存在する方が
さらに良いな結果を生むというわけで
す。


◉化学汚染された大麻(ヘンプ)から抽出されるCBDもあ

アメリカでもCBDが普及するにつれて粗悪品も出回るようになっています。そもそもCBDには、カンナビスから抽出されたCBDとヘンプから抽出されたCBDの2通りがあります。

カンナビスとヘンプは、同じ大麻草の植物ですが種は違います。ヘンプは産業用(繊維など)に栽培されてきたもので、そもそも人間が摂取する為のものではないのです。アメリカでも海外で栽培されたヘンプを輸入し、そこから抽出したCBDが流通していますが、大麻の栽培方法について何も規制がされないまま抽出されたCBDが販売されています。

当然ですが、なかには農薬、化学物質や石油などに汚染された産業用大麻(ヘンプ)から抽出されたCBDもあります。

このような不純物が多いCBDは、当たり前ですが効果も低くなります。

大麻は栽培するのがとても簡単な植物です。
寒い場所や暑い場所でも大麻草は強いので育ちます。
なので、たとえ土壌が化学薬品などで汚染されたりしていてもしっかりと育つのです。
低コスト、安い費用で栽培ができる植物が大麻です。
ということは、大麻を適当に栽培しても育ってしまうということになりますね。

◉CBDの摂取量について、自分に適した目安はあるの?

自分自身にとって最適なCBDの量はどれぐらいなのでしょうか?
初めてトライする人は、特に不明なところですよね。

実は最も適したCBDの分量を見つる方法はただひとつです。

それは

「少量から試して、ゆっくりと増量して効果を見極める」こと。


まずは少量(3滴ほどでも可)のCBD分量から始めてみて、心や身体がどんな風になるのか、その変化を感じて客観的に観察してください。そして同じだけの分量で数日続けてみてください。

そして翌週からは、少しずつ増量して摂取するようにしてみてください。その間ずっとCBDに対してどのような反応をしているのかを客観的に見るようにしてみてください。

効果が出てきたと感じる分量があなたの推奨摂取量になります。

人によっては、少量が最適である場合もあり、逆に多い分量で良い効果を得る人もいらっしゃいます。

「少量から試して、ゆっくりと増量して効果を見極める」方法は、低血圧の人でも安全に始めることができます。

しかし、現在何かしら薬を摂取している人は、CBDが肝臓による通常の薬の分解に影響を与えるかもしれないことを念頭に注意してください。
CBDは肝臓酵素を妨げて、特定の薬の分解を防ぐので、そこは気をつけるようにしてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?