見出し画像

何者でもない。

昨日、『レディ・プレイヤー1』を見てきた!
映画を見るのは久しぶりで、映画館も3年?4年?ぶり。

結論から言って、最高だったー!!!

舞台は2045年。人が、リアルの世界よりも、
VRで体験できる、何でも叶う世界(ゲーム)に夢中になっていて、
リアルよりその世界の中の生活が、彼らの希望で生きがいになっている。
という物語のスタート。

ちょっと脱線します。

 *

仕事ってどうしても人生に大きく関わってくるものだから、
わたしが採用のコピーを書くときに、どんな会社のどんな仕事においても、いつも共通してぼんやり考えることがある。

人はみんな、「今とは違う何者かになりたい」
と、思っているものなのかもしれないなぁ。

みんなというか、ただ単に自分が、時々そう思うだけのことかもしれないけど。そういうことを考えるときは、なんかセンチメンタル。

 *

映画の感想はさておき。

「現実とは違う、誰もがなりたいものになれる世界」に人が夢中になる姿。でも現実の世界は、いつも通り退屈でうまくいかなくて。仮想世界でどれだけ喜びや生きがいを感じても、リアルは全く変わらない、今までのつづき。

そういう映画の物語を見ていて、
「あーそっか。アメリカの人も、みんな何者かになりたいものなんだなぁ。」
ていうか、
「スピルバーグがそういう世界観を描くっていうことは、たぶんかなり、とても多くの人が、今の自分とは違う何かになりたいと願ったり憧れてるってことなんだろうなー!!」と思いまして。

「何者かになりたい」は、きっと世界共通で、それが普通なんだとわかったら、なんだか妙な安心感がやってきて。「何者かになりたい熱」が冷めたわけです(笑)
まぁそもそも、何者にもなれないんだけどね。


ザ・エンターテインメント!な映画を見て、
何者か的なセンチメンタルは、なんかもういいや、自分でいく。
と思ったお話し。

あと、これからはもっと、
映画館で映画を見ようと思ったよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?