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己の顔と向き合うために

《ダンディー》になりた~~~~い!!!!

という願望を抱えてテイストスケール診断を受けてきました。

※ダンディー = テイストスケール診断22分類のうちの一つのカテゴリ。下記フェミニンも同様。


結果は真反対の《フェミニン》だったけど。


今回のテイストスケール診断の備忘録と感想文をしたためておく。以下注釈を読んでからこの先お進みください。


※あくまで個人的な見解です。

※診断内容はパーソナルなものです。このnote内で触れられる特徴があなたに当てはまったとしても《テイストスケール:フェミニン》とは限りません。自分の結果が知りたい方は受診をオススメします。

※もはや私による、私と居もしないこづかマニアのための内容です。期待はせずに。

※テイストスケールのカテゴリ名や要素を注釈なしに使ってます。手元にテイストスケールの図面を用意して読んで頂けるとより分かりやすいです。テイストスケール初心者には優しくないつくりですが、これを機に興味を持ってくれたら嬉しいな。



◆受診前(テイスケ理解度:10%)

PCPD骨格顔タイプを受けたけど漠然と解決していない疑問がある気がして&興味本位でテイストスケール診断(以下テイスケ)を受けてきた。イメコン賢者の塩鱈さんがテイスケを受けていたのを見て最終的に受診を決心。(塩鱈さんいろいろと教えてくれてありがとう!)

テイスケはPCと同じく顔にドレープを当てて診断。22タイプのいずれかに分類される。散々目を背けてきた自分の顔への理解度を深められるかな?というワクワクと同時に、私にとっての永遠の課題『顔と体のイメージのギャップ』が解消されるか不安だったので事前に質問としてメールで送付。

事前予想では右上属性(洗練感:ノーブル・ソフトモダン・ソフトエレガント)かな、と。顔タイプソフエレだし、カラフルよりもカラレスかな?あとは今悩んでいることが解決すればいいな~~新しい診断楽しみ~~と思いながら当日を待った。


事前予想で「マスキュリン(下属性)はない(だろう)けど寄せたい。」とメモがあって、括弧の中に捨てきれない希望を見つけて泣いた。あなたのその願い、無事成仏しますよ。



◆受診当日(テイスケ理解度:65%)

気持ちの高まりが抑えられなかったのでお馴染みのCOSに行って気を紛らわそうと思ったら欲しかったコーデュロイのシャツがあってニッコリ即買い。私は何のために外出したんだ。


戦利品を抱え無事会場に到着、受診開始。

最初に事前の質問について説明があった。


Q.「顔と体のイメージのギャップに悩んでいます。」

A.「骨格・体は顔に出る。顔に合う服装をしましょう。」
診断は顔で行う、背の高い低いは関係ない。例えば背の低いダイナミックさんもいらっしゃるが、そういう方は大柄が似合う。
う~~~〜〜〜~ん、なるほど。言いたいことはわかる。確かに。ひとまず飲み込もう。そこは臨機応変にね。


テイスケの流れについては既にTwitter上でレポをあげているので、ここからは個人的に衝撃を受けた先生の言葉と副音声をお届け。


の前に簡易的に図面を説明

上:フェミニン(曲線的)

下:マスキュリン(直線的)

左:ダイナミック(鋭角的)

右:スタティック(鈍角的)

これを踏まえてどうぞ。



先生:「(ドレープを当てながら)(図面で)ないかな~」

私:「そうですね、、、、(ですよね!!!!わかってましたけど!?全く無しですかね!!ねえ!!?!!)」

★初っ端から希望を打ち砕かれる。憧れのあまり願望が捨てきれず諦めがつかない様子。診断時は自分の主張もいいけど先生の言葉をまずは飲み込もうね。情報を処理するのに落ち込んでいる暇はないぞ。


先生:「カラレスよりはカラフル動きもあったほうがいい、柄は小さくコントラスト程度で。」

私:「へ~~~??(思ったよりも動的なの、?カラフル??コントラスト???)」

★事前予想を完全に裏切られる結果に!思い込みって怖いね。自己診断なんて一番あてにならん。


先生:「ベビーフェイスですね~」

私:「あ~~〜はは、そうなんですかね、、、(あああああああああああ)」

★受け入れたくない言葉を言われたとしても冷静に。この後ずっと「ベビーフェイス」という言葉が頭から離れられなかった。


先生:「ピンクとかレースとかお似合いですよ」

私:「、、持ってないですね(ピンク、、、レース、、、、)」

★言葉を表面的に捉えないように!使い方次第でかっこよくもなるよ。今は心に留めておいて先に進もう。



と、まあ、診断って本当に新しい自分に出会えて楽しいよね。久しぶりに自分の思い込みを容赦なくぶち壊されるいい体験をしました。

診断の時点でなんとな〜く自分の結果はわかる。この時はフェミニンかロマンティック、頑張って(頑張って?)ソフトカジュアルが候補。さあどれでしょうか、結果が出るまでのお楽しみ〜〜〜


診断中は混乱を極めていたけど、よくよく考えてみたら「ギンガムチェックや甘すぎないレースの服持ってるな~」とか「カラレス予想だったけど、普段は色入れたりモノトーンでもコントラスト入れないとイマイチだよな~」とか後に納得することは多かった。



◆受診後(テイスケ理解度:90%)

受診から二ヶ月弱後、結果と共に提案書が送られてきた。この提案書、説明とその名の通り提案が載っているんだけど、これが、本当に、素晴らしかったです。先生の説明の仕方や提案内容がまさしく個人(パーソナル)のためのもので感動した。

自分も今までイメコン診断を散々受けてきているので、「自分が今何に悩んでいて」「どこを疑問に思っていて」「どういう質問をしたらいいのか」がわかっていたからバンバン質問した。この返答で今現在のほぼすべての謎が解決。あとは試行錯誤して理解深めるのみ!己への理解度が高まってきている状態だったからもあるけど、今までで一番パーソナルな診断を受けたと感じた。イメコンって奥深いね。



◆顔と体のイメージのギャップは解決したの?

診断中は「体・骨格は顔に現れる論」に対して「まあそういうことにしておこう」とか偉そうに思ってたけど、今はすっかり納得している。

というか、私がカテゴリ(フェミニン)を表面的なイメージでしか捉えていないことが原因だった。

フェミニンは淡い色合いのふわふわしたイメージ。もちろん間違いではないけど、これをコーディネートに活かすとなると理解度が足りない。

他のイメコン診断はこのカテゴリ(属性)におすすめのアイテム、苦手なアイテム、とアイテム単位での提案が多く、自属性の苦手なアイテムは取り入れにくい印象に対して、テイスケではさらに粒度が下がって要素(色・柄・形・素材)単位で提案を受けるので、より服選びに対して実用性が高いと感じた。

第一段階として好きな服装はそのまま、配色やシルエットに《テイスケ:フェミニン》要素を入れてみよう。

一般イメージの淡いふわふわではなく、体(骨格ナチュラル)に合った厚手の重たい生地は明度上げて軽く見せたり、シルエットでフェミニンを意識しよう、ということ。肩幅あるしっかりした体に似つかないであろうフェミニンという言葉だけど、《テイスケ:フェミニン》を無理なく取り入れる方法(要素)はいくらでもある。今回学んだ。まずは配色やシルエットを合わせてみようね。これからも自由気ままにコーディネートを組む予定だけど、色や装飾に対する考えが変わったので本当に楽しみだよ。

自分が顔側(フェミニン)に偏見と苦手意識を強く持ってしまっていたけど、顔側の可能性を学んだことで顔と体の両方を活かしたコーディネートが見えてきましたね。


◆その他諸々感想

・祝 盛りの方向性見えました

コントラスト中強度ということで完全なる無装飾、ワントーンコーデは少し物足りないらしい。ネイビーフルレングスのTシャツワンピ持ってるけど、布量が多く足の付け根で切り替えがあるからしっくりくるんだな。自分にはシンプル耐性があるもんだとばかり思っていたからアイテム選びの幅が広がった。ま、これはある意味「動きが必要」なPDナチュラルに通ずるものがあるのかも。


・ベビーフェイス

これはね、昔からちょくちょく言われていたことでね、、自分が好きな方向と逆をいくようでどうにも受け入れがたかった、、、昔からかっこいいものが好きだったから余計嫌だった。だからこそ《テイスケ:ダンディー》に憧れていたんだよね。今回はどうやらベビーフェイスかつおとなしくはないこの顔を受け入れる良い機会なんでしょう。これも先生の提案内容のおかげで、好きとベビーフェイスの両立が可能なことに気付いたから得た機会だ。今まで無視したり髪型で無理やり寄せていた分、顔を含めたコーディネートをするのが楽しみだ。一歩前進。


・ちなみに

テイスケ:フォーマル》の要素もあるんだって。やっったね。診断中の先生の言葉で引っかかっていたものがあったので後ほど質問してみたら(諦めが悪い)、色やシルエットなど少し取り入れ可能な要素があるそう。なるほど納得、るんるん~

追記:このフォーマル要素、落とし込んでいくと己の理解にかなり重要なものであった。提案書でもサラッと触れられており、先生の頭の中にしかない通過点だったけど、ここを理解できたおかげで消えた謎がある。


・テイスケってさ、

面白いね??テイストスケールの図面って本当にうまく出来ているんだな~~って感心した。図面を4枚(=要素)重ねた形となっているから一つの座標点からいくつもの要素が得られるんですね。あと、図面上で離れたカテゴリを持ち合わせている方もいるそうな。これも上記理由から似合う要素がどこに位置しているか、で無数の掛け合わせがあるんだろう。

自分に取り入れるにも色・柄・形・素材があっていろんな方法があるし、診断中に先生が「小物でもいいから取り入れると自分の座標点に近づくよ」と仰っていたので、苦手な色・アイテムもすこ~しずつ挑戦してみようかな。ピンクとか、ピンクとかね。




本当に受けてよかった~~~~~~!!!

2020ベストバイはテイストスケール診断でした。

イメコンってやっぱり面白い。テイストスケール診断がもっと広まりますように。