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[Oaiko]The Over Sensation interview


来歴

滋賀出身の4ピースロックバンド。

2018年 11月 活動開始
2019年 11月 自主企画 『超感覚』開催
2020年 2月 1st Single "プロパガンダ" リリース
2020年3月 前ギター脱退
2020年6月 現ギター(今西)サポート開始
2020年 10月 2nd Single "NOROSHI" リリース
2021年 1月 自主企画 『超感覚』開催
2021年 11月 1st EP "dogs" リリース滋賀
2022年 12月 Digital Single "蛍" リリース
2023年1月 自主企画 『超感覚』開催
2023年2月 Digital Single "オールドスクール" リリース

・メンバー

Gt.岡本/ Sup.Gt.今西 / Ba.Vo.川口 / Dr.杉江

インタビュー

・バンドの始まりについて

2018年に活動開始とありますが、どのような流れだったんでしょうか?

杉江「高校卒業して、4月からオリジナル曲を作り始めました。ライブできるくらいの曲数ができたタイミングが11月頃で、そこから活動し始めました。」

ー高校の同級生ということで、高校時代ではオリジナル曲制作や、学校外での活動はあったんですか?

川口「滋賀の軽音の大会で一曲作ったり、とかはありましたね。今とは全然違う曲でした。」

ー高校卒業した当初は、どんなバンドをやりたかったんでしょうか?

川口「元々は、青春パンクっぽいのをやりたくて、当時はFoever youngみたいな感じの曲をやってました。ガチガチにやるというよりは、曲作って、地元のB-FLAT出れればいいなと思ってたくらいです。」

ー僕個人的に滋賀には良いバンドが多いイメージがあるんですけど、高校生だった当時、滋賀のバンドシーンに影響を受けていましたか?

川口「そうですね。僕ら世代の滋賀の高校生で、climbgrowとかWOMCADOLEを聴いてない人ほとんどいないと思いますね。」

杉江「滋賀でのバンド数もそこまで多いわけじゃなかったんで、必然的に影響受けてるって感じでしたね。」

・曲作りや音楽性について

ー自分たちの良さや、アピールポイントは何だと思いますか?

川口「ロックであり、パンクであり、ハードコアであるところ。」

岡本「川口の作る楽曲がとても良いです。ハードコアやパンクなどから影響を受けた新しい音楽ジャンルだと思います。」

杉江「メンバー個々の好みやルーツが異なり、それが逆に互いの刺激となっている部分が強みだと思います。」

今西「ボーカルの声や作ってくる楽曲のセンスがとても良くて、それをメンバー達がうまく消化してより楽曲の良さを際立たせていること。」

ー楽曲は普段どのように作ってるんですか?

杉江「川口がほぼですね。形を持ってきてくれて、それをスタジオで合わせるって感じですね。」

川口「そうですね。タブ譜を作れるアプリみたいなのがあって、それで作ってます。」

ー全楽器を川口さんが打ち込んでから、メンバーに渡すって感じですか?すごいです。川口さん以外がデモ持ってきたりすることはないんですか?

川口「そこから、スタジオでみんなにアレンジしてもらってます。」
杉江「ドラムのフレーズ僕がちょっと打ち込んだり、とかはありますけど、実際9割くらいは川口だと思いますね。」

ー全員音楽の趣味がバラバラで、それがバンドとして良い働きしてるとありますが、その辺は実際どう感じますか?

杉江「言い方難しいですけど、みんなバラバラの中でも、何か一致して全員好きな部分があって、そこを大きくしていく、みたいな感じだと思います。」

川口「僕が曲を作るので、僕が好きなものを、みんなに受け入れてもらう、みたいな感じなんですかね。メンバーそれぞれここが好きそうだな~って要素を考えて、作ったりもします。だから、それぞれ好きな音楽持ってくれてるのはバンドにとってプラスだと思います。」

杉江「天才やん。」

岡本「僕が中学の頃とか、RAD、ワンオク、UVERworldとかしか知らない普通の奴で、今の音楽性とかはほぼ全部、高校で出会った川口に教えてもらったものなんで、川口が作ってくる曲は、必然的に好きというか、自分の中でお気に入りですね。もう遺伝子レベルで影響受けてる感じなんで、、(笑)。もちろん自分の好きな音楽は在りつつですけど、今ハマって聞いてる音楽は、ほとんど川口の影響からのものなんで、弾いてても楽しいです。」

ー実際バンドをやっている中でも、個人としても、影響を受けたアーティストや曲を教えて下さい。(文面で教えて頂きました。)

川口「コード感はストレイテナー、構成はthe band apart、マインドはrocket of the bulldogsです。」

岡本「バンドでは、THE FOREVER YOUNG、Rocket of the Bulldogs。好きなギタリストは、イマイアキノブ、生方真一です。70年代、80年代の洋楽や日本のシティポップやロックバンドも好んで聴きます。」

杉江NOA - Ugly 
ドラムフレーズの緻密さ、秀逸さに衝撃を受けました。
初めて完コピしようと頑張ったのも印象深いです。

And Protector - twilightV
APの楽曲含め活動の仕方やマーチなど、あらゆる面においてリスペクトしています。

Gremlin - Layra
4年前の対バンで観たライブが本当に格好良くて、めちゃくちゃ人見知りだったのですが初めて共演者に話しかけに行きました。
メンバーの方にTiny Moving PartsやAmerican Footballを教えてもらったのをきっかけに、ミッドウェストエモ、エモリバイバルと呼ばれる音楽があることを知りました。今の音楽的嗜好にもかなり影響されています。第一回目の"超感覚"にも出演していただきました。

高校にあがるまで、バンドには殆ど触れてきませんでした。軽音部に入ってからボーカルの川口に教えてもらい、色んな音楽を知った感じです。それまでは両親のカーステで流れていたJ-POPや、中学時代はボカロやアニソンを聴いていました。当時の環境のおかげで、見境なく色んな音楽を聴くようになったと思います。」

今西「the cabs . radwimps」

ー川口さんが曲を作る時に、The Over Sensationの軸があって作っていくのか、自由にその時作りたいものを作るのか、その辺り意識していることはありますか?

川口「結構自由に作ってると思います。スタジオで形にして行く段階でオバセンぽくなっていってる感じですね。」

ー今までの活動の中で、音楽性的な変化は感じますか?

川口「そうですね、やっぱりその時ハマっている音楽にめっちゃ影響受ける節はありますね。一番新しい曲は、海外のemoバンドっぽい影響受けてます。」

ーThe Over Sensationの中でお気に入りの曲は何ですか?


川口「ただひたむきに。ギターのリフと歌詞がシンプルで個人的に気に入っているから。」

岡本「オールドスクール。やはり最新の楽曲は弾いていても聴いていても新鮮で好きです。」

杉江「オルタネーションです。叩いていて一番楽しいので。ライブでもお客さんから反応を貰えることが多い曲なので気に入ってます。ただ演奏がむずいです。」

今西「対流圏。ライブで演奏をしていると一番熱くなるので。」

・ライブについて

ー最近、The Over Sensationのライブでバンドとしてでも、メンバーそれぞれでも、何か意識していることなどあれば教えて下さい。

杉江「ざっくりなんですけど、最近は、しっかり演奏する!を意識してます。今もってる力を全部ぶつける、って感じです。丁寧に演奏しすぎても、気持ちが乗ってこないとかあると思うので、そこの塩梅とかは意識してますね。」

川口「その日呼んでくれた人とか、バンドがどういう経緯で呼んでくれたかを把握している日は、媚びるわけじゃないですけど、その人の為に演奏する気持ちでライブに望んでる気がしますね。MCであったり。」

岡本「最近、今西さんのギターが物凄くかっこいいです、って言われた後に僕なんも言われない事が多くて、、(笑)今西が褒められるのを横耳で聞き流すことがないように、最近はどうにかして目立ちたい、どうやったら目立てるか、を模索中ですね。とりあえず目立ちたいです。」

今西「僕は今西さんかっこいいなーって言われるように頑張ってます」

・バンド活動全般について

ーいざThe Over Sensationが活動を始めてから、短い期間でコロナ禍に入ってしまったと思うんですが、その時は何をしていましたか?

川口「その頃メンバーが1人抜けたタイミングでした。それと同じタイミングで、仲良かったBlume popoも活動休止になり、僕らも活休みたいな感じだったので、今西にサポートしてもらってました。ライブは月に1.2本くらいだったし、滋賀からも出ませんでしたね。その影響で、dogs-ep以降はコロナ真っ只中に作った楽曲が多いので、自然と歌詞が内向きと言うか、内省、インプットみたいなイメージが強い楽曲になりました。今後はアウトプット!みたいなイメージの楽曲が作れたらと思います。」

ーなんでもいいんですけど、バンドとしてやっていく上で大事にしているものを教えてください。

杉江「バンドなんで、メンバーへのリスペクトは待たないとダメだなと思うんで、そこは大事にしてますね。自分と趣味が違くても、受け入れるというか。」

川口「他のバンドとの関係性というか、関係の作り方みたいなところはみんな気を付けてると思います。」

岡本「ステージから降りた後も、かっこよくあり続けたいですね。かっこいいって言われたことがないんで、とにかくカッコよく思われたいです。」

今西「バンドは一人じゃないんで、バンドとしての活動を終わらせたらいけないなというか、みんなで楽しくやっていけたらいいな、と思ってますね。」

・今後の活動について

川口「自主企画は一月に初めて東京でやらせてもらって、今後も年一くらいでできたら良いねって感じで考えてます。なので、年一回の自主企画を軸にして音源つくったり、やっていけたら良いなと思ってます。一年前くらいから滋賀以外でライブすることが多くなってきてて、最近は逆に地元が少なくなってきてるんで、もう一回立ち返るタイミングは欲しいなと思ってますね。」

ー色んな活動の仕方があると思うんですけど、バンドとして、やっぱり自主企画が盛り上がる事は最高なことですし、それが軸にあるんですね。

川口「ゆくゆくは、滋賀でも東京でも呼べるようになれば良いなと思ってます。」

杉江「バンドなんで、曲いっぱい作っていっぱいライブして、ツアー回って、ってしたいですね。というか、しないといけないなって思ってます。普段のブッキングのライブも、優劣はつけられないですけど、自主企画と同じくらい大事だと思ってます。」

岡本「関東といいつつも、今はほぼ東京だけなんで、神奈川、千葉、とかにも行きたいですね。あとは、全国各地で活動して、あれってオバセンの岡本さんですよね?って街中で一回でも声かけられるのが目標ですね。」

ー岡本さんの目標は一貫してていいですね(笑)

岡本「目標というか憧れですね。自分の好きなバンドとか見てて、思っちゃいますね。かっこいいって言われたことないんで」

ー自主企画でブッキングしていく上で、こんなバンドを呼びたい、こんなバンドとやっていきたい、などありますか?

川口「音楽ももちろんそうですけど、人となりは結構気にしていると思います。」
杉江「やっぱり、一回ライブ見て、かっこ良かったバンドですかね。」
岡本「いつかはお客さんがおじさんばっかりの、超アンダーグラウンドな感じのやつやりたいです。」

ーこれは個人的に気になるテーマなんですけど、バンドやってて、関東と関西でどんなところに違いを感じますか?

川口「お客さんとバンドの熱量みたいなものが、完全に逆な気がしてて。関西は、バンドがするMCとか煽りに、お客さんが乗る、って感じが多い気がして、逆に関東はさらっとカッコよく歌って、お客さんがそれに自発的に乗る、みたいな。真逆とはいかないですけど、その辺り結構違う感じがしてます。」

岡本「確かに関東のほうがさらっとしてますよね。関東は長髪でキレイなパーマかけてる人が多いですけど、関西はバンドの中に短髪はいて、ちょっとがむしゃらな感じが多い気がします。」

川口「関西はハングリーな感じで、関東は秘めた闘志、みたいな感じがします。」

・今回の「Oaiko vol.3」について

ーOaiko vol.3で楽しみな対バン相手など教えて下さい。

岡本「soccer.以外ほとんど知らないんで、初見のバンド多いからこそ、めちゃめちゃ楽しみです。」

杉江「全バンド聞いたことあります。その感激と記録、ブッキング来た時は存じ上げていなかったんですけど、知って聴いてみてから、最近めっちゃ聴いてるんで、すごい楽しみですね。」

今西「僕もその感激と記録、楽しみですね。元レイラのベースのうすしおさんが最近正規メンバーとして入ったみたいで、久々にうすしおさんのベースが見れると思うと楽しみですね。」

川口「僕も正直全然聴いてないんで、、(笑)初見として楽しみたいです。」

[INFO]The Over Sensation

Twitter→tos_shiga
Instgram→@theoversensation

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About Oaiko

「Oaiko vol.3」

Ticket (TiGET):https://tiget.net/events/239897

2023.5.13 (Sat)
下北沢近道 『Oaiko vol.3』

open/start 17:30/18:00
adv/door ¥2900/¥3,400(+1D)

その感激と記録
soccer.
tiny yawn
The Over Sensation
Carpenter'sBlue
年齢バンド

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