見出し画像

なんだって?ライフコーチとして稼いで独立したいって?


あー、わかるよ。コーチとして生きていくことに挑戦したいっていう衝動。そうだよね、人の人生を対話でサポートしながら自分も理想の人生を作っていく、最高だよね。

今のどんなことを企んでるの?今勤めてる会社を辞めてライフコーチとして独立したいんだね。オッケーオッケー。その相談はめちゃめちゃ得意だよ。

クライアントさんたちにもそういう人多いし、俺も独立して8年ライフコーチで飯食ってるし、全国各地にクライアントさんができるようになって地方移住したから、経験談でよかったら伝えられるよ。

まあ、あくまで俺の独断と偏見に基づいた話だけどね。それでよかったらちょっと話していくから、まあ聞いてってよ。






副業でどのくらい稼げたら独立できそう?


ライフコーチとして食っていこう、独立しようって考えたぐらいだから、「年間でこのくらいの売上は欲しいな」って計算したと思うんだよね。

ほとんどの人が「今の会社と同等か、それよりちょっと下がるくらいのお金がライフコーチで稼げたら独立したいな」って考えるんだけど、君はどうだろう。当てはまってるかな。

中には「どうせ独立するんだったら今の3倍は稼がないとやってられないよ!」って野心メラメラの人もいるんだけど、俺の経験上そういう系の人はコーチングの領域には少ないね。

お金に興味があるというより、生き方そのものに憧れを抱いている人が8割くらいな気がする。

そもそもお金を稼ぎにくい分野ではあるしね。

コーチを目指している人の中で稼げている人って本当に一握りっていうのもなんとなく知ってはいると思うけど、あれはなんでだと思う?

結論ね、コーチングって「コーチングできるだけで稼げるような分野」じゃないんだよね。

コーチングってあくまで「コミュニケーションの技法の一つ」だからさ、「コーチングできます!資格あります!」って言っても、「で、あなたはコーチングを使って何ができるの?」っていうところを問われちゃうから、そこに答えられない状態の人は稼げない。

というよりコーチング単体では「稼ぎようがない」が事実だよね。


コーチングで稼いでいる人が何をしているかっていうと…

じゃあコーチングで稼いでいる人が何をしているかっていうと、「コーチングを使って何かしらの価値を提供している」わけなんだよ。

この『何かしら』が大事で、俺みたいに起業をサポートする人もいれば、夫婦関係の改善とか、キャリアアップの支援とか、それぞれの分野で価値提供する手段としてコーチングを使っている感じね。

だからコーチングで稼いでいるって言っても「コーチングの知識を学んで稼いでいる」ってわけじゃないんよ。

ここ、勘違いしている人が本当に多いんだけど。稼ぐ力のある人がコーチングの知識を学んで稼ぎをブーストさせてるケースは結構見るけどね。

コーチングを学ぶことがゴールになってる人が結構多いね。だから、コーチングで稼ぎたいなら「コーチングをどう使うか」っていう部分を考えたらいいよね。

お客さんは別にコーチングの知識を求めてるわけでも、コーチの技能にうっとりしたいわけでもないからさ。

そこを忘れちゃうと稼げないし、逆にそこがしっかりわかってたら自ずとやるべきことって明確になってくると思うから、覚えといてよ。


稼いでいく人はスタートから違う

あ、ライフコーチで稼いで会社辞めたいんだったね。

いくら稼いだら会社辞めれそう?

多くの人が今の収入と同じくらいかちょっと下くらいって答えるんだけど、実際に独立して稼ぎ続けてる人ってその時点から言うこと違うんよね。

むしろそうやって「一定の収入を超えたら」って考えてる時点で、ちょっと独立は厳しいかもしれない。

それがなんでかって話をする前に、稼げる人がなんて答えるか、言うね。


「0円」



ごめん、ちょっと質問が意地悪だったかもしれないね。

でも稼ぐ人ってみんなこう言うのよ。「会社辞めるのに必要なのは収入じゃなくて辞表でしょ?」って。

そもそもね、起業を現実的に捉えている人は「今の仕事を続けながら同じ金額を稼ぐことがどれだけ難しいか」ってのをわかってるのよ。

だって冷静に考えてね、1日24時間しかないのに、フルタイムで働きながら、なんでもう1つ同じ収入の仕事ができると思ってるの?って話。

現実的に無理だよね。時間が足りない。

もちろん「副業から始めてコツコツ…」っていう考え方があるのもそうだけど、お金を簡単に稼ぐ感覚がある人はそもそもフルタイムで働かないわけなんだよね。


時給で換算してみようか

時給考えてみたらわかりやすいんだけど、平日に時給2000円で働いている人が副業で土日にちょちょっと作業して、本業の収入を超える可能性ってどれくらい?

どんなミラクル起こせばそうなるのよって。まあ、起こす人もいるんだよね。実際は。

事業をするんだから最低賃金なんてないわけよ。時給0円からスタートすんのね。

会社だったら仕事を習う時間も給料が出るけど、自分の事業の場合は給料はおろか研修を受けるお金だって自分で出さなきゃいけないわけだから、時給なんてマイナススタートだよ。

マイナスの時給を今のお給料よりも高くするためには相当な時間が必要だなって、本気で独立考えて計画立てた人は気づくわけよ。

そこまで考えることができたら、『独立』の意味合いが変わってくるわけなんだよね。


独立の定義がそもそも違うのよ

多くの人は独立を「次で食える目処が立ったらやるもの」って考えてる。

でも稼げるようになる人は「次で食える目処を立たせるための時間を作る行為」と思ってるね。


もちろん収入がないと生きていけないっていうのは当たり前のことだし、家庭があったり子供がいたりすればそこを慎重になるのはわかる。

ただ貯金があったり共働きだったりする場合は、一時的に収入を失っても別にかまわなかったりするよね。

生活費見直して、最低限必要な分だけアルバイトしても、とりあえず生きていくだけならできる。

「今と同じくらい稼がないと今の仕事は辞めちゃダメだ」って考えてる時点で、もうその日なんて一生来ないわけよ。

ちょっと厳しいこと言うかもしれないけど、「安心できる収入がたってから独立したい」って言ってる人で、独立を達成した人は見たことないね。

「給料もらいながら研修受けたい」って言ってるのと同じだもん。それって事業者のマインドじゃない。

研修っていうのは本来時給0円で、お金払いながら受けるもんなのよ。

会社っていう制度があまりにも恵まれすぎてるから勘違いしちゃってる人が多いのかもね。



起業は幸せになるための手段でしかないよ

ここまで話して「起業はやめとこうかな…」と少しでも思うんだったら、やめておいた方がいいかもね。

会社員だからダメだとか、起業してるから最高!とか、そういうのじゃないよ。

幸せの形は人それぞれだから、幸せになれるならそれでいいのよ。それで。起業なんてしてもしなくても。

手段でしかないからね、幸せになるためのね。

君がそれでもライフコーチ起業をやりたいって思うような愛すべき馬鹿野郎なら、俺は応援するよ。じゃあ一つだけヒントを。



変えるならまず生き方から

本気でライフコーチで独立する気があるんなら、まず変えるべきは『生き方』だよ。

「収入をいただけるなら働きますよ」っていうのは、会社員のマインドだから。

別にこれが悪いって言ってるわけじゃなくて雇われ人としては正しい在り方だから、勘違いしないで欲しい。

ただ自分の事業で生きていきたいなら、そのスタンスじゃ厳しいよってこと。

どうしたらいいかっていうと、「先にやりたいことをやって後から収益を回収する」という在り方で生きること。

ライフコーチをやっていきたい人は「本当にやりたいことをやろうぜ!」「一回きりの人生だから後悔のないように!」みたいなメッセージを伝えていきたい人が多いよね。

じゃあ、それをまず自分がやれって話。

今一番やりたいこと、何?




「会社辞めたい」なら辞めたらいい。収入があるとかないとか関係なく、辞めたいなら辞めたらいい。

大事なのはその生き方の方で、「やりたいことがあるんですけど、私は不安なので先が見えてからしか行動しません」ってライフコーチに、誰が背中を押されたいって思う?

ライフコーチで稼ぐってことは「あなたに背中を押されたいです!」って人からお金を受けとるわけで、どうやってその人の『ライフコーチ』になるの?

本当にマーケティング集客ブランディングうんぬんの話だと思う?

俺は思わないな。

勇気づけってコーチングですごく重要なんだけど、勇気を出してる人がやるから勇気がつけられるのであって、「勇気づけという技術」を使ったら勇気づけできるかって話じゃないと思うよ。あくまで俺の考えだけどね。


これは『希望』だと思うけどね

だからといって「勇気を出さないならライフコーチは無理ですよ!」って話がしたいわけじゃなくて、もっとライフコーチっていう生き方を上手に使おうぜって提案がしたいの。

本当にやりたいことがすごく怖いことで、それこそ「会社辞める」みたいな結構人生変えちゃうかもしれない一大決心をしなきゃいけない時に、ライフコーチを言い訳に使っちゃえって俺は思うのね。

「本当は仕事辞めない方が経済的にはいいし、多分辞めたら損すると思うんだけど、ライフコーチやるんだから直感に従わないとしょうがないよね…」

「本当は今旅行なんてできる状態じゃないんだけど、ライフコーチだから経験積まないと話にならないしね…」

「ライフコーチだから仕方ないよね…」

「普通じゃあり得ないことをしてるんだけど、ライフコーチとして生きるならむしろ挑戦しないと不自然だしね…」



このくらい、ライフコーチっていう立場を上手に使って欲しいなって俺は思うよ。俺自身もよくやるしね。

ライフコーチじゃなかったらこんな車必要ないし…カメラいらないし…パソコンいらないし…本当は欲しいけど買う勇気がないものを全部これで買うわけだから、そりゃ楽しいよね。

ライフコーチは最高の言い訳。全部経験に変えて仕事に生かすんだから、何をしても何を辞めても何を買ってもいいの。

だってライフコーチだから。
直感に従う勇気の重要性を説く仕事だから!



ライフコーチは人生から試されている

今日の話が少しでも参考になったら幸いだよ。生き方なんだね、ライフコーチ起業っていうのは。

やりたいこと、全部やっちゃえよ。

やめたいこと、全部やめちゃえよ。

で、やっちまったあとに、大損こいた後に、清々しい気持ちで、「やっちまったものは仕方なし、これを仕事に変えるのみ」と淡々と行動すればいい。

そんな姿に背中を押される人がいる。それが将来のクライアントであり、ライフコーチとしての活躍の場。

ライフコーチは常に試されている。
何からって?人生からだよ。

君の人生にとって本当に大事な決断をやり続けていれば、お客さんとは勝手に出会うようになってるから。

自分が幸せになることを後回しにしてはいけないよ。ライフコーチとして生きるなら、ね。

「あなたならできると思いますよ!」って将来の君は言うんでしょ?

だったら今の自分にも言ってあげたほうがいいんじゃない。

今の自分を信じることができなくて、どうして将来のお客さんのことを信じることができる?

試されてるんだよ、人生から。
今日あなたはどう生きたか。

その積み重ねでしか、ライフコーチという仕事は成立しないんだ。


愛すべき馬鹿野郎たちの健闘を祈るよ。
起業に必要なのは少しの勇気だ。
難しいことなんていらんのよ。


以上、偏った人間の偏った意見でした。
真に受けないように。



ーーー

記事を読んでいただき、ありがとうございました!

記事がよかったらスキやアカウントのフォローをよろしくお願いします。

【おはなし屋なおとのプロフィール】

生き様で経済を回せるライフコーチの育成|起業8年目のライフコーチです。個人向けのセッションサービスを累計2500万円以上売ってきた経験を使って、起業のコーチングをやってます。コーチングの売り方を5万字書いた有料noteを無料で公開中です⬇️

詳しいプロフィールはこちら(note)

【おはなし屋なおととLINEで友達になりませんか?】

おはなし屋なおとへの問い合わせや連絡は公式LINEからどうぞ。限定コラムなども配信しています。登録者プレゼントも準備してあるので、ぜひ友だち登録してね✌️

公式LINE→👉

https://line.me/R/ti/p/%40yxv8045g

I
D検索→ @yxv8045g


↓友達追加で受け取れるプレゼントはこちら↓
✅クライアントと出会えるWeb集客講座
(全3回の動画講座)
✅おはなし屋なおとのビジネスブログ入門
(全7回の音声教材)
✅コーチング販売のマインドセット
(16000字+プロの図解 PDF教材)
✅『起業において資格よりも大事なこと』
(限定公開PDF記事82枚)

※コンテンツは予告なく削除・変更する可能性があります。

いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。