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子どもが親にしてくれるし、顧客がプロにしてくれるんだよ


娘が生まれてから8ヶ月、思っていたよりも「親」をやれている自分にびっくりする。



生まれる前に不安だったことも、なんだかんだヒーヒー言いながら乗り越えられた。



僕が産んだわけじゃないけれど、「案ずるより産むが易し」とは本当によく言ったものだと感じている。



子どもができる前に案じたことは役に立たなかったとは言わないけれど、「考えても仕方ないこと」がほとんどだった。



育てることの大変さもそれ以上の幸せも、娘が生まれる前の自分に伝えることはできない。



「大変だけど面白いよ、興味があるならやってみなよ、君ならできるよ」
これ以外に伝える言葉がない。



この感覚は「顧客づくり」に関して伝える時と全く同じだ。
僕には顧客がいる。お客さんだ。



僕の時間を買ってくれる人がいて、僕の商売は成り立っている。



顧客ができるとその瞬間から生き方が変わる。



常に背中を見られているような緊張感が生活に走る。



背筋がピンとするような気がする。



「あの人にこんな姿見せられないな」とくじけそうな自分を奮い立たせる回数も増える。



自分に嘘をつく回数が限りなく0に近づいていく。



ふるまい全てが「顧客がいる人(=プロ)」になっていく。



子どもが自分を親にしてくれるように、顧客が自分をプロにしてくれる。



だからこの感覚はこれから商売をしたい人がいくら勉強をしてもわからない。



プロになるためには顧客を作らなければならない。



プロになるから顧客ができるのではない。



顧客ができるからプロになっていく。



鶏が先か卵が先かという話になってしまうけれど、本当にそういうことなので他にいいようがない。



「なおとさん、自分にお客さんがつくってどんな感じですか?」



あの時はなんとなくそれっぽいことを考えて答えたけれど、今聞かれたらきっとこう言う。



「作ってみたらわかるよ」



子どもができる前から親として準備ができている人はいない。



顧客ができる前からプロとして完璧な人はいない。



子どもが親にしてくれるように、お客さんがプロにしてくれるんだよ。




向き合うべきは教科書でもなく先生でもなく、目の前にいる人。



子育てもビジネスも大変だけど超楽しいから、やってみたらいいよ。



大丈夫、なんとかなるから。


以上です



追伸


すでに顧客が自分についているひとへ。次はデータを取りましょう。今いる顧客は「たまたま運よく買ってもらえただけ」と思うくらいでちょうどいいです。


「この奇跡を実力にするのだ」と躍起になってデータを集めましょう。


最初は力任せで良いけれど、一度結果が出た後は少しずつ出力を落としていくのです。今の結果を8割の力で出せるようになりましょう。スポーツと同じで、練習を繰り返すと身体が動作を覚えて、無意識でも難しい動きができるようになります。


以上です



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