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夏の北海道・ニセコ パノラマラインの絶景ヒルクライム
夏の北海道・ニセコのサイクリングシリーズ第三弾。今回はニセコひらふから、道道66号「ニセコパノラマライン」を走ってきた話です。
(第一弾の羊蹄山一周サイクリングはこちら。)
このルートはゆるやかな登りとワインディングロードが楽しめるのはもとより、遠く日本海・積丹半島まで見通せる頂上付近からの眺め、そしてニセコ近辺に宿を取っているなら「ちょっと走るだけで絶景が見られる」というのが圧倒的なセールスポイントです。
100kmも200kmも走って見る絶景もいいけど、10kmちょいちょいくらいで絶景見られるならそっちもいいじゃん?という悪魔のささやきなのです。以下がルート。
ニセコパノラマライン - ルートラボ - LatLongLab
まずはニセコアンヌプリ(山の名前)の中腹をぐるっとまわりこんでニセコ湯元温泉あたりまで走ることになります。基本的には青看板の「岩内」を目指して走っていればオーケー。
既に標高にして300mくらいの所にいるので、視界がひらけるとかなり遠くまで見渡せてテンションアップ。
平日の昼でしたが、夏休みシーズンだけあって?ロードバイクも結構見かけました。そして旅装したバイクも多め。(ヤエーを返してくれる率は低め……)
そしてニセコ湯元温泉のあたりから、本格的に登りっぱなし区間に入ります。
天へとのぼる道。
いわゆる「なんとか峠」のようなてっぺんがないようですが、ニセコ町と共和町の境界あたりが登りのクライマックスになっていました。
この看板が見えたら、もうすぐ登りも終わり。
途中で良いペースの外人さんカップルに抜かれる。「ハロゥ!」以外聞き取れず。登りで必死です。
頂上?から少し下ったら、神仙沼レストハウスで昼飯がてらの休憩です。
炎天下走ってきた体にアイスコーヒーが沁みる。タイミングによっては共和町名産のスイカやお菓子も売っているとか。
共和町で取れたイカを使ったシーフードカレー。大正義。
この神仙沼レストハウスの前からは、その名の通り神仙沼への散策路が始まっていました。紅葉の季節には水面に浮かぶ白樺と紅葉がそれはもうキレイらしいんですが(売店のお姉さん談)、徒歩約1時間と聞いて、クリートつきの靴を履いていたのでさっさと断念。
代わりに?駐車場からすぐのところにある展望台へ。
※積丹半島一周の前日だったのでウニ欲が高まってます
ここから岩内の市街地まではえんえんとダウンヒル。途中のワインディングは走っていて気持ちい良いものの、結構視界が通らない箇所が多かったので注意が必要そう。
自分は岩内に着いてから来た道を登り返しましたが、岩内の市街自体に観光スポット的な場所があるわけではないので、いっそ神仙沼レストハウスで折り返して走る距離をカットしてしまっても良いんではないでしょうか。
何しろこのコース、途中にいくつかある散策路・登山道の「紅葉の時期が最高!」らしいので、ロードバイクで走ることに拘らず上手いこと組み合わせることができたらめちゃくちゃ楽しい予感がします。
おまけ。帰りに立ち寄った高橋牧場でのカット。
この高橋牧場さんのジェラートやヨーグルトはニセコの色んなお店で見かけるんですが(ホテルの売店とかでも売ってる)、この牧場内のカフェでぜんぶいただくことができます。
個人的にはジェラートとチーズタルトが最強だと思う上に通販等で販売していないので、現地に行った際にはぜひ。ぜひ。
■夏の北海道ニセコシリーズ
・羊蹄山一周サイクリング
・積丹半島とウニを味わうサイクリング
・パノラマラインの絶景ヒルクライム(この記事)
・どこまでも続く畑と洞爺湖なサイクリング
・メープル街道の森林浴サイクリングと小樽と寿司
・ニセコ一周快走ヒルクライムと五色温泉
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