寂しがりやで甘えんぼーネット依存の女性とナンパ
あなたも、街中で待ち合わせをしているでもなく、目的地に向かっているでもなく、意味もなくスマホをいじり続けている女性を見たことがあると思います。
実際、ビッグマン(阪急大阪梅田駅下の紀伊国屋前)の前で待ち合わせをしているかに見えて、そのまま誰とも合流せずに改札へ上がっていく女性たちは思いの外多くいます。
とにかく寂しい女性たち
慣れてくると、待ち合わせをしているのか、ただスマホをいじって待ち合わせをしているフリをしているだけの暇つぶしか、割と高確率でわかるようになります。
そういう時、私は目があった女性とは基本的にお声掛けするようにしているのですが、そんな彼女たちにはほぼ100%共通の悩みを持っています。
タイトル通り、寂しいのです。
ただでさえ寂しいのに、待ち合わせの人たちでごった返しているビッグマンの前で暇をつぶすなど、自分に鞭を打っているようにも思えるのですが、この心理は私もわかります。
その他大勢の中に紛れ込んで、自分という存在を薄めたいのです。
裏を返せば、自分は周囲から浮いていて悪い意味で目立っている。
だから、寂しい。
紀伊国屋の周辺では、割と昔ながらの「へい彼女!」的なナンパを繰り返しているセミ中年のような人が実際うろついていますが、彼らがそんな彼女たちの心を開いた現場を見たことはありません。
立ち止まるどころか、振り向きもせず、むしろ寂しいはずなのに完全に拒否しています。
その理由は、この人では私の寂しさを埋めてくれない。そう、本能で相手を判別し拒絶してしまうからです。そして、ネットというバーチャルな世界の画面を見ることで、バーチャルに誰かと一緒にいるような感覚を味わいに行ってしまうのです。
就活疲れの女子大生
以前、リクルートスーツを着た女性がスマホ画面を見ながらビジネス書コーナーをうろうろ何周もさまよっていたため、様子を探ろうと近づいて行ったことがあります。
私が一旦立ち止まって本棚と向かい合わせになったところ、なぜかその女性も急に私の隣で立ち止まって「これかな?」的な動きをしたのです。
これは、私に話しかけてよ!のサインです。
そこで、急に視界に入った彼女と的確な距離を保とうというシチュエーションで、一旦彼女の顔を見て距離を測ろうとしました。すると、彼女も私の方にチラッと視線を向けたため、そのタイミングで目を合わせ(すこし、ギュッと見るように)、そして1秒ほど経った後に、無言で軽い会釈をしました。
こういう時、無視をする女性というのはほとんどいません。彼女はきちんと私に無言のあいさつを返してきたので、知り合いのように「あっ、お疲れ様です」と独り言レベルのつぶやきで声かけをしてみました。
ディスカッション形式なんて大嫌い!
この場合、無視されても大した痛手にはなりません。しかし、彼女は「あっ、どうも」と、言葉としては大したことありませんでしたが、笑顔がにじみ出ていたため、私は思い切って、「欲しいの見つかりました?」と問いを投げかけてみます。すると彼女は、「いや〜、わかんないですね!」と返してきました。
いやいや、あれだけうろうろして、急に立ち止まって「いや〜、わかんないですね!」はおかしい!
つまり、あの本探してます行動は全て演技、私の隣でかっこいい仕事のできる女性をやってみたかっただけだったのでしょう。
私は、「まだ若そうなのに、新卒の方ですか?」などと興味なさげにボソッというと、「いやいや、まだ3回です。」つまり、学生(大学3年生)ということです。
その後、話を聞いて見ると、彼女はなんとかディカッション型式と呼ばれる就活イベントというかそういうものが大の苦手で、それを得意になる情報を求めて紀伊国屋の店内を徘徊していたようです。
私に気づいて、そして話しかけて!
そして、ご多聞にもれずそのなんとかディカッション型式を攻略する情報をネットで漁り、いつのまにか何時間もスマホ画面をスクロールし続け、結局何も変わらぬまま日々を漫然と過ごし、実際そのディカッション型式を行うたびに現実に引き戻され、精神状態としては今はパニック寸前だということがわかりました。
それで、なんとか自分に気づいてもらいたい、向こうから話しかけて欲しい、チャンスを与えて欲しいと、今日も何時間もスマホ画面をスクロールし続けるように、意味のない市中の徘徊を繰り返していたと言うのです。
言うのですとは行っても、実際に彼女がそう証言したわけではなく、近くのタリーズコーヒーで聞いた話を私が肉付けして再解釈したものなのですが、とにかくネットに自分の居場所を求めるように、誰か私に気がついて、私を救ってと、街中をさまよっている女性は、私はこのところ確実に増えているような気がしています。
これは私の感覚ですが、やはりネットへの依存が強い女性は、声かけにも反応が良く、悪用すればなにか悪い商売の餌にでもなりかねないなという危機感を感じさせる女性も少なくありません。
ただ、そのアプローチが先述の「へい彼女!」的な古いタイプのナンパ師くらいからしかないのでなんとかなっているだけで、私のようなアプローチ方法をとる悪どい人がいたらと思うと、正直怖くなります。
寂しがりやの女性はかなりの割合でネット依存に陥りがちですが、それでもネット依存に専業できる人はごく少ないようです。やはり、女性は物質や力学的な力により満たされますので、バーチャルな光と音という情報だけで満ち足りるような器用なことはできません。
そして、一般に心を閉ざしているため、甘い言葉には敏感で警戒心は常に赤、警戒せよの警報が発令され続けているのが現状です。
昔より女性は寂しくなり男性への要求が上昇している
この寂しさは一体どこから来るのかといえば、まちがいなくリアルでのコミュニケーションの不足です(本当は、父親との関係を拗らせていることが多いです)。
私は、女性はありきたりな共感は同性で解決し、本当に求めたい共感は異性に解決を求めると考えていますが、そう考えると、昔より女性の心を開く難易度は圧倒的に上がっているのだろうと思えてなりません。
既存のモテテクニックの類では到底対応しきれない、深い心の闇を女性が抱えた結果、男性に求められる要求も上がってしまい、それで男女関係が昔より構築しにくくなった、そう考えることもできるのです。
私はこの点について兼ねてから調査・研究を続けており、このnote内でもそれなりに情報発信をしていますが、単なるテクニックや心理学の応用では、そう簡単に女性の心を開くことはできなくなっているのはみなさんの感覚でもそうだと思います。
情報・考察がまとまり次第、逐次記事を上げていこうと思います。ご興味のある方は是非、今後の記事配信を楽しみにしておいてください。
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