それでもやらなくて後悔するくらいならやって後悔した方がマシだと言うの

朝起きて トーストを2枚頬張る

それだけじゃ足りなくて炒飯を作った

食後に甘い物が食べたくなるけど ダイエット中につき何1つとしてお菓子はそこにない

どうしたものか

目に入ったのは食パンとマーガリン それから蜂蜜

はっと気づいた時にはもう遅い

自己嫌悪に陥る

ストレスの一言で解決するのは簡単だ

たぶん摂食障害かその一歩手前なんだろう

元々自分が精神的に通常でない自覚はある

なんらかの病名を貰うだろう

それでもあたしが病院に行かないのは ただ単に病院が嫌いなのと それを与えられたところで持て余してしまうから

残っていた食パンを半斤を食べきったところで自分に絶望して

なぜかふと思い浮かんだ

飽きたわ

毎朝起きて ユーチューブを見ながら馬鹿みたいな量の朝ご飯を食べて また今日もやってしまったと自分を嫌いになる人生に 飽きた

20年も生きていればこの世の大抵のことは知った気分になるし あたし的にはそれが十分で満足している

勉強して青春してバイトして留学して

したいことは大抵してきたし 出来ないことを望む性格ではない

平平凡凡な道を歩んできたし これからもそんな道を歩んでいくのだろう

そんな平らな何もない道の景色は いろんな人から聞いてきた

そしてそれが幸せなのだとあたしはどうも思えそうにない

残りの人生において自分が何をしたいのか

死に向かって生きるあたしには 全てがどうせ消えてしまう泡事でしかなくて

今手元にある したいこと はどちらかと言えば しなくてもいいこと なのだと悟った

14くらいの時からずっと死ぬ覚悟が出来ていた

どうせいつか死ぬのなら 幸せな思い出だけ抱えて死にたいと

そしてそれは 今 なのだと強く自負していた

20になった今 自分がその絶頂から落ちてきている自覚がある

18までしか自分の人生が想像出来なかった あの頃のあたしの感覚は正しかったのだと

この先の自分の未来が見えない分 これからの自分が幸せになる想像もつかない

あたしは今 あの時死ななかったことを悔いつつある

あと5年後 あたしはこの文章を見返して 5年前の自分を殺したくなるのだろうか