13年間ありがとう。

2021/05/10

メイが他界しました。

気持ちの整理と思い出の振り返りに手紙を書きました。

メイへ

去年書いたことを思い出しながら書いたよ。


今まで頑張ったね。
最後の1年はしんどかっただろうけど、長生きしてくれてありがとう。

僕が小学5年生の5月に出会ったね。
5月だからメイ、なんて単純な名付け方だったけど、旅立ったのも5月なので、今となっては運命的なものを感じます。

小学生の頃が一番一緒に遊んだのかな。
公園に行って一緒にサッカーボール追いかけ回したり、散歩中に競走始めたりして、楽しかったな。
散歩が大好きで「さんぽ」って声を聞くと大興奮して走り回る頭が良いのか悪いのか分からないとても可愛い子だと思って見てました。
けどここ数年は耳が遠くなって「さんぽ」にも反応できなくなっちゃってたね。

メイは食欲旺盛すぎて、散歩中に雑草や見知らぬ犬のウンチまで食べようとして焦ったよ。
お姉ちゃんが買ってきたもみじ饅頭を一箱全部食べてまん丸の体になってるのを見た時は笑ったな。
あと、スイカ半分くらい食べて薄赤い色の大量のおもらしをしたことも。
そんなメイがここ1年くらいはご飯を上手に食べることができなくて、すごく心配でした。
だから去年から、少しずつこの日が来るのを覚悟してた。

そして一昨日(2021/05/08)入院して、今日の朝に他界しました。

最後は苦しかっただろうけど、点滴して少しは楽になってたのかな。
家に帰った時に元気よく迎えてくれたメイがもういないのは寂しいですが、こうして僕の中に思い出としては残ります。

僕はこの想いを忘れず、これからもメイと共に生きます。
忘れないためにもこの手紙を書いてます。
僕が辛いとき、みんなから軽蔑されても仕方ないことをしたときもそばにいてくれたメイのような暖かさには本当に救われました。
僕もその暖かさを持った人間になります。

一緒に遊ぶ楽しさ、笑い合う楽しい時間、そばにいてくれる暖かさ、命の尊さ、たくさんのことを教えてくれてありがとう。

うちに来てくれてありがとう。

安らかにおやすみなさい。

思い出の写真