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小さな一歩から始まった10年在宅物語
私が住んでいるところのお天気マークは、「雪」。
遠くに見える山の頂上は、すでに、粉砂糖がかかったように白くなっていて、
「雪が降ったんだな」
というのが、一目でわかります。
しばらくして、窓から見える景色にも変化が。
雪が吹雪いたり、やんだり。
寒いのは苦手なので^^;
温かい部屋で、お仕事ができるありがたみを、今日も感じています。
さて。
今日は、私が、歩んできた道のりをお話ししようかなと思います。
結婚前は、会社員や、サービス業(観光ホテル)。
調剤薬局の事務などなど、人と関わるお仕事をしてきました。
でも、
結婚してからは、「おうちで働く」ことにこだわってきて……。
かれこれ10年以上、自宅に居ながら、ありがたいことに、収入を得られるようになりました。
どうして、「おうちで働く」ようになったのか。
そして、どうやって、お仕事を見つけて続けてこられたのか。
同じような働きかたを模索されている方の参考になれば嬉しいです^^
私が、自宅でお仕事をしよう!と決めたのは、最初の子どもが、お空へ旅立ってしまったから。
子ども達の成長を側で見守りたい。
親離れ手してくまでの、あっという間の時間を子ども達と楽しく過ごしたい。
そんな想いが、わき起こってきたからなんですね。
とはいえ。
「自宅でお仕事」といっても、何をどう探せばいいのか、わからない状態^^;
ただ当時「SOHO」という言葉が、出てきた頃でもあったんですね。
※SOHOとは、パソコンやインターネットを活用して、自宅など小規模のオフィスで仕事をすること。
そこで、当時、持っていたパソコンで、とにかく検索したんです。
ちなみに、そのパソコンは、デスクトップ型で、とにかく後ろにぶ厚いPC。
同世代の方は、きっと想像つくはずです。笑
探してさがして、さがしまくっていたら、女性だけが登録できる「SOHO(在宅ワーク)」のサイトを見つけて、そこから、お仕事をいただけるようになりました。
2つ登録したかなぁ。
1つは、なくなってしまって、会社名も思い出せないのですが^^;
もう1つは「キ〇〇〇〇〇」。いまだに「在宅ワーク」の募集はしているので、興味がある方は、検索してみてくださいね。
そこから、
・某100均サイトのブログを執筆(ダイ〇ーです)
・某子育て掲示板の管理人(シフト制)
・データ入力
などのお仕事をいただけて、5万円ほどの収入がありました。
今、思えば、当時はまだ、「在宅ワーク」とか「副業」という言葉は、それほどメジャーではなくって。
しかも、「パソコンでお仕事するって怪しそう……」と思う方も多かったんじゃないかな。
当時では、珍しい働き方だったのかもしれません。
それから、子ども達3人に恵まれて、自宅でお教室を開くようになり。
趣味のブログから、ワードプレスのブログで収益化できるようになり。
とはいっても、ブログも当時は、怪しさ満載でした。笑
今では、SNSの普及やコロナ禍をきっかけに、「ブログで収益化する仕組み」の認知度もあがってるので、
以前と比べたら、いい時代になったなぁ~と本当に思います。
他には、
・お教室サポート
・ブログサポート
そして今では、Webライター・SEOライターとしても、お仕事をさせていただいています。
そうそう一時期、知人の紹介で「内職」もしましたが、これは、ほんとうに割に合わなくて……^^;
これまでの経験を通して思ったことは、「好きな場所で、自分らしく働ける女性を増やしたい」ということです。
SNSを見ていると、「起業」とか。
キラキラ女性とか。
「起業して、大きく稼ごう」とか。
在宅でお仕事するなら、大それたことをしなくちゃいけないのかな?
なんて、思ってしまう投稿が目に入りますよね。
でも、そんなことは全然なくって。
パートナーの扶養内で生活できる収入を自分で得たい方もいるだろうし、
毎月3~5万円いただけたら幸せという方もいますよね。
そう。最初は、小さなステップからで良いんです。
まずは、小さな成功体験を積み重ねていくこと。
成功体験を積み重ねた先に、新しい目標がでできるだろうし、また違う展開が待っているかもしれません。
また、収入が優先……という方もいれば、
・子どもとの時間を優先させた働きかたをしたい方。
・自宅に人を呼ぶのは苦手だから、ブログやライターなど、自分のペースでお仕事したい方。
・得意なことで講座を開きたい方や教室を開きたい方。
生活環境や家族、自分のライフスタイルを大切するために、「自宅でお仕事をしたい」という方もいると思うんです。
お1人おひとり「自宅で働くカタチ」は違うもだし、違って当然だとも思っています。
今は、WebやSNSを通じて、お仕事ができますし、出会ったことがない方からも、お仕事のご依頼をいただける時代です。
おうちでお仕事をするだけではなく、学校の行事は、全部参加できて。
子ども達が体調を崩しても、会社に「お休みしま」すの連絡をしなくていい……。というだけでも、ストレスがありません^^;
朝一で、映画を観に行ってもいいし、体調が悪い日は、ダラダラと動画配信サービスでドラマを観てても、誰にもなにも言われません。
こうして振り返ってみると、「おうちで仕事を続ける」というのは、単に場所にこだわったり、収入額を競うものではないんですね。
自分らしい働き方を見つけること。
家族との時間を大切にすること。
学校や地域とのつながりを持つこと。
自分の暮らしに寄り添った仕事の形を作ること。
それらが重なりあうことで、自分も家族も幸せになれて、自分の心も穏やかでいられるのだと思います。
私もまだまだ試行錯誤の毎日ですが、これからも「好きな場所で、自分らしく働く」というビジョンを持って、一歩ずつ進んでいきたいな~と思います。