”あなた、何をしているのですか?”
突然だが、身近な存在、当たり前の習慣、何の疑問を持つこともなく”いつの間にか近くにある”。けれど、それが何なのかわからない。が、気にしない。
私はある時、考えた。
”人はなぜ?正月に神社に集まるのだろう・・・”
私は、世界中で正月になると”神社”ではないにしろ、一斉に何かしらの神社的な場所へ参拝するするものだと思っていた。しかしそれは違うらしい。
そこから私の”旅”が始まった。
幸いなことに、私の嫁は”不思議な夢”を見る能力者?みたいなので、
その夢をたよりに、まずは神社・仏閣を訪ねてみることにした。
手始めに、近所の神社に行ってみた。
神社には主祭神がいるが、その神社にはどうやら天皇が祀られているみたいだった。
”そうか、神社と言っても色々な神様がいて、それぞれの御利益を求めて人は参拝するんだったな”と唐突に思い出した。
話は変わるが、神社巡りを趣味に持つ人は必ず訪れる神社がある。
そう”伊勢神宮”である。大抵、お伊勢参りは古来から憧れるほど有名すぎる神社。king of 神社である。
ならば、伊勢神宮の主祭神は?と聞かれると、
”天照大御神”と当然の様に答えたくなるが、
答えは、No!である。
伊勢神宮はお宮の集合体である。その中にあって
大きく2つの社がある。
”内宮””外宮”だが、主祭神がそれぞれ違う。
天照大御神が祀られているのは、”内宮”(ないくう)である。
では”外宮”(げくう)は?
”豊受大神”である。
これは神社巡りをする人であれば、常識と言われるかもしれないが、
では、天照大御神とは?豊受大神とは?
突っ込んだ話になると、だんだん怪しさが増してくる。
外宮には、”マナの井戸”があるのをご存じだろうか?
和魂と荒魂がそれぞれ祀られているのはなぜ?だろうか?
内宮の近くに、猿田彦神社がなぜ?あるのか?
月読宮とは?
挙げればキリがないくらい神社1つにしても、謎だらけ・・・。
である。ただ、それは何らかの意味があって存在することは言うまでもない。
正月に人はなぜ?神社に集まるのか?
そこにも勿論意味がある。
あなたの近所にある、神社やお寺の”神様”とは?
あなたは、誰に?何に手を合わせているのだろうか?