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1万円。されど70円

2024年10月29日(曇り)

本を読む人、読まない人。
今も昔も”趣味は何ですか?”と聞かれて、”読書です”と答える人を
何となく、賢そうな人と思えるのは不思議だ。

大学時代の後輩から”面白い本ありますよ”と言われ、Amazonで検索。
私の大抵の買い物はAmazonだ。しかし、本となれば話は別だ。
私のもっぱら利用しているブックオフも本に関しては特化している。

中古に嫌悪感を除けば、中古本は驚くほど安く手に入れることができる。
たまに”おっ!”と驚くようなサプライズと出会うこともできる。

今日ネットで注文していた本を取りに行った。
(店舗受取りにすると配送料が無料になる。大抵何かのついでに店舗に寄る)店で会計を済ませると、ワゴンセールに目がいった。
”ん?”ある本に目がいった。
”論語と算盤”渋沢栄一・・・。

現在では新紙幣としてある程度顔なじみとなった渋沢さん。
当初”誰?”とほとんどの人が思っただろう。
安心してほしい、私もその一人だ。

現金支払いから、電子マネー支払いに切り替わっている今の時世に
”算盤”って・・・・。
”渋沢さん、時代は令和ですぜ。”
渋沢栄一は、一言で言えば、超有名人である。
(渋沢栄一を知らないのはリスキーだよ)

話を戻すが、その論語と算盤を私は未だに呼んだことがなく、
中田大学で”人と内容”に関しては、かじった程度の理解しかしておらず、
”読んでみよう”とは前々から興味はあった。
ただ、世界観にギャップがありすぎる人物の話は正直・・・。
かたや、偉人、かたや、変人。
渋沢さんから多くを学べるだろうが、正直・・・ね(笑)。

そんな偉人渋沢栄一の”論語と算盤”
110円なり!
(しかも自分が数えただけでも5冊はあった)
・・・・。
これは算盤を弾くまでもなく・・・激安。。。
しかもクーポン利用でオマケにもう一冊ついて
70円!

日本の新一万円札の人の本。
70円って・・・・。
少し複雑な気持ちのまま店を後にした。

今日の一言:
”渋沢さん、おいどんには今の日本がわかりません”




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