見出し画像

伝説!『アメリカ横断ウルトラクイズ』はこんなに凄かった!!


それは、台風に関する冗談ポストからだった

つい昨日(2024/8/29)、Xにこんなポストをしました。

こんな冗談をポストしてたら、本家『ウルトラクイズ』のことが気になり出しました。

思えば、『アタック25』と共に、幼少期から慣れ親しんだクイズ番組。

小さい頃は意味こそ分からなかったけど、あの早押し音や演出を思い切り楽しんでいて、テレビに釘付けになってました。

覚えたて当初は『アメリカ縦断ウルトラクイズ』と、間違って覚えちゃってました。
(なぜ縦断という言葉を覚えていたのか…)

いてもたってもいられず、ウィキペディアを…

そんなウルトラを思い返すべく、ウィキペディアを読みました。

1行目からワクワクしながら読み進め、気付けば夜更かしの時間に…。

いやぁ、なんて凄い番組だったんだろうと思いました。

どんな内容だったか、あまりに長くて振り返り切れないので、記憶に残っているものを書き出します。
(間違いがあったら指摘して下さい)

まず、なぜウルトラは放送を終了したのか、それは、テレビでよくある終了の理由「視聴率の低迷」です。

第7回をピークに、徐々に視聴率が下がっていったそうです。

ピーク時は34.5%という、当時としても驚異的な視聴率を誇っていました。
(去年の紅白歌合戦より上)

事実上のレギュラー最終回・第16回の視聴率はというと、14.6%…。

え、14.6%???
視聴率高くね???

今や一桁でも存続する番組が多い中、14.6%で打ち切りが決定するとは…。

テレビ黄金期の視聴率の厳しさを垣間見てしまいました。

ただ、一部個人ブログで指摘がありましたが、やはり司会者交代の影響もあるのかも知れません。

福留功男さんから司会者を引き継いだ福沢朗さんが担当したのは、第15回と16回の僅か2回。

ウルトラといえばトメさんというイメージが強く、トメさんじゃなきゃウルトラじゃないという印象が、根強く残ってたのかも知れません。

復活版『今世紀最後』では、トメさんが司会をしてましたね。

こんな制作苦労話が…

さて、ウルトラはアメリカに行ってクイズをしていたわけですが、アメリカへ行くには旅券が必要です。

そもそも、予選出場段階でも、たとえ東京ドーム予選で敗退するとしても、パスポートの取得が必要でした。

そして、ドーム予選を通過した人の分(成田のジャンケン通過分だったっけ???)の旅券が必要ですし、その後の渡航の旅券も必要です。

どうやって確保していたかというものも書いてあって、全員分の旅券をまず取得して、その後敗退者の分だけキャンセルしていたようです。

そんなことしてたとは…視聴者側では見当も付かないやり方ですね。

そんな、そっちこっちで製作費がかかってるもんだから、ギネスに『世界一製作費がかかるクイズ番組』として登録してあるそうです。

なおも出る「復活」「待望」…しかし

今もなお、ウルトラの復活を願う声がありますが、数百万円もかけられない番組が大多数の中、ウルトラのようなギネス記録の製作費をかけるなんて…。

たとえ視聴率が良かったとしても、予算上でもう無理です。

万が一、予算が出来たとしても、昨今の雇用の状況的に、有休を渡航分取るとか、ましてやこのために会社を辞めるとか(本当にそんなことがあった)、そんなこと許してくれる会社なんてありません。

僕みたいにフリーランスなら…と思いつつも、そこはクライアントワーク。
長期間仕事を休むとなると、クライアントはそっぽを向くでしょうし、ネット上の営業周りが出来ないとなると、仕事にならなくなってしまいます。
(自由なようで案外自由じゃないよ。苦笑。)

クイズだけではない「人間ドキュメンタリー」

ウルトラは、クイズを超えた人間ドキュメンタリーという感想を持つ人もいます。

勝ち進んでいくキラキラもありましたが、負けていく人にもフォーカスがあたり、そこにこそ人間らしさが垣間見える、まさに人間ドキュメンタリーがありました。

だからこそ、罰ゲームが面白かった。

いやー、まだまだ全然語り切れない!!
こんなの序論中の序論です。

これ以上書いてたら夕食の支度が出来ないし、またしても夜更かしになりそうなので、この辺でお開きと致します。

本当に知りたかったら、上部リンクのウィキペディアを見て下さいね。

これを読んでるベテランクイズプレイヤーの人は、コメント欄とかSNSの返信とかで、溢れんばかり、そして、僕が受け止め切れないぐらいの感想コメントをするでしょう。

こんな、たった2千文字の文章なんかじゃ足りません!!!

実際、1冊の本になるぐらいの感想が溢れるクイズ番組です。

夜更かししたと書いたけど、ウィキペディア、体力の限界で読み切れませんでした。
(こんなとき統合失調症の体力の限界を恨んだ)

令和ニッポンでは、もう実現不可能な、人間ドキュメンタリークイズ番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』。

その伝説は、ベテランクイズプレイヤーの語り部達が、語り継いでいくでしょう。

いやーウルトラクイズって本当にいいもんですね。(日テレなだけに水野さん)
そんなことを思った、2024年8月30日でした。

いいなと思ったら応援しよう!