左耳が聞こえなくなって入院→注射のための通院 全記録
元々、、、というか、数年前に右耳を突発性難聴で聴力をほぼ失ってました。
ストレスが原因とされています。
これで左耳までやられたらもうアウトだぞと思って、出来るだけストレスをかけないようにしようと思ってましたが、遂に左耳もやられてしまいました。
その、左耳が聞こえなくなってからの入院、退院後の全記録です。
左耳が聞こえなってから入院まで
簡単に時系列で説明します。
〈6月7日金曜日〉
炊飯器でご飯を炊いていた時に、炊飯器のモーター音がしないことに気付く。
最近買った炊飯器で、モーター音がするのが嫌だったが、モーター音が聞こえなくなり、そういう仕様になったと思った。
PCの電源を切る際、ファンの音がせず、こちらもそういう仕様になったのかと思った。
他の音は聞こえていたような気がする。
〈6月8日土曜日〉
起きてみると聞こえが悪い。
左耳の聞こえが悪い。
まさか左耳も難聴になったかと疑う。
月曜になったらすぐ耳鼻科を受診しようと決意。
〈6月10日月曜日〉
総合病院の耳鼻科を受診。
感音性の難聴で、突発性難聴と思われるとのこと。
薬を処方され、様子を見るようにと言われた。
〈6月13日木曜日〉
効果が全くでないので、再受診。
その場で入院が決定。
翌日から即入院。
入院中・退院後のエピソード
沢山あり過ぎるので、箇条書きでカテゴリに分けて書きます
ぶっきらぼうな看護師
・ぶっきらぼうな男性看護士が担当する日があった。
普段はぶっきらぼうで、対応が悪く不快だったが、たまに雑談ネタでトークするので、そのギャップが良かった。
・ぶっきらぼうな男性看護士が、退院2日前に、「売店に行く際は一声かけて下さい。いなくなると困るので」と言ってきた。2日前に今更…。
入院中の暇潰し
・イラストなどを描くため、家中のカラーのペンを持ち込んだ。
最初は紙のノートにイラストを描いていたが、段々と面倒になり、3日ぐらいで終わった。
・本は4冊読んだ。
障害者系の本が多かった。
・毎食食事を撮影してUPした。
・日々筑波山を撮った。
入院中に気付いたことと入院中の諸々
・食事にうどんが出てきた。
周りからうどんをすする音が聞こえず、本当に左耳が聞こえなくなったんだと実感。
・耳の聞こえは質の悪い電話のように、ノイズがかって聞こえた。
もしこれが後遺症として残ったら、宅録に影響してしまうと思った。
…と、こんな時でも仕事を考えてしまうんだなあと思った。
・ほぼすべての対応は大声だった。
・ステロイド剤の点滴の副作用で、食欲が増し、最初の方は売店でパンを3個買って間食で食べた。
先生がこの副作用の説明をして初めて副作用だと分かり、それからは食事をよく噛んで食べて対応した。
・MRIを撮った。
診断結果は問題ないから安心してと言われたが、ここで原因が見つかって対処してくれた方が逆に良かったのでは??と思ってしまった。
・寝つけず追加の安定剤を飲んだ日も多かった。
・スリッパに穴があいた。
点滴
・ずっと点滴だった。
移動する際の点滴の袋がぶら下がった“ガラガラ”(←何ていうの??)を引いて移動するのが面倒だった。
・左腕に点滴を刺そうと試みられたが失敗。
血管が破れやすいとのこと。
右腕に刺されることに。
たまに左腕に刺されたことがあったが、すぐに痛くなり右腕になった。
・左に点滴を刺されると、逆にイラストが描きにくい。
右に点滴のガラガラがあったので、点滴の管がベッドのテーブルのような所をまたいでしまう。
ならばと座る位置を枕側ではなく、足元側に座って描けばいいと思い移動した。
機転を利かせた。
両親について
・両親が面会に来た際、僕の声が大きかったせいか、父が「声が大きい」と言ってきた。
元々父はうるさいのが苦手だった。
・その面会の際、両親が僕の部屋を掃除したいと言ってきて、それは勘弁してほしいと言ったが、押しに負けて掃除をして貰うことになった。
何か見られてはいけないものを見られたり、何か壊されないか不安だったが、退院して部屋に戻ると綺麗になっていた。
ホッとした。
退院後
・退院直後、筆談のノートを買って、数日使ってみた。
しかしある日、知人から音声文字起こしアプリを教えて貰い、筆談ノートはほぼ使わなくなった。
・テレビの音は聞こえたり聞こえなくなったり。
・テレビの音は、どれくらい聞こえるか試すために、入院前の音量で常々電源をつけている。
・雑音は聞こえる。
トイレを流す音、ドアの開け閉めの音、スイッチのON,OFFの音…。
・家では補聴器を付けなくなった。
雑音ばかり拾ってうるさくて。
もちろん、外では車やお店の音を拾うため付けている。
・置き配が出来ない荷物の宅配や、書留郵便の対応が困った。
(ピンポンの呼び鈴が鳴ったことに気付かないため)
書留が来た時は、たまたま玄関近くのキッチンにいて、扉を叩く音で気付いた。
宅配は不在連絡票が入っていて、即電話をしたら電話が即返って来て、すぐ向かうと連絡され、外で待っていた。
注射(退院後の通院)
・注射を打つ前の何らかの処置が痛くて堪らなかった。
・4回目(最後)の注射で鼻をかんだら、左耳から「ピーーーーン」という音がしてびっくりした。
――以上、入院中、退院後のエピソードでした。
今もなお左耳の聴力は思いのほか回復してません。
4回目の注射の後は3ヶ月間経過観察をするようです。
最悪、筑波大学病院で診て貰うこともあるそうです。
そりゃ大変だ…。
3ヶ月後、聴力が回復して、「一時はどうなることかと思いましたよ!!」と言いたいです。
本当に、左耳が悪くなるまで自分をいじめ過ぎました。
仕事のことばかり考え、家事を手抜きせず、ちょっと出来ないと自分を責め続け…。
もうこんなことはしないようにしようと思いました。
少なくとも3か月間は楽しようと思います。
そのあとも楽して生活しましょう。
仕事ではなく、「楽」を優先で。
最悪のことが起きてしまった。
でも、聞こえることを諦めない!!
だからダラダラしよう…。
そんなことを思った、2024年7月14日でした。