いとしのじゃがいも串~サービスエリアの恋人~
サービスエリア創成期からのじゃがいも串
サービスエリアといえば、今やグルメやお土産の宝庫であり、テレビでも不定期で特集が組まれ、「美味しそう!」という感想が出る時代に。
しかし、かつてのサービスエリアといえば、マズいし高いという最悪のグルメ事情で、トイレか自販機だけのために寄るというイメージでした。
小さい頃から両親に家族旅行に連れて行ってもらってて、車で行ってたので、そのたびにサービスエリアに寄ってました。
その頃から好きだったのが、「じゃがいも串」。
じゃが丸君、じゃがべー君、ポテトドッグなど、名前が様々あるので、ここでは「じゃがいも串」とさせていただきます。
味はほんのり甘い、ケチャップとマスタードをかけて食べる、串揚げの一品です。
イメージとしてはこんな感じ↓
詳しくは検索結果を↓
ほんのり甘いのはなぜなんだろうと思い、レシピを検索したら、ホットケーキミックスを使っていました。
このじゃがいも串、ここ数年食べていません。
どうしてご無沙汰なのよ???
というのも、僕はつくば市への引っ越しと共に、車を手放しました。
つくばでの一人暮らしをはじめ、足掛け十数年、自転車での生活をしています。
そして、数年前に免許も返納しました!!
というのも、以前から車の運転には自信がなく、壁などにこすったりしていました。
つくばへ引っ越してから、車の運転はなくなりましたが、持病の統合失調症の妄想で、車で事故をしたりこすったりしている様子が浮かんできて、そのたびに怖くなってました。
あの頃のように、車をこすったり、やっていないものの事故をするのが怖い。
そう思い、家族の同意を得て免許を返納しました。
なので、自力でサービスエリアにはいかなくなりました。
最後はじゃがいも串目的で…
思えば、車を手放す直前、サービスエリアにはもう行けないだろうと思い、じゃがいも串目当てで守谷サービスエリアに行った事があります。
あれが最後のじゃがいも串でした。
サービスエリアがマズい料理と言われていた頃から変わらぬ美味しさのじゃがいも串。
もし、車を運転する人と仲良くなったら、サービスエリアに連れて行ってもらって、また食べたいな。
ああ、いとしのじゃがいも串…。
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