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高評価はSNSではサイレント~見てもらえる人がいる~


さげすんでいた過去が変わった

僕は割と前まで、自分のSNSや作品って、全然見てもらえてないし、価値はないんだと思ってました。

UPしてもUPしても無反応。

「どうせ自分は…」と投げやりになることもよくありました。

しかし、ここ1,2年、この考えが変わってきました。

交流会に行くようになり、僕の名刺やホームページを見せると、「かわいいですね」「ここまで出来るなんて…」と、かなり褒められました。

正直、意外でした。

見せた所で、なんとも思ってもらえないだろう。
…そんな思いがありました。

しかし、自分の足で誰かに見せたら、意外と高評価。

そんな経験を積んでいたら、自信が湧き、強みが分かってきました。

自分は見てもらえている。
強みは「かわいい」。

Zoomの背景も褒めてもらえることがありました。

初めての人との1対1のZoomでは、大抵この背景を見てもらえて、「これ自分で作ったんですよ」と告げると、「凄いですね」「かわいらしい」と、ベタ褒めしてくれます。

高評価って、SNSだとサイレント、、、見えないことが多いです。

いいねを押してもらえても、「この人いつもいいねするけど…」と疑問が湧いてしまうこともあります。

でも、その人のいいねは本当に「いいね」と思ったからだと思います。

その人にとっては、自分の投稿のファンになってくれているのだと思います。

だから、いつもいいねしてくれている人は、僕のファンになってくれていると思っています。

障がい者施設時代のこと

思えば、「どうせ自分は」なんて思っていた頃、高評価を受けても、「どうせお世辞だろ」なんて思ってた時期がありました。

障がい者施設時代のことです。

住み込みの自立訓練でのことでした。

僕はこの期間、こんな下敷きを作ってました↓

未発表のものは今後発表。お楽しみに!

施設には、看護実習生が来ることがよくあり、いつかの看護実習生が、僕の下敷きを見てくれました。

「かわいい」
「私いちごのキャラがいい」
「私はもも」

…これだけ褒めてもらえても、
「どうせ看護実習生だから、僕らにはお世辞を言うんだろう」
とさげすんでしまいました。

もう一つ、高評価を受け止められなかったことがありました。

あるアニメ映画を観て、そのイラストをみんなで描くということをしていた時のことです。

スタッフが僕のイラストを見て、「上手だねぇ~」と褒めてくれました。

しかし僕は、「いやいや下手ですよ~」と過剰な謙遜をしていました。

何ラリーかしたあと、「せっかく褒めたのに」…と、ちょっと寂しい思いをさせてしまいました。

今にして思うと、その賛辞を受け止められず、もったいないことをしたなぁと思いました。

高評価の受け取りに関してなんですが、『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』という本に、こんな一文が載ってました。

過剰な謙遜をするのは、褒めてくれた相手に対して、「お前は見る目がない」と言っているのと同じだって。

Jam著『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』より

この本はとても面白いので、Amazonのリンクを貼っておきますね。

僕は、過剰な謙遜をとにかくしてました。

過剰な謙遜のきっかけは、上手なイラストを褒めた時のこと

この、イラストに関する過剰な謙遜は、きっかけがあります。

20年ぐらい前のTwitter(現X)でのこと。

とても上手なイラストを描く人がいて(アニメ系、萌え萌え系)、その人に対して褒めるリプをしました。

そうしたら、「いやいやこんなの下手ですよぉ」と謙遜したのです。

他の人を褒めてもそうでした。

この経験から、「自分のイラストを上手いと評価されても“下手ですよ”と謙遜しなきゃ駄目なんだ」と思ってしまったんです。

しかし、その1年後ぐらいに買ったイラストの教本には、
「自分のイラストを下手だなんて思うのはやめて下さい」
と書かれていました。

この時から、もう自分のイラストは下手だと思わないようにしよう…と決めたのですが、SNSに載せても無反応な時期が長く続いてしまい、過度な謙遜に戻ってしまったのです。

ちょっと話がそれちゃいましたね。
閑話休題。

見てくれる人には見てくれている

いいねがもらえない、コメントが来ない、、、これらはとても萎えるしやる気もなくなります。

「どうせ自分は…」と投げやりになってしまうと思います。

しかし、見る人が見たら、高評価をしてくれます。

『パフェ…』の一文にもありましたが、過度な謙遜は「見る目がない」としてしまうのと一緒です。

たとえそれがお世辞であろうとも、「ありがとう」「嬉しい」と答えましょう。

お世辞でも褒めてもらえていい気分になるなら、きっと自信がつくと思います。

「豚もおだてりゃ木に登る」とはよく言ったもんです。

そして、褒められたら自分の強みが分かって、今後の創作活動の弾みになるかも知れません。

僕はもう、過度な謙遜はやめると誓いました。
お世辞であれなんであれ、高評価は素直に受け止めようと誓いました。

中々見てもらえないと思ってさげすんでる皆さん、皆さんの作品は、どこかで高評価を得ていますよ。

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