外リンパ瘻(がいりんぱろう)の手術を受けました
2024年も、もうそろそろ終わりますね。
このnoteを書いている後ろのテレビでは、年末の風物詩、『日本レコード大賞』が放送されています。
しかし、その音楽は聞こえていません。
突然の診断
12月、通院している大病院の耳鼻科で、『外リンパ瘻(がいりんぱろう)』という病気の疑いが出てしまい、耳の手術を余儀なくされました。
耳の内側のリンパ液が漏れだしてしまう病気です。
これにより、難聴になってしまうというものです。
(詳しくは調べてみて下さい)
6月に左耳の難聴を患った時、診察の翌日入院で、点滴治療と鼓膜に穴をあける注射を4回しました。
その甲斐あってか、聴力は少しずつ回復して、一時は聞こえすぎるぐらいにまでなりましたが、あっという間に難聴に逆戻り。
そんな12月に、外リンパ瘻の疑いが出ました。
この疑いが出た次の診察の時、即日入院と翌日手術が決定。
そしてその際、事細かに説明がありましたが、難聴で全ての項目は聞き取れませんでした。
しかし、それと同じ内容の資料を渡されました。
味覚障害が残る可能性、後遺症が残る可能性など、リスク面が多いのが印象的でした。
衝撃の手術内容
説明を受けている際、今回の執刀医の方が診察室に入ってきました。
「今回の手術は、今よりも悪くしないための手術です」
…え、治すための手術じゃないの???
驚きと落胆を覚えました。
現代の医学をもってしても、外リンパ瘻の手術は「悪くしないため」の手術。
しかし、いくつかこちらから質問をしたら、「回復する可能性もある」という救いの言葉もありました。
もう、信じるしかない。
そう思いました。
いざ、手術へ…
入院翌日の朝。
早速手術になりました。
手術は局所麻酔。
1時間から1時間半に及びます。
耳は細かい部分なので、絶対に頭を動かさないで下さいと言われました。
局所麻酔で頭を動かさない。
なんとも難しい注文を付けられました。
どうしても動かしたいなら、その旨を伝えてから動かして欲しいと言われました。
本当に大変な事になったと実感しました。
手術開始。
ずっと横になって目隠し。
ひたすら待つ。
しんどかったです。
しかし、ほとんどの時間、頭を動かすことはありませんでした。
それでも、どうしても動かしたくてその旨を伝えたら、
「もうすぐ終わるから我慢して下さい」
と言われ、我慢しました。
ほどなくして手術終了。
執刀医からも、「手術は予定通り終了しました」と言われ、ホッとしました。
その後数日間は点滴治療をしました。
そして、クリスマスイブの日、退院しました。
退院後
この日はイブだったけど、クリスマスディナーは翌日のクリスマスにしようと思い、ねぎらいのトマト鍋をごちそうにしました。
今は、手術前より聞こえてないのでは?という感じで、たまに少しだけボリュームが上がって聞こえてきます。
これが、少しずつの回復なのか、停滞と変わらないのか、分かりません。
しかし、次回の診察までまだ日数があるので、期待をして待つしかないなぁと思ってます。
きっと聞こえるようになる、そう信じて…。