第17節仙台戦の判定について

みなさんこんにちは。
日曜日に行われたファジア-ノ第17節で起きたプレーについての判定で気になった判定について述べてみようと思います。
以下の観点から考えているので最後まで見ていただけると幸いです。

1.先立審判の判定について

2.自分ならどのような判定をするのか

前回ご指摘いただいたことも踏まえて今回は、3つの判定について考えていきたいと思います。
また、今回はナイスジャッチも一つ取り上げます。

  1. 前半6分15秒仙台5番菅田選手のノーファールの判定について

まずは、ファジの掲示板、ファジのオープンチャット、仙台の掲示板でも大きな話題となった6分の菅田選手のプッシングについて考えます。
この試合の一番のターニングポイントになっただろうという判定でした。
先立主審の判定は、ノーマルコンタクトによりノーファールという判定でした。
しかし、このシーンについては、誤審ではないのかという異議が選手はもちろんのことサポーターの間でも広がっていました。

そこで私の判断としてはPK&レッドカードという判断をします。
理由は、競技規則の文言からです。まずは競技規則を示します。

第12条 ファウルと不正行為
競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で行ったと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。
チャージする。
飛びかかる。
ける、またはけろうとする。
押す。
打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
タックルする、またはチャレンジする。
つまずかせる、またはつまずかせようとする。
身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。
・不用意とは、競技者が相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いて行動すること。懲戒の罰則は、必要ない。
・無謀とは、競技者が相手競技者にとって危険になる、または結果的にそうなることを無視して行動することで、警告されなければならない。
・過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことで、退場が命じられなければならない。
       サッカー競技規則2023/24 第12条ファールと不正行為参照

この中に入っている相手プレイヤーを押すと直接フリーキックが与えられると書かれているため、まずフリーキックが与えられます。
また、もう一つ当てはまるものがあります。それは、、、、

得点または決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)
競技者が相手競技者に対して反則を行い、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合ボールにプレーしようと試みた、または、ボールに向かうことで(相手競技者に)チャレンジしたことで反則した場合、反則を行った競技者は、警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、またはボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を行った競技者は、退場させられなければならない。
競技者が、ハンドの反則により、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所にかかわらず、その競技者は、退場を命じられる(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが手や腕でボールに触れた場合を除く)。
競技者、退場となった競技者、交代要員または交代して退いた競技者が主審から必要な承認を得ることなく競技のフィールドに入り、プレーまたは相手競技者を妨害し、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止した場合、退場の対象となる反則を行ったことになる。
次の状況を考慮に入れなければならない。
・反則とゴールとの距離
・全体的なプレーの方向
・ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
・守備側競技者の位置と数
       サッカー競技規則2023/24 第12条ファールと不正行為参照

この文言の中に主審がペナルティーキックを与えた場合ボールにプレーしようと試みた、または、ボールに向かうことで(相手競技者に)チャレンジしたことで反則した場合、反則を行った競技者は、警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、またはボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を行った競技者は、退場させられなければならない。というものがあります。
決定的得点機会の阻止では、反則とゴールとの距離、全体的なプレーの方向、ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性、守備側競技者の位置と数というのが競技規則に当てはまったら退場となります。
今回の反則ではそれに当てはまっているため退場となります。

2、後半15分19秒岡山田上選手のハンドリングについて

次のシーンではこれハンドなのかとファジアーノのオープンチャットや掲示板で話題となったこのシーンを取り上げます。このシーンはブローダーセン選手のキックがミスしてしまい相手に渡ったところで相手のロングボールが腕から肩の間に当たってしまいました。腕から肩のためハンドになるのかというのが争点です。
主審の先立さんの判定ではハンドリングの反則で警告なしでした。この判定では、ハンドではないのではないかという意見が多かったです。

そこで、私の結論では、ハンド&イエローカードとなります。
理由は競技規則を見たらわかると思います。

直接フリーキック

・ハンドの反則を行う(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが手や腕でボールに触れた場合を除く)。

ボールを手や腕で扱う
ハンドの反則を判定するにあたり、腕の上限は、脇の下の最も奥の位置までのところとする。競技者の手や腕にボールが触れることのすべてが、反則にはなるわけではない。
競技者が次のことを行った場合、反則となる。
・例えば手や腕をボールの方向に動かし、意図的に手や腕でボールに触れる。
手や腕で体を不自然に大きくして、手や腕でボールに触れる。手や腕の位置が、その状況における競技者の体の動きによるものではなく、また、競技者の体の動きから正当ではないと判断された場合、競技者は、不自然に体を大きくしたとみなされる。競技者の手や腕がそのような位置にあったならば、手や腕にボールが当たりハンドの反則で罰せられるリスクがある。
       サッカー競技規則2023/24 第12条ファールと不正行為参照

以上の競技規則から肩から脇までの場所にボールが触れるのであればハンドの反則にはならずそれ以外の場所で当たると反則になります。
今回のシーンでは、脇よりも少し下に当たっているためハンドになります。
そのため、私の見解では、ハンドです。また、その場合警告はあるのでしょうか。競技規則では、、、反スポーツ的行為を行う。いわゆるスパ(Stop a Promising Attack 大きなチャンスとなる攻撃を阻止する)に該当するので
ハンドで直接フリーキック&イエローカードとなります。

3.後半19分22秒仙台長澤選手のイエロ―カードについて

3つ目は、仙台長澤選手のイエローカードが出たシーンです。岡山サポであるため、岡山の誤審ばかり取り上げてしまいましたが、仙台川の誤審もあるため、一つ取り上げてみようと思います。正直岡山サポである私もこれはイエロー?と思えるシーンでした。

先立主審の見解は、ファール&イエローカードでした。

しかし、競技規則を照らし合わせてみると



1. 直接フリーキック
競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で行ったと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。
チャージする。
飛びかかる。
ける、またはけろうとする。
押す。
打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
タックルする、またはチャレンジする。
つまずかせる、またはつまずかせようとする。
身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。
・不用意とは、競技者が相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いて行動すること。懲戒の罰則は、必要ない。
・無謀とは、競技者が相手競技者にとって危険になる、または結果的にそうなることを無視して行動することで、警告されなければならない。

・過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことで、退場が命じられなければならない。

と記載されています。
この中で、スライディングを用いて相手を倒そうとしているため、ファールとはなりますが、無謀なファールとまでは言えないのではないかと思います。
そのため、私の見解では、ファールとなります。

4.ナイスジャッチについて

先立主審今回は誤審と思われるジャッチが目立ってしまいましたが、ナイスジャッチもありましたのでご紹介します。
前半7分10秒の末吉主審のPKの判定です。

この判定は一番近くで納得でき、ファジサポもこのシーンは仕方ないなと思えることができたためです。

簡単にこのシーンを振り返ると仙台の27番オナイウ選手のクロスが末吉選手がたまたま横に広げていたてにあたってしまいハンドの反則になったシーンです。

このシーンは一番見やすいところで見ていて納得感が高いレフリングだったため素晴らしい判定だと思います。

今回は、仙台戦を取り上げましたが、また来週の千葉戦でも怪しいシーンがあれば取り上げようと思います。

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以上です!

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