#動的ペルソナ と #人工現実 の関係
「白井博士の未来のゲームデザイン -エンターテインメントシステムの科学-」という書籍を発刊したのが 2013/11/26なので、もう10年経つ。
その中で「動的ペルソナ」という話を書いた。
このツイートも2016年なのだけど。今日のデジハリ大学院「人工現実」の講義の中で、ひさしぶりにこれを説明することになった。
プリキュアシリーズが20周年なのです。
おジャ魔女どれみ20周年記念作品『魔女見習いをさがして』特別公開~本編冒頭6分アヴァン映像~
今日の講義はヨーロッパを中心に活躍するVTuberさんがゲストに来てくれたのですが、彼女の場合は「ディズニープリンセス」だった。シンデレラが一推しらしい。
実際の書籍の中では「動的複合ペルソナ」としてまとめている。
ちょうど2年ぐらい前に理系集会さんに依頼されて解説をした資料が残っている。
人工現実、というと現実の世界ばかりに目を向けがちだけど、実際には我々はたくさんのファンタジーに囲まれて幼少期を生きている。ファンタジーやイマジネーションはときに人々の心や行動に強く作用し、その人々の人生に関わっていく。
セーラームーン、おジャ魔女どれみ、プリキュア、それからディズニープリンセスにカートゥーンネットワークがいなければ、VTuberは産まれていないかもしれない。
これは「現実」ではないだろうか。
受講生のコメント
AITuberや生成AIの時代の「現実」について、
この辺は論文になっているので是非みなさんの感想を聞きたい。
https://note.com/o_ob/n/nb859b3e45ae0
文化・技術・研究史で読み解く令和のメタバースの研究開発
そういえば、受講生の一人が「日本ハルシネーション学会」なるものを立ち上げた。
ハルシネーションだって、現実なのだ。
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