ペイント「mspaint.exe」がいつのまにか強まっている件
Microsoftの「ペイント」(mspaint.exe)がレイヤー対応してますね…!
あとはスキャナも扱えるし、HEICやWebP画像も読み書きできるようになっている…
AI機能が入ってくるのも近いのでは…軽くて快適だし
一時はこんな憂き目だったのに
mspaint.exeの逆襲
と思っていたら、背景の自動削除も実装されてた!
画像生成で作った複雑な絵を使って実験してみます
選択機能も組み合わせていこう
例えばここだけ背景が残ってますが「四角形」で選択してから再度「背景の削除」
うまく行かない時は選択し直してから2-3回「背景の削除」を実施してみました。
きれいに消えました。
PNG形式で透明を残したまま保存できます。
気がついたんですが、WebPやHEIC形式の読み書きもサポートされているようです(いままではHEIC形式は読むのも追加機能が必要でした)。
Photoshop形式(PSD)かPDFで保存できれば完璧なんですが!
余談ですがブラシもこんなに揃ってます
Microsoftの水彩といえば「Fresh Paint」が便利だったんですよね。
レイヤー機能はこんな感じ
レイヤーが追加できます。
統合して保存するしかなさそうです
スキャナーからの読み込み機能も追加されていました
今月そろっと追加されたようです
確認したのは 「ペイント11.2309.30.0」というバージョン。
セッション識別子ってどういう意味なんだろ
ペイント 11.2309.28.0(2023年11月1日)から登場したらしい。
名前から想像するにユーザの識別子とか、MicrosoftアカウントのIDなんだろうか…。PNG画像に埋め込んだりすることもできなくはないし、スクリーンショットでも今年の3月に『黒塗が復元できてしまう』という大きな問題が出たところですからね…気をつけて見ていきたいところです。
実用レベルかどうか試してみました
とにかくマンガが描けるかどうか!
レイヤーで前側にフキダシを作ってみます
なんとなく描けますが、回転ができない…90度ごとかあ…
あとはフキダシが非常に20世紀的なベクトルアートなのがマンガっぽくないですね…。
フォント「源暎アンチック詰v5」にすることで雰囲気は出ます。
居ても立ってもいられなくなり、PowerPointでフリーハンド領域を使って仕上げてしまいました。
背景も簡単に置けるし、位置調整も、色も調整できます。
画像を選択して「アート効果」→「白黒コピー」
みなさんも、ビジネス文書にハイクオリティな漫画を描いてみませんか?