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夏が来る

深夜の通知

眠りが浅い飲んで早く寝た深夜、ふと目が覚めるのはいつもの事。うつらうつらしていた深夜、去年ユンギのライブでチケットを取ってくれた友人から珍しく通知がきていた。彼女はいつも夜更かしなんだ。なんだか汗ばむな。


「起きてますか?」

物凄く嫌な予感がした。物凄くだ。余程のことなのだ。寝ぼけていても何を見ればいいのかはわかる。ただ、見たものの内容が頭に入ってこない。目で見てわからない、咀嚼できない情報というのもあるんだな、文字列なのに。日本語なのに。何回も読んだのに。

前回のnoteで訪日されたらどうしようという内容のお気持ち表明作文を書いた。もうあれから半年経つんだなぁ、、。訪日で怯えてる自分よ。甘かったよ。相手が1枚上手だった。

もう何度これを書いて消してるんだろう。脳みそも少し疲れてきたのかもしれない。何もかも全くわからない。なんで?とどうして?が錯綜する。タイムラインもがやがやしている。ジンさんがやりたいことやって。会える人いいな、会いたいな、会えないな、むりだな、行けないな。申し込んだ、申し込めない。


あいたいな。あいたいな。あいたい。ただ一言貴方に伝えられたなら。

おかしくなる前にちゃんと

待って待って私。

明日、明後日、明々後日、抽選の発表。きっと正気ではいられない。だから、今言っておかないと薄れてしまう気持ちはここに残しておこう。会えない自分の悲しさに飲み込まれてしまう前にちゃんとここに残しておくんだ。憎悪や嫉妬に飲み込まれる前の自分も私の一部なのだ。さぁ思い出して。ちゃんと残そうよ。リアコらしくやんなよ。

おかえり

まずはおかえり。おかえり。待ってたよ!元気で帰ってきてくれてありがとう。疲れているかな。何か食べたいものはあるかな。会いたい人は居ますか?やりたいことは何?少しは自分の時間を取れますか。できそうですか。貴方がやりたいことをやってほしい。怪我してないですか。痛いところはないですか。本当に帰ってきてくれてありがとう。嬉しい。とても嬉しい。すごく嬉しい。めちゃくちゃありがとう。元気で帰ってきてくれて、それだけでありがとう。

会えない悔しさに自分が飲み込まれてしまうのと同じ位貴方が帰ってきたことをお祝いしたい気持ちは嘘じゃない。うねりのような黒いドロドロとしたものがわたしの中からせり上がってくるけれど尚、貴方が来週帰って来るそれこそが何より毎日、毎分毎朝毎晩起きて数秒で私が願っていたことだから。これだけは残しておかないと。元気で帰ってきてね。だいすきだよ。ずっと。

貴方の突拍子もないアイデアや、ドキッとするようなウィットに富んだ感覚。ハラハラするけれどやりきって、言い切ってしまうメンタルの強靭さ、何もかもが好きです。それは変わらない。想像の120%貴方はいつも私達の先を行く。心配事も杞憂も台風みたいに吹き飛ばして、きっとなんでもなかったみたいに笑うんだ。私達を笑顔にするんだ。

ふん、惚れた弱みってやつ。

ハグもいいよね。恋愛じゃなくてもお疲れ様、僕たちよくやったね、これから頑張ろうねでハグするよ。わかるよアミはそういうやつでしよ?


大きな背中、肩幅や見上げて見えるかんばせ。陶器のような鼻筋と艶めく唇、大きな瞳に力強い眉毛、まっすぐな視線。

ポンポンと背中を叩かれるかな。ゴツゴツした指筋の感覚も背中に残るだろうか、微かに貴方の香りもするだろうか。囁いた貴方の吐息が伝わってしまうかもしれない。

わたしはまだそんな皆の嬉しそうな顔を見れるまでには時間がかかりそうだ。体がバラバラになりそうだよ。少しだけ時間をくれますか。


おやすみなさい。
明日月曜日なのしんじらんない無理。

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