013:やさしいキスをして
つくづく不思議だなあと思うことがあります。
世の中終わりよければ全て良し、とはいいますが
男女の関係においてはむしろ
「出だしのキス合わなければ全て悪し」な気がします。
人それぞれ好きなキスはあるかと思いますが
一般的に「うまい」と言われる人はだいたい唇と舌の力を抜くのが上手です。
元来の唇の厚みなど多少のポテンシャルの差はあれど
人類の唇と舌は力を抜けばどれもみな柔らかくフニフニになれます。
個人的には厚みがあっていかにもな人よりも
薄めなのにいざ味わったらふわふわな唇はギャップにやられます。
厚みがあるなら逆に力抜けすぎてないほうが弾力が増してちょうどよい。
唇を喰むだけがキスじゃありません。
舌の扱いもさまざま。
どちらかに差し込むもよし、出し合ってちろちろ突き絡めるもよし。
これもやはり力が抜けているほうが柔らかくて好まれやすいでしょう。
緩急ついた動きならなお良し。
シチュエーション次第では性急さもまたスパイス。
でも第一打席(?)は基本的にゆっくりねっとりが良いでしょう。
というか舌に力を入れてやたら掻き回されるのはなんか普通に気持ち悪いです。
可能な限りのスローモーションと優しさで始めてあとは雰囲気と空気でいい感じに調整しましょう。
歯を舐めるのも好きですが歯石でざりざりしているときったねえ…とげんなりします。
歯は磨いとけ。
上顎もくすぐったくて気持ちいいですが最初からいきなりいくな。落ち着け。
ちなみにキスしてる時目を閉じる派ですか?
おもちさん結構開けがちというか心に手を当てて思い返しても閉じてる時間ほぼありませんでした。
ええ、興味がある人の全てを把握したいので。
たまに相手が目を開けてびっくりされる(そしてなんか責めた目で見てくる)んですが
お前も今見ようとしたじゃねーか!と毎回ちょっと憤ってます。
と、こないだ半年ぶりにディープキスしながら(どうするんだったかなぁ…)とセカンドバージンみたいなこと思ったおもちでした。