【みちしるべ#8】前中脩人さん~自分に勝ってつかんだ栄光~(後編)
プロフィール
前編はこちら!
インカレへの熱い思い
―大学時代のオリエンテーリングで一番の思い出は?
やっぱり、最後のインカレ(日本学生選手権)。ミドルでは予想外のところから入賞させてもらえた。リレーは、選考漏れして走れていないんですけど、4連覇を逃してめちゃくちゃ悔しかった。今でも忘れられないくらい大きな感情。
―大きい大会で結果を残すのは得意なんですか?
そうですね。メンタルは強いと思いますが、自分は本番に強い!と信じることでいい循環になっていると思います。
―前高原のインカレでは実行委員長を務めていらっしゃいましたね。
後輩の瀬川君に誘ってもらったのが大きいですが、8回出させてもらったインカレに自分も何か恩返しがしたいなと思いました。
―トレしてもオリエンテーリングをやっていてもなかなか速くならない時期ってありましたか?
ありましたよ。みんなと比べたら速くならないかもしれないけど、前の自分よりは速くなっていたんですよ。オリエンテーリングを速くなるにはどうすればいいかな?って必死に考えて、週末に試してみるのが楽しくて。それを少しずつ続けていきました。同期と比較して焦る気持ちももちろんありました。
オリエンテーリング向いているって思ったことは一度もない
―オリエンテーリング向いていないなーと思ってフェードアウトしちゃう人にメッセージとかありますか?笑
笑 自分も、オリエンテーリング向いているって思ったことは一度もないです。オリエンテーリング好きじゃないなーと思ってやめちゃう人は別にいいと思うんですよ。大学生活いろんなことができるので。でも向いていないと思ってやめちゃうのはもったいないと思っていて。オリエンテーリングはいつ速くなるかは本当にわからない。自分は、4年生の後半でやっと兆しが見えてきて、最終的には入賞まで行けたんですよ。だから、いつ速くなるかはわからないって思いながら続けてくれたらなって思います。
―明確な瞬間が何かあったんですか?
ありました。明確にこのレースを境にというのが。きっかけは、プランの仕方を変えたこと。自分はどちらかというとオリエンテーリング下手で、ミスが多いと思っていたので、なるべく道とかを使って、遠回りでもいいから簡単なルートを速く走ろうと思って頑張っていた。だけど、アナリシスで先輩から、まっすぐの方が速いよと言われて、ミドルシーズンに入るタイミングでやってみたらはまったんですよ。単純に距離も短くなるし、方向も変わらないから簡単。線をたどるっていうのは意外と難しい。線の乗り換えは特に。
―オリエンテーリングどうして始めたの?
森下:走るのが好き。海外に興味があるので、女子で走れれば日本代表になって海外に行けるよ!と言われて、いいね!と思った。過酷なトレーニングをするのが好きなので、それを一緒にやってくれる仲間がいるのはいいなと思ったからですかね。
寺町:高校時代の担任が大学時代にオリエンテーリングという部活に入っていたというエピソードをよく話していたので何をするのかまでは知らなかったですけど、存在だけは知ってましたね!それに加えて、高校の同級生が大学に入ってからオリエンを初めてすごくハマって、そのまま2人から新歓に行け!と勧められて新歓に行きました。
―オリエンテーリングのどういうところが好き?
森下:adventureなところ。あとはルートも、速くなり方も、正解がいろいろあるところかな。
寺町:上手くいったときによっしゃー!ってなるところ。
前中さん:後輩が、オリエンテーリングは冒険をスポーツ化したものだって言っていて、そこが僕も好きなところです。フラッグを見つける瞬間、いいっすよね。
ここでは載せきれなかったお話は、ポッドキャストにて聞くことができます。
【次回予告】
8月ごろ 村上巧さん (横浜OLC所属、東京工業大学卒業)
9月ごろ 伊藤樹さん (設楽町/ES関東クラブ所属、横浜国立大学卒業)
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