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#29 22/23 ブンデスリーガ 第7節 アウクスブルクvsバイエルン
前説
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アウクスブルクは14/15シーズンの5位を最高順位とし、その後は危なげな順位を行き来しながらも11/12シーズンから1部での戦いを続けてきている。現在の順位は勝ち点6の13位。昨節の勝利に続いて王者バイエルン打倒を掲げて試合に臨みたい。
バイエルンはCLでは連勝をあげたものの、リーグ戦では3戦連続ドローとなかなか勝ち点を積み重ねられずにいる。順位も3位に甘んじているため久々の勝ち点3を持ちかえり、リーグ戦でも良い流れを掴みたい。
戦績
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戦力差は明らかなものの去年に続いて善戦を繰り広げたい。
前半
[フォーメーション]
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<アウクスブルクが勇敢にプレスに行く立ち上がり>
12分 ニーダーレヒナーのシュート
→ノイアーのキャッチ
13分 マネにチャンス
→ギキェヴィチュの良い飛び出し
15分 サネとデイビスで良い連携
17分 サネのシュート
→ギキェヴィチュのナイスセーブ
24分 ニーダーレヒナーのシュート
→ノイアーのナイスセーブ
↓
<長いボール入れてセカンドを良いシュート。狙いの1つとして良い攻撃>
26分 ハウウェレーウのシュート
→枠外
<アウクスブルクの良い時間帯が続く。守備への切り替えも早い>
31分 ベリシャにイエロー🟨
33分 ムシアラのシュート
→惜しくも枠外
37分 ゴレツカのシュート
→枠外
38分 マネにイエロー🟨
39分 バウアーのヘディングシュート
→決定機も枠外
40分 ミュラーのシュート
→枠外
44分 ムシアラのヒールのクロスにゴレツカ
→ブロックにあい惜しくも決まらず
45+1分 ハーンにイエロー🟨
45+1分 前半終了
【前半総括】 0-0
インテンシティの高い好ゲーム。バイエルンの縦意識の高いビルドアップの特徴に対して中盤やトップに付けられたボールを上手く奪いチャンスを作るシーンがいくつかアウクスブルクにはあった。切り替えの早い守備は良いがカードを貰わないこととノイアーからの長いフィードに対してどれくらい強く跳ね返しに行くのかを決めることが重要だ。
バイエルンも良い攻撃がいくつかあったため早い時間帯に決め切りたい。
後半
54分 ゴレツカのシュート
→ギキェヴィチュのキャッチ
55分 マネのシュート
→ギキェヴィチュのキャッチ
58分 ハウウェレーウにイエロー🟨
59分 セットプレーの長いボールからイアゴが
膝で落としてベリシャのゴール
A:イアゴ
61分 ミュラーのシュート
→ギキェヴィチュのナイスセーブ
62分 ムシアラのシュート
→枠外
62分 in ニャブリ
out マズラウィ
67分 in ピーダーゼン
out デミロヴィッチ
69分 in ザビッツァー
out ゴレツカ
72分 サネのシュート
→ギキェヴィチュのナイスセーブ
75分 in ヴァルガス、イェンセン
out ニーダーレヒナー、イアゴ
78分 in スタニシッチ、チュポモティン
out ムシアラ、マネ
<これまでよりも少しミュラーが幅を取ってプレーをすることが多くなった。攻撃のアイデアが増えなければなかなか点を取るのは厳しそうだ。>
89分 ザビッツァーのシュート
→惜しくも枠外
90+1分 サネのシュート
→枠外
90+2分 ニャブリのシュート
→ディフレクト
90+3分 CKからノイアーのヘディング
→枠外
90+4分 in ペトコフ
out ベリシャ
90+5分 CKからノイアーのヘディング
→ギキェヴィチュのスーパーセーブ
90+5分 試合終了
試合総括 1-0
アウクスブルクの勝因としては、選手交代をしても大きくシステム変更をせずに一貫してハイプレスをやり続けたこととギキェヴィチュの大活躍だろう。試合終盤の猛攻にも全員の奮闘で耐え勝ち切ったのはこれからのリーグ戦の弾みと自信に間違いなくなるだろう。インテンシティが高くバイエルンの選手たちとも渡り合えていた。
バイエルンは今季初の敗北。失点してから猛攻をしかけチャンスを作ったものの今日のギキェヴィチュの壁は壊せなかった。ただ、焦りから攻撃のパターンが単調でアウクスブルクのゴールは揺らせなかった。最も決定機だったのはもしかするとラストプレーのノイアーのヘディングだったかもしれない。あれを止めたギキェヴィチュは見事としか言いようがない。これで直近のリーグ戦4試合は勝ちなしの3分1敗となり、リーグ戦での不調がなかなか拭いきれない。CLは勝てているためまだ大目に見れてはいるが、いよいよ勝利がないとライバルとの差も開き続け、王者としての立ち振る舞いが怪しくなってくる。ナーゲルスマンの解任という噂も出てきてしまうかもしれない。一旦代表戦が挟まるため落ち着きを取り戻したい。
個人的MOM
🥇ギキェヴィチュ
🥈ベリシャ
🥉サネ
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