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親を託すグループホームで働けますか?

母の葬儀はお世話になったグループホームで行った

グループホームのみなさんと一緒に棺桶にお花やら、折り紙やらを入れ、そこから出棺して焼き場へ直行

グループホームを発つときには、スタッフのみなさん、居住者のみなさん総出で見送ってくださった


亡くなってから葬儀までも、グループホームの自室ベッドに眠ったまま(ドライアイスで体はカチカチだったけど)

だから、葬儀の日までいつでも会いに行けた
好きなだけ、顔を見ていられた

行くたびにお菓子が供えられていたり
スタッフのみなさんの気配りが感じられた


後日、スタッフのみなさんから手書きのメッセージが届く
写真もたくさん。A3で3枚びっしり

このグループホームが、母にとってとても居心地が良かったんだなと
そして母は、スタッフの方々にとても愛されていたのだなと、改めて実感する

母は、この場所で、たくさんの笑顔と愛情に包まれ、最期の時を迎えた
このことは、おおかみ家族にとって大きな喜び

他のグループホームのことは知らないけれど、どこでもこんなもんなのかな?


グループホームを探したのは2021年11月。まだまだコロナ中💦

リハビリ病院のケアマネさんがリストアップしてくれた中から、空きがあるところを訪問しようと動き出し、訪問1件目が(仮称)風車の里だった

その前に数件電話で話を聞いたんだけど、コロナ下でまともに見学をさせてくれそうなところは無く

「窓の外から様子を見られますよ」
とか
「事務室でいろいろと説明はできます」
とかだったんだけど

風車の里はホームの中を一通り案内してくれた
居住者に挨拶して、部屋まで見せてもらった
(もちろん、マスク+消毒の厳重管理下で)

訪問前は他にも数件見て回ろうと思ってたんだけど、優柔不断なら誰にも負けないと自認してるおおかみが、その場で即決!


グループホームに関する知識は、本で読む程度しかなく
”チェックポイント!”なんてものも一応読んでいったんだけど、そういった他人のつくった定規で測るんじゃなくて…

天邪鬼なおおかみが即決した理由は

「ここなら自分も働いてみたいな」

と感じたから

どうして?具体的に何がそう思わせたの?と聞かれると困る
直感的にそう感じたとしか言いようがない

おおかみ、介護はズブの素人

介護の良し悪しなんてちょっと見学したくらいでは分からない!…という妙な自信があった💦

けれども、長いこと”会社”という組織の中で、個人ではなくグループで仕事をしてきた。その経験の中で仕事が上手く行くグループと、残念ながら上手く行かないグループってのは感覚的に分かるようになってた

”感覚的に”ってのは、単に言語化する能力が低いだけなのだけど💦

だから、風車の里のスタッフが良い”グループ”で、楽しく仕事をしてるなと感じた、その直感を信じられた

「自分もここで働いてみたいな」という感覚に素直にしたがった

付け焼刃の介護の知識や、チェックリストに頼って失敗したら後悔しまくりそうだけど、自分の経験に裏打ちされた直感を信じて失敗したら仕方ない

また経験を踏んで、勉強して、成長するしかない


そんな”直感”でグループホームを決めて、もし外してたら…
自分のことではなく、母のことだけにちょっとヒヤヒヤだったけど…

どうだったかな?
もう母本人に聞くことは出来ないけれど、おおかみ的には運を直感でつかみとったと信じてる

...で、そろそろ風車の里で働かないの?と言われそうだけど…
腰がな~。ギックリがな~。癖になっちゃってるからなぁ~

グループとしては一緒に働いてみたいけど、体が無理だと言っている💦
働くのは難しいけど…あと10年、20年したら、今度は自分が住むことになるかも💦

それまで生き残っててね♬
風車の里!

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おおかみジジ(元おおかみパパ)
読んでくれただけでも感謝感激😊 もしサポートいただけたら、年金の足しにします(まだもらえないけど…)