結論から言おう!!・・・・・・こんにちは。
小島秀夫監督のPlayStation 2用ソフト『メタルギアソリッド3』がリメイクされると聞いて、"どうせだったら初代PSの『メタルギアソリッド』か、MSX2の『メタルギア』『メタルギア2 ソリッドスネーク』からリメイクしてくれよ"と思ふ、O次郎です。
今回はGW封切り作品としてこれ以上に無いほどの話題性と好評を博した最新のハリウッドアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』について・・・・・・というか、それにかこつけて僕の幼少期のマリオ遍歴を語ろうと思います。
決してつまらなかったわけではなく、むしろ場内で終始キャッキャ笑っていた子ども達のように童心に帰って何も考えずに楽しめたのですが、それだけに特に引っ掛かって考察したくなるようなアレコレが有ったかというと・・・ということで、本作の内容は敢えて二の次で、それにかこつけて自分のマリオ体験をつらつら書いてみようと思います。
一応映画のネタバレは含みますが、"マリオたちがクッパを懲らしめてめでたしめでたし"というより他に無いぐらいなのでそこは心配無いでしょう。それよりかはご自身のマリオの思い出との合致やジェネレーションギャップを楽しんでいただければ之幸いにございます。
それでは・・・・・・・・・"CQC"!!
Ⅰ. ボクのマリオ思ひでぽろぽろ
〈ファミコン、ゲームボーイ篇〉
僕は昭和60年生まれ(昨日と同じ書き出し…)、というわけで奇遇にもファミコンの初代『スーパーマリオブラザーズ』発売の年です。
5つ上の兄と4つ上の姉がおりましたが僕の家ではファミコンは買ってもらわず、ファミコンといえば友人や親戚の家でプレイするハードでしたが、やはりというかなんというか、当時から既にド定番タイトルゆえにファミコンを持っている家で『スーパーマリオブラザーズ』のソフト(ソフト類を保管してるケースの中に黄色いカセットが見えたら十中八九マリオ、の巻。)を持っていないケースの方が珍しいぐらいだったように記憶しております。
で、90年代に入るぐらいのタイミングで我が家に初のゲーム機であるゲームボーイがやってきましたが、『マリオランドシリーズ』3作品はやはり鉄板タイトルとして買ってもらったり友人から借りたりして散々やり倒したものです。
〈映像作品篇〉
ほんでもって、それらと同期するように小学生生活もようやく慣れてきた二年生の頃にあの黒船が来航しました・・・。(⦿_⦿)
そう、50億円もの製作費を投じて製作された実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』です。当時の僕のバイブル児童誌『コミックボンボン』でもグラビアページで掲載されていましたが、子どもながらに(いや、子どもだからこそか…)ダーティーでショッキングな鈍色の世界観に眩暈を覚えたのを思い出します。
当時、一介の関西の片田舎の少年だった僕にとって映画館に連れて行ってもらうチャンスといえば『ドラえもん』『ドラゴンボール』『ゴジラ』あたりで毎年枠が埋まってしまっていたので、さすがに火中の栗を拾いに行く勇気はございませんでした、とさ。
大人になってから"遂にあの怪作が?!"みたいな触れ込みで円盤ソフト化された際に観ましたが、よく言われるデニス・ホッパーによるクッパの怪演はもとより、アングラな世界観のアクション作品として考えればなかなかどうしてアリでしたね。なんてったってルイージが武闘派のジョン・レグイザモだし。
あとは同じく小学二、三年生の頃、隣町の公民館でマリオのアニメや学校の怪談的なホラーオムニバスドラマをまとめて流す上映会のチラシだか噂話が回ってきまして、距離的に車でしか行けないので母に"観に行きたい!!"と強請ったのですが、"そんな隣町まで行っても周りみんな知らん子ばっかりで楽しめんで~"みたいな感じで却下されました。
で、残念無念で翌朝学校に行くとクラス内で結構な人数が観に行っててその内容で盛り上がってた、という事実…。(´・ω・`)
〈スーパーファミコン篇〉
そんな閑話休題はさて置き、有り難いことにゲームボーイの数年後には満を持してのウチの初据え置き機としてのスーパーファミコンも買ってもらえたのですが、なんというか個人的な感想というか偏見として、スーファミのマリオシリーズは各々が所持しているソフトによってそのお宅のルールの厳しさや経済事情が垣間見えたような気がします。
とこんな感じでしょうか。
その後は中学生時代に入るわけですが、初代PSやセガサターン等のCD-ROMハードのグラフィックやそれに裏打ちされたハードな世界観のRPGやSLGを体験してしまうとNINTENDO64はどうにもロートル感を感じてしまい(技術畑界隈ではその64こそ革新的だったそうなのがなんとも世評との乖離を感じてアレですが…)、ハードを自分で手に入れることはおろか友人宅でプレイするのも『スーパーマリオ64』というよりも・・・
その後は、『バイオハザード』シリーズのリメイクや新作がリリースされる兼ね合いでニンテンドーゲームキューブを手に入れはしたものの、マリオ関連はスマブラを軽く触るぐらいだし、そもそも高校生で受験が…という感じで本家マリオソフトからは遠ざかって幾星霜、、、となってしまいました、とさ。
Ⅱ. 作品概要
というわけで映画の内容については本当に"みんなで一致団結してクッパを撃退した"という以外に言いようがないんですが、強いて言えば、、、
あとは、フリーク向けの小ネタとして街の店の『ドンキーコング』のゲーム筐体に書かれてるタイトルが原題の「JUMPMAN」だったりとかあったようですが、個人的には仕事で上手くいかなくてションボリしてるマリオが『光神話 パルテナの鏡』をプレイしてるメタな姿にクスリと。ていうか、イタリア系アメリカ人で大家族の次男坊…親父の権力使ってクッパのベッドに飼い馬の首を転がしてもらう?(゜Д゜)
そんぐらいか、可愛い成分はヨッシーに期待してたんだけど、そこはラストの引きだけの登場だったのが残念と言えば残念だったか。
Ⅲ. おわりに
というわけで今回は最新のハリウッドアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』について・・・・・・というか、ほぼ過去のマリオゲームの思い出についてだけでした。(・x・)
まぁ、今の最新タイトルをプレイしてみたとして面白いのは間違い無いんでしょうが、"もう過去作の思い出だけで十分お腹いっぱい"というのが紛れも無いところかもしれません。
にしても今作映画の大ヒットによって次はゼルダの伝説シリーズに白羽の矢が立つのかな、と思いますが、個人的にはメトロイドシリーズを希望してたり。。。
ともあれ、結構な長さになってしまったので今回はこのへんにて。
それでは・・・・・・どうぞよしなに。