まるで一つの人生のような、私のプレイリスト
私が小さい頃、カセットテープで70年代80年代の歌を母の車でよく聴いていました。
そしていつの間にか私もその辺りの歌がとても好きになり、「今日は何を聴く?」と言いながら車に乗ってお買い物に出かけるのが好きだったのを覚えています。
その中でも数多くの名曲を残してきたさだまさしさんがとても好きです。
今回紹介するのは、繋げて聴くとまるで一つの人生のような、そんな #私のプレイリスト です。
▼雨やどり
「彼」との出会いは9月のとある木曜日のこと。
突然降りだした雨、避難した軒先に彼も雨宿りしてきたのです。
▼涙のストロガノフ或いはご来訪
「妹」に彼氏ができたのが信じられない兄と父。
初めて彼氏が家に来る日のこと、手料理をふるまおうと奮闘する妹と、それに振り回されドタバタする兄と父のほほえましい風景。
▼関白宣言
「お前を嫁にもらう前に言っておきたいことがある」
これから俺について来いと、「彼」は力強く亭主関白を宣言するのですが・・・
▼秋桜
小春日和の穏やかな日に、縁側で小さい頃のアルバムを見ながら思い出話に花が咲く。
今まで育ててくれてありがとう、結婚前夜、母親と過ごす最後の日です。
▼親父の一番長い日
結婚式、ヴァージンロードを娘と歩きながら、生まれてから今までのことを思い出す父。
いくつもの思い出が頭の中をよぎり、父の頬をつたう涙。
いつか自分にもそんな日が来るのかと思うと、胸が苦しくなります。
▼朝刊
「ごめんなさい、って言いながら 一番笑いこけたのは君」
少しおっちょこちょいな「妹」の、ほのぼのする結婚生活のワンシーン。
▼関白失脚
「お前を嫁にもらったけれど、言うに言えないことだらけ。」
高らかに関白宣言したけれど、結局尻に敷かれっぱなし、というこの話のオチ。
「俺が死んだあといつの日か 何かちょっと困った時にでも
そっと思い出してくれたならきっと俺はとても幸せだよ」
9月のとある木曜日に出会った「彼」は、どんな時でも家族を一番に想う、素敵な父親でした。。。
・・・おしまい。
このほかにもさだまさしさんの名曲は沢山あります。
一度聴いてみてはいかがでしょうか。
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