kintone Caféの受付の効率化を考える
こんにちは!きったんです。
トヨクモkintoneフェス2024のカウントダウンカレンダー企画の記事になります。
※トヨクモkintoneフェス2024とは…
ということで今回は、
仕事じゃない場合でもちょっとうまくいかなかったらなんとかして良くなる方法はないかと考えてしまう、悲しい性(サガ)のお話です。
▼ はじめに、今回のテーマ
私はkintoneユーザー勉強会コミュニティ「kintone Café」の大阪支部の運営メンバーの一員です。
私が運営メンバーになり、過去に3回kintone Café 大阪を開催しました。
そこで毎回課題に思うのが「受付」です。
特に前回受付をしていたのですがなかなかに手際が悪く、開始直前に行列ができてしまったので次回なんとかならないかと考えていたところ、トヨクモ製品(とカスタマイン)で何かできるのではないかと思いついたというところです。
▼ 前回うまくいかなかった原因
kintone Café 大阪は「connpass」を使って参加者を募集しています。
connpassでも「申込者を管理する」から出席の管理をすることはできます、が・・・
前回の反省点が大きく3つあります。
出席のチェックボックスの反応が悪い
ユーザー名と名前が一致しない
懇親会参加者の管理
1は、クリックをしてもチェックが付かず、再度クリックすると遅れてチェックがついて2回クリックしたからチェックが外れて・・・
このタイムロスと操作性にかなりのストレスを感じました。
2は、受付で名前をお聞きするのですがそれがconnpassのユーザー名と同じ方はほとんどいないので、参加者リストから探すのに時間がかかりました。
3は、受付に来た方をリストから探すだけでも時間がかかるのにさらに懇親会に参加するかどうか確認して懇親会費用を受け取って「領収書必要ですか?」と聞いて・・・
この辺りのタイムロスが行列ができる原因の一つだったと考えています。
反省点を次回のCafé開催時には改善したい、と思うようになったわけです。
▼ やろうとしたこと
今回の改善のポイントはこの3点です。
募集は引き続きconnpassで行うが受付管理はkintoneで。
できれば自動で「出席」にフラグを立てる。
懇親会参加者は別で受付。
「名前を聞いてリストから探してチェック」というやり方がアナログな感じがするし、ユーザー名と名前が一致しないので探すのに効率が悪いので、
受付ピッ!で出席!が理想でした。
QRコードが入った受付表を作成してメールでとも考えたのですが、connpassではメールアドレスがわからないので個別に送るとこはできず、断念。
kintoneを使ってこの辺りを何とかできないか、と考えました。
もう1点は、受付の流れとして、Café の受付と懇親会の受付(懇親会費の受取)は別軸で考えた方がいいという考えに至りました。
費用の手渡しが発生するのでそこに時間がかかるのは仕方ないとして、その間もCaféの受付が進めば懇親会不参加の方の受付は完了できます。
Café本体の受付だけでもスムーズに流していきたい、というイメージです。
▼ kintoneでの改善案
今回使ったのはフォームブリッジ、プリントクリエイター、カスタマインです。
(トヨクモ製品で契約しているのがこの2つだったからというのがあります。)
※自社kintoneでCaféのことやるのはどうなんだという声も上がりそうですが。。。連携サービス使いたかったので大目に見てください・・・
▍作成したアプリ
作成したアプリは3つです。
参加者一覧アプリ
受付管理アプリ
開催管理アプリ
1.参加者一覧アプリ
シンプルにconnpassから参加者をcsv出力し、取り込んだアプリ
2.受付管理アプリ
フォームブリッジから受付でレコードを登録するアプリ
3.開催管理アプリ
詳細画面で受付が終わったかどうかを関連レコード一覧のようにして表示するアプリ。(カスタマインを使用)
▍受付の流れ
1.フォームブリッジで受付管理アプリにレコード登録。
2.フォームブリッジから受付管理アプリにレコード登録された時点で、Webhookによって参加者一覧アプリの出欠ステータスが「出席」に変わる。
開催管理アプリの詳細画面を開くと、懇親会に参加しない方は受付完了リストに表示され、この時点で受付完了になります。
懇親会参加する場合は、「受付済みだがまだ費用は受け取っていない」リストに表示されることになります。
3.フォームブリッジの受付完了画面からプリントクリエイターでQRコードを表示
4.開催管理アプリでQRコードを読み取ると懇親会費用ステータスが「受取済」になり、受付完了
このような流れで受付をしてみようと思います。
※「2」のところでデータコレクトが使えればよかったのですが当社の環境では使えないのでカスタマインを使用しました。
▼ これはまだ妄想の状態
と、いろいろ想定し、これでうまくいくのではないか、と妄想しております。
そうです。改善した、わけではなく改善できるのではないか、の段階で記事にしています。申し訳ありません💦
次回のkintone Café 大阪の開催は2024/7/12(金)です。そこで実際にやってみるつもりです。
(記事公開日現在まだまだ空きがありますのでご参加ください~~~!!)
うまくいったどうかは当日のXの実況で誰かが発信してくれることを願います・・・
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