就労証明書の電子化を目指して
人事・労務担当者の業務の一つに、就労証明書の作成があります。
この業務にモヤモヤしている担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
就労証明書とは
自治体によってフォーマットも違うし、毎回毎回同じようなことを手書きするのはとても面倒・・・と感じている担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今はマイナポータルに「就労証明書作成コーナー」というものがあり、画面に入力して出力できるサービスがあります。
手入力して出力できるようになっただけでも手書きよりはありがたいと言えばありがたいのですが、対象外の自治体もあり、見事に私が作成すべき自治体はできませんでした。
(なんでやねん)
「早く電子化してほしい」書きながら何度も思いました。
自治体に一度問い合わせたこともあるのですが、以下の回答でした。
Excelから印刷して提出・・・それは電子化とは言えないですよね・・・
例えばWebフォームなどから入力できたり、データだけでやりとりができるようになればいいのにと思う今日この頃です。
今できる最善を考える
できないことを嘆いていても仕方がないので、とりあえずは今できる最善を考えたいと思います。
まず手書きである必要はないと言い切ってもらっているので、何かに入力してから印刷して提出というのが最低限の手段になりますね。
ホームページからExcelをダウンロードできますが、このエクセルが使いづらかった・・・!
これを毎年使いたいとは思わなかったのが正直なところです。
そしてもう一つ、入力するほとんどの情報(労働条件など)はほぼ変わることがないということです。
kintone化してみる
というわけでkintoneにアプリを作り、データをストックしていくことにしました。
入力データをもとにプリントクリエイターなどで帳票出力できればとても作業の効率化はできそうです。
次の年には給与部分など都度入力が必要なもの以外はコピーできるようにアプリアクションを設定すれば作成の手間は格段に減りそうですね。
※ただし、自治体によってフォーマットが違うのでその数だけ設定するのか・・・という話になってきます。
当社は人数が少ないので数パターン設定すればいいだけなのでそこまで手間ではないのですが。
作成したアプリの全貌がコチラです。
最後に
このことについてツイートしたところ、フォロワーさんからニュースを教えていただきました。
2024年度申請分から就労証明書をデジタル化するとのことです。
どんな形でできるようになるかはわかりませんが、少しづつ国も変わりつつあるようです。
保護者や実務担当者が楽になるように、期待しています!!!