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好きなバンドの話、四丁目のアンナ


最近某CD屋を辞めた。
そこではEggsのコーナーを一年ほど担当していた。その時に出会って一発で惚れたバンド。

四丁目のアンナ

とやかく語るよりまず聴いてみてほしい。

めっちやよくないですか?

私はこの『休暇』を聴いて一発で惚れた。
絶対仕入れて大きく展開したいと思った。

何がいいってまずやっぱりボーカルですよね。
存在感がまず半端ない。力強く凛としている。
でも、どことなくあどけなく可愛らしい。
それに加え曲のポップさ。
どっしりと構えたリズム隊。
縦横無尽に駆け回るギターとキーボード。
めちゃくにちやいい。
もう、大好き。

で、ですよ。
さらに歌詞がはちゃめちゃにいい。

休暇に関してはまじで聴いたあとに背筋伸びる。『自分に誇りをもちなさい!』と背中をバシッと叩かれた感覚。聴き終えた後に少し前を向ける。

他の歌詞を見ると端々に狂気を感じるんですよ。大好きな人のトラウマくらいにはなれたかなみたいな歌詞だったり。
苦しんで!愛してあげる!だったり。
こう、女のドロッとした怖さみたいなのが垣間見れる。
男女間に発生する愛はキラキラした、綺麗なものばかりではないのでそういうドロッとしたものを表現している方は凄く信頼できる。

こちらの曲も最高。

なかなか憧れに近づけないもどかしさとか、楽園に辿り着かない苦しさ。報われない想いとかごちゃまぜになって吐き出した感じ。歌詞でも痛いくらいに伝わるけど、この不穏なサウンドがより一層そこに拍車をかける。

四丁目のアンナ気になる方は聴いてみて下さい。めちゃよいです。

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