見出し画像

えっ?Windows11? じゃ~いただきます 2021/07/11更新

※07/03追記
記事の内容としてポイントが3つあります。
・Windows11
・Windows11をアップデートの条件
・パソコン Lenovo Yoga C630を使用
 →CPUがintel・AMDでは無くスマホ向け(Snapdragon)改良版をです。
■Youtuberのナナッキーさんの動画で紹介されました!


おはようございます。お〜げさんです。

夜中に作業を切り上げ寝る前にネット(RSSリーダー)をチェック!
Windows11の開発者向けのバージョン(Insider  build for Windows11)が公開されていました! (06/29 02:55ごろに発見)

Microsoft 公式Blogより

画像1

こんなにも早く試せるとは思っていませんでした。
さっそく人柱としてアップデートを行いましたので朝の暇つぶしに読んで頂けたらうれしいです。
※内容は引き続き更新していきます。

【時系列】
2021/06/29(日本時間)

02:55(JST)ごろ? スマートフォンのRSSリーダーで「Microsoft Windows Blogs」の新規記事を発見!
03:06(JST) 実機Lenovo Yoga C630 Windows Updateにて確認
 →Windows11 Insider Preview 10.0.22000.51(co_release)がダウンロード可能な状態!
 →事前確認
  ・現在のバージョンをメモ
  ・回復ディスクの準備 →06/28に作成済み
  ・バッテリーの残容量確認 →100%
03:10(JST)〜 Windows11(Insider  build for Windows11)のアップデートを実行
06:05(JST) ログイン&起動完了

エラーも無く無事?アップデート完了!

第一印象は
「エラーが発生しなくて予想外だった」
「デザインがシンプルで好印象」
「もともと使っていたアプリが同じ感覚で違和感なく使える」
です。
いまアップデートが無事終わったLenovo Yoga C630でこの記事を書いています。

なぜ?おおげ(お~げさん)がこんなにも早くWindows11を試せるんだ!!?

まずみなさんが一番疑問に思う事
「なぜ?おおげがこんなにも早くWindows11を試せるんだ!?」
について説明します。

先に結論です。
偶然が重なっただけです。

今回正式リリース時期すら決まっていない「Windows11」です。
開発者向けのバージョンをアップデートして使える以下の条件が重なったため私は起動出来なくなる&データーの消失+αのリスクを認識した上でアップデートをしました。

※※分かりやすくするため言葉の意味を少し変えています※※

1)MicrosoftのWindows Inside Programに参加していた。
  →2020/04〜 今回のために参加したのではありません
2)Windows Insider Programの中でもDev版=開発者向け先行リリース に参加している
  →新しい機能を試せるが不安定。起動しなく可能性もあるバージョン
3)今回アップデートしたパソコンがWindows11のアップデート対象機器
  
→Microsoftの公式動作確認アプリで「アップデート対象機器」である事を確認していた。先週の発表後に確認済み。

■Windows Insider Programとは?
正式リリース前のバージョンを試すシステムです。Microsoftの条件を納得した上で参加出来るものです。

一言でいうと
Windowsの新しい機能や変更をリリース前に試すことが出来るけれど動作保証はもちろん保存しているデータの保証が無くなる
テストに参加することです。

3つの分類があります。
・Release Preview Channel
 →正式リリース前のバージョン
・Beta Channel
Dev Channel ・・・私はこれです
※私は開発者では無く、このパソコン(スマホ向けCPUを使っているLenovo Yoga C630)をガジェット的に試したい事があるため、Dev Channelに参加しています。


Windows Insider Programに参加したいと思った人は?要注意!!

パソコンが起動しなくなったりデータ、アプリの消失破損など「予測不能な事が発生する可能性が高い」ので普段使っているパソコン(Microsoftアカウント)で行う事は危険ですのでお辞め下さい

そもそもこれは体験版では無く「バグ潰しのため」のものです。

私は普段使いでは無いデータが消失しても私自身の影響が出ないパソコンで行っています。
過去に何度かいわゆるベータ−テストに参加した経験があります。リスクを認識しています。

※ネットの記事でアップデートの方法を紹介している記事がありますが、
 「アップデートを実行したら後戻りできない事」
を理解出来る方以外は手を出さない方がいいと思います。


Lenovo Yoga C630はCPUにスマホ向けSnapdragonの改良版(Intel、AMDでは無いARM版)を使用している珍しいパソコンです。
その貴重な環境でのバグ報告をしていくつもりです。
※07/02 追記
Firefoxでクラッシュが発生しました。
状況的にメモリ不足と思いますがSnapdragon850での挙動の情報として自動送信のレポートにコメントを追加して送りました。


パソコンの環境

■パソコン
メーカ:Lenovo
機種:Yoga C630 (ノートパソコン)
CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 850 Mobile Compute Platform
 → ARM版です。intel・AMDのCPUではありません。スマホ向けの改良版です。
 →Macに例えるとM1チップのようなものです。
  AxxをベースにしたM1
メモリ:4GB ・・・ビデオメモリで0.8GB使用。実質3.2GB
ストレージ:UFS 128GB ・・・SSDより遅い
日本発売:2019年4月 (入手は2021年4月)
 →最近新品を入手しましたのでバッテリーも含めて劣化はほとんど無い状態

Lenovo 製品情報(販売終了)

Lenovo Yoga C630 製品仕様書 81JL000DJP


■OS
Windows 10 Home 
アーキテクチャ:ARM ・・・x86・x64ではありません。
→通常のWindowsアプリはほとんど動作しません。
 基本的にMicrosoft StoreにあるARMに対応しているものになります。
32bit=x86のアプリをエミュレートして動作させることが出来ますが安定性、快適度はアプリによって差があります。


第一印象など

・Windows10からのアップデートがエラーが発生しなくて予想外だった
 →ARM版の対応がどこまで出来ているか?不透明だったため
・デザインがシンプルで好印象
 →機能的な変化よりもデザインの変化に気づくことが多い
 →大きな機能変化を感じない??
・もともと使っていたアプリは動作可能
・64bitアプリのエミュレート動作が安定している
 →アップデート前では起動出来ないもの、起動しても実用的では無いものがありましたが明らかに安定度が増しています
 →いくつか動作確認しましたがアップデート前では実用レベルでは無かったものが安定しています。

ビックリしたこと

1.本体のバッテリーの持ちがすごい!!
(これはLenovo Yoga C630のCPUにSnapdragonが使われている事が影響していると思います。Windows11のアップデートとは直接関係無いかもしれません💦)

バッテリー満タン=100%の状態でアップデートを開始しました。
終了時 80%でした。
約3時間処理を続けていたのに20%しか減っていません。

■状態
開始 03:10
終了 06:05
ディスプレイ:点灯状態  ・・・エラーの確認をしていました
WiFi:ON
モバイル通信:OFF


2.64bitアプリが普通にインストール出来る!

アップデート前にインストールすら出来なかったものが普通にインストール出来ます!
もちろん快適に動作するか?別の話ですが・・・
 →複数のアプリで快適では無かったものが実用レベルで動作しています。

正式版のWindows10(ARM版)ではまだ64bitアプリ=x64の動作対応していません。
アップデート前はWindows10の開発版で64bitアプリが一部動作していただけです。

とりあえず動作確認 07/02 00:00 時点

※あくまでもWindows11 Devバージョンでの状況です。正式リリースまでに様々な機能追加や変更が見込まれます。
動作確認OK=正式リリース版でもOKではありませんのでご注意下さい。

【Windows標準アプリ】
・Edge(ブラウザ)・・・OK
・メール ・・・OK
・エクスプローラー ・・・OK

【Microsoft Storeアプリ】
・Twitter ・・・OK
・Instagram ・・・OK
・Adobe Photoshop Express ・・・OK
・Concepts(イラスト) ・・・(簡単な動作確認)OK
  →タッチペン操作OK
・DropBox(Sモード) ・・・動作△
 →アップデート前と同様にメモリ不足?で時々落ちる
・Simplenote ・・・動作確認中です


【追加インストール】
・Slack (64bitアプリ)  ・・・OK 
 → Windows10の時よりも安定している。
・Firefox (64bitアプリ)  ・・・OK
 →Webサイトの閲覧、複数タブの起動 ・・・OK
 →Youtubeの動画再生もOK (画質は未チェック)
・Arduino IDE(32bitアプリ) ・・・起動までOK
 →動作確認は後日の予定

【WSL1】
Ubuntu ・・・動作OK

【WSL2】
・Ubuntu ・・・確認中

Windows11で見つかった不具合 (07/04追記)

私の環境で見つかった不具合です。
スリープからの復帰時の問題
WiFiがつながるまで時間が掛かる (5秒~程度)
 →アップデートはスリーブ復帰時の認証を終わったときにはWiFiは接続状態になっていた
  →アップデートはWiFiがつながるまで待ち時間が発生する


今後の予定

Opt-Techのメンバーへ相談して色々な角度から動作チェックしたいと考えています。


取り急ぎアップデート終了後の簡単な動作確認レベルまでのお話になります。まだまだ書きたい事がありますので追記する予定です。

ご覧頂きありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

お〜げさん
Linuxの動作確認(パソコン、周辺機器)を行っております。 パソコンは古い機種をメインに動作確認、周辺機器はWiFiアダプタなどがLinuxで動作するか?を確認しております。 機器購入の費用としてサポートをお願いします。