前を向ける楽曲についての覚書
自分の仕事について話すと、
「大変じゃない?」とか「大変そうだね」って言われます。
大変、かあ........。
私は学生時代の狭い人間関係の中でできる階層とかギスギスした家族での長女としての役回りとかのほうがよっぽど大変だし嫌です。
仕事なら「仕事だから」って割り切れる。
私にとってはそっちの方が楽。
お金をもらって働く以上、責任や大変さが伴うのは当たり前だと思います。
それ故に潰れてしまう人もいるし、自分もそうなりそう。
完璧主義は良くないとか、ある程度肩の力を抜くことも必要だよとか。分かるけど、そんなに器用にできなくて、強がってがむしゃらにやってしまう。
結局私はどうなりたいんだろう。
弱いと不安で、強くなりたくて。
できることを増やしたくて、たくさん挑戦してきた(つもり)。
でも不器用さゆえに上手くできないことも多くて、もどかしくて、自己肯定感は下がっていく一方。
はあ生きづらい。
いつになったら軽く生きられるんだろう。
そんなことを考える今、響く音楽があります。
きっとしばらくこの調子だと思うので、覚書程度に。
SEKAINOOWARI『サザンカ』
すごく好きな歌詞。
「大変そうだね」が嫌なのって、見下されてるように感じてしまうからだと思うんですよ。
「大変そうだね」をより具体的すると、
「私は幸せだけどあなたは可哀想だね」ってことじゃん?(考え過ぎ?)
優越感に浸りたいのが見え見えだよって言いたい(考え過ぎ??性格悪い??)
まあとにかく、笑われてるように感じてしまう時はこの歌詞を思い出して平静を保つことにします。
Greeeen『Belive』
響く歌詞ばかりで、どこを抜き出そうかめちゃくちゃ迷った。
無理だって言われても頑張りたいって思う自分がいます。
でもやっぱり、身近な人に無理だって言われると辛い。味方でいて欲しいのになあって。
まあそれも私の勝手な希望ですけど。
勝手に期待して、勝手に幻滅して。
幻滅したくないから期待しないようにしても、
やっぱり期待せずにはいられないじゃないですか。
だから、傷付くことを怖がらずにいろんな人と出会うことが必要なんだと思います。
期待に応えてくれる人、理解してくれる人に出会うために。
SixTONES『Food Luck!』
シンプルに直球でグッと来ます。
ジャニーズは今まであまり縁がなかったけど、年末の音楽特番で聴いて以来毎晩聴いております。
過去の失敗とか後悔とかトラウマとか、数えきれないくらいある。特にここ4〜5年はそんなんばっかり。
その度に凹んだし、自分の出来なさに嫌気が差したし、消えたくもなった。
でも、不器用ながらもそれらを乗り越えて、いろいろ吸収して、学んで、少し成長した自分で今を生きているのは変えようのない事実ですね。
辛い過去を乗り越えてきたそのこと自体に自信持って良いんだなって思います。
milet『Walkin’ In My Lane』
最近マイブームのmiletさん。
ポップなリズムに乗せた、ネガティブな感情に寄り添ってくれる歌詞がものすごく刺さります。
しゃがんで泣いているところにそっと近づいて、笑顔で背中をさすって、ゆっくり立ち上がらせて、綺麗な空を見せてくれるみたいな曲。
今の自分は泣いてる側だけど、いつか寄り添う側になりたい。
乃木坂46『ここにはないもの』
尊敬してやまない斎藤飛鳥ちゃんの卒業曲です。
思い返せば四年前、西野七瀬ちゃんの卒業と共に私は高校を卒業しました。
なあちゃんの卒業曲『帰り道は遠回りしたくなる』の「強くなりたい」というストレートな歌詞は、自分が分からなくなっていた当時の自分にめちゃくちゃ刺さって、そうだよなって思って、先に進む力をもらいました。そんな、2018年と2019年。
大学に入って、無理して強くなる必要無くない?弱くてよくない?って思うこともあったけど、
でもやっぱり強くなりたいって思っちゃうんですよねえ。我ながら面倒くさい性格。
でも、無理は良くないって気付きました。余裕大事。休憩大事。
あと数ヶ月で大学も卒業。そして新社会人です。
このタイミングで『ここにはないもの』が発表されたのはもう運命なのでは?やっぱり強くなるしかないのでは??
社会人1年目は大変だとみんな言います。
大変なんだろうなあ。しんどいんだろうなあ。
挑戦しなければ良かったとか、もっと楽なところに行けば良かったって思うこともきっと、いや絶対あるけど、
少なくとも、志望動機で書いたことは全部本心で、自分の正直な気持ちなので、
そうですね、その気持ちを思い出せなくなったらやめようかな。それまでは自分を信じて向き合います。
環境が大きく変わる今年。
実は人生で初めて、新しい環境にワクワクしております。
今まで新しい環境が苦手だったけど、新しい出会いが怖かったけど、
どん底から這い上がってきた今、一皮剥けた自覚がちょっとだけある。
今年もいろいろと考えを巡らせるだろうけど、今いる環境を楽しむ余裕は常に忘れずに持っておきたいです。
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