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n•u•d•e~国会図書館のはなし?
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(©平野 紗季子さん)…のオマージュ。
国会図書館という異空間
Q.あなたは国会図書館に行ったことがありますか?
a.「いいえ、一回もありません」
b.「はい、その昔、調べ物をしに…1回?or 数回」
c.「はい、よく行きます」
想定される選択肢はおそらくこの3つではないか?
かくいうワタクシは
cの「はい、よく行きます」
…とつぜん不親切な始まりでスミマセン!
これは、国会図書館という特殊なシステムが生む異空間と
その違和感をキッカケとしたエッセイです。
国会図書館利用イロハ
さて、まったく利用されたことのない方向けに
チョー簡単な利用方法ガイドです。
まず利用者登録をした後、
①ロッカーに荷物を預け利用者カードをタッチしてゲートから入館
②館内には中身が見えないB5以上のかばんを持ち込めない
のです。
この入館前のロッカー&入館ゲートの存在により
利用者は基本「コート(上着)を脱いで透明バッグ※をもった」
共通一律スタイルになるわけです。
ここが近所の図書館と大きく違います。
少し「飛行機搭乗スタイル」にも似ていますがそれとも違う…。
この”一同、ALL透明バッグスタイル”が
この世の中にあって結構な異空間だと私が感じる所以です。
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時事ドットコムニュース 2023年01月30日記事より
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こういうラックがロッカー横にあるんです。
国会図書館の透明もの入れ、ビニール袋からリユースバッグに
ちょっとだけ漂白された…a little bleached style?!
入館ゲートをくぐるとそこでは、
みなちょとだけ”着ぐるみはがされた”スタイルなのです。
(これがタイトル”nude”の所以)
”一同、ALL透明バッグスタイル”のマジック&トリック。
伝わるでしょうか?
たとえば…
学生の時みな同じ制服だからこそ、
逆に際立つ個性みたいなものがありましたよね?
靴下の丈とかリボンの結び方とか。
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☝このドリンクホルダーに入れてるものの…
ボトルの色・デザイン
はたまたペットボトルのままなのか?
その際のドリンク種類
とか、何となく透けてみえるポーチだとかノートなんだとかのエトセトラ…
女性誌の鉄板ネタ「あの人のバッグの中身」以上の
♪赤裸々ラーララブソング~(©久保田利伸)。
探しに来た本以上に生きた資料に目👀がくぎづけ。
無コート人観察🧥⛄
さてまだ暑くて想像しづらいですが、これから迎える冬…の話。
冬の外出時は結局コートを着たっきりになることが多く、
目に入る他人の90%をコート姿で認識する気がしますが
(於:電車やらスーパーやら)
ここ国会図書館では前述のとおり
ちょとだけ”着ぐるみはがされた”スタイル。
数百人~千人単位で
「無コート人」を目にするのです(とっても広いんです!)。
これもまた新鮮な光景です。
会社内で見る「無コート人」は結局のところオフィススタイル。
なので「普段着のセーター民」をこれだけの規模でみることが
「おとなだらけの教室の中」みたいで観察するのがおもしろいんだよな…
伝わっているでしょうかしら。
販売員はコートとバッグを持って売場に立つべし?!
…とここからフト…
トートツに逆の発想でずっと言いたかったワタクシの主張です。
それが↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
販売員はコートとバッグを持って売場に立つべし
前段に書いた通り、冬場は
”コート(上着)を着たきりスズメ”になることが多く、
「コートとバッグのコーディネート(合わせ方)」が
その人の印象そのものになってしまうことが多い気がします。
中に着るものに凝ってみても、外から見たら一緒。
それは極論すれば、
コート着ちゃえば中はパジャマでも外出できる…
ってことでもあるんですが…。
ゆえに冬のコーディネートのキモは
「コート&バッグの合わせ方にある」のでは?
と思うと、販売員の諸先輩方におかれましては
その点を実地で見せてくれよ(マネキンボディーだけじゃなく)
って思うんですけどいかがでしょうか?
空調がきいた店内でずっとそれは現実的ではないんでしょうねぇ…
でもサ、すごく仲のいいショップスタッフの方がいるとして
その人がどんなコート&バッグをいつも提げているのか…
その通勤スタイルは案外知らなかったりしませんか?
で、その合わせ方にこそ、
その人らしさが200%出てんじゃないかしら??
というのがワタクシの持論です。
だからそれが見たい!
国会図書館のコート無スタイルと販売員のコート有スタイル…
まったく違うことを言っているようで
一周してワタクシ自身の興味のありかは一貫しておんなじ。
そう、これはオシャレ観察のエッセイだったのです。
ストリートスナップを文字起こししてみたらこうなりました!
なんちゃって!
数人の民に伝わったらうれしいです。
ほいじゃあ、また~~
See you👋
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