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全部口から出ちゃう系

三年間のマスク生活がもたらしたもの

そろそろマスクも外せそうな今日この頃。
マスクを常備するようになって変わった顔周りの変化は
化粧品にも影響したようで、今春は口紅の売上が伸びたとか…。

さてまあどんな切り口でも語れる”マスクビフォーアフター”の中で
私が切に申し上げたいことは、ズバリ…

マスク下での独り言、増えてませんか??

です。

〽あれは三年前

それは、ちょうど3年前「緊急事態宣言下」に会社に出勤した日。
郵便局が早々と閉まっていて3件ハシゴすることになったイライラで

”「くそっ!くそっ、ふざーけんな!」
マスクの下で吠えまくって横断歩道を渡った”

と日記にあります(口が汚くてすみません)。

マスクがあって口元が隠れているもんだから、
三密の外で独り言を言うことに躊躇ちゅうちょしなくなっていた、
…のかも?し、れ、な、い?!
(まあ、こじつけだけど)。

何でも口にしちゃう、口から出ちゃう人びと。

それでフト思い出したのですが
そのように”独り言めいたもの”を「何でも口にしてしまう人」について
書かれた軽めのエッセイを読んだことがありました。
ひとつは、何でも口にしてしまうのは…

加齢によるおばさん化現象である

というもの‥‥ド、ドヒーン。
やばばっ!ヤバ子っ!

確かにおばさんって躊躇ちゅうちょなく隣から(於スーパー)
「あ~、暑いわねー」とか
「それおいしいのよ」とかなんとか話しかけてくる…あの感じ。
(てかそもそも話しかけてんの?独り言?グレーゾーン…)
あの感じ?…
なのか?
私も?!

しかし、勝手なイメージの中のおばさん勢が
私の(口汚い罵倒の)独り言と著しく違うのは
「ワヨネ」口調*な点にある。
*暑い~、おいしいの、お得ネーなど

それってぐーんとおちゃめですよね?
こちらが聞き流しても気にならない気楽さ・軽さ。
おばさんって、スゲーな。
目指せ、その境地!

何でも口に出ちゃう位がむしろうらやましい?!

もう一つ読んだ別のエッセイでは、

「そういう風に独り言を口にするのは、
過剰な自意識があっては出来ないことだ、
むしろうらやましい」

みたいな内容だった気がします。
ええええ?まさかの憧れ?称賛の視点?
そっちサイドの見方があったのか…盲点。

すでに「何でも口に出ちゃう系」にどっぷり浸かった身としては
ちょっと新鮮な驚きでした。

まあ、そうですね。
おばさんになっても過剰な自意識には日々さいなまれますが、
若い時とはまた違っていて、自制の力が弱まっている気も…。
それが加齢のなせる技?それはむしろ福音?
ハタチの頃にこんなに独り言、言ってなかったとおもう、たぶん。

…でネ!

んでもって、私は周りがテレワークが主となっても出勤が続き、
まばらになったオフィスで(周りに人がいない)
何が増えたって、もうそりゃあ断然独り言です!昨対比200%超え。

「え?ナニコレ?ぜんっぜんわかんないんだけど、この資料」
とか言うことが常となってしまい、
オフィスに人が増えてきてもこの独り言がちっとも治りません。

たまに、周りをはばかって空いている広いスペースに移動して
「ええっと、まずこれやって、これはこうね」
存分に独り言確認しながら仕事していることさえあります。

全部口から出ちゃう系…これは厄介。
あなたの周りにそんな人が増えていませんか?

もしかしたらテレワークの方が自宅だから
人目をはばからず独り言が増えんのかな~?

…とコロナがもたらした”独り言事情”が気になる今日この頃です。

ってことで貴方の独り言レポート、待ってます!
集え!独り言仲間たち!


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奥光子∣ガシガシ編集部
表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。