サヨナラの方程式。

許されるのならまだ消えないで。

9月が終わる。
10月が始まる。

これは一つの時代が終わる瞬間。
“ジャニーズ”という社名こそ今はタブーとされ、
ジャニーズJr.も“ジュニア”という名前になった今、
髙橋優斗が退所する、ということは、
本当に“ジャニーズ”が幕を閉じる。

発表された日から、9月30日まで、
「ずっと9月だったらいいのに」
と、何度願ったことだろう。

貴方たちに出会ったのは、私の15歳の誕生日。
今から約6年前。
中学生だった私は、社会人2年目。
たまたまジュニアチャンネルの更新がHiHi Jetsの日で、たまたまおすすめに流れてきたのが、全てのきっかけ。

瑞稀くんに惹かれて応援していた私だが、
いま改めて考えると、
“井上瑞稀”ももちろん大好きだけど、
“HiHi Jetsの井上瑞稀”がそれ以上に好きだった。

そのくらい、“HiHi Jets”というグループが
大好きだったし、
メンバー4人で誰が1番、2番付けられないほど
みんなが大好きだった。

残されたメンバーのファンとして、
「瑞稀くんの夢は？」「残していかないでよ」
「なんで今更？」「デビューが遠のくじゃん」
そう言いたかった。

でも言えなかった。
貴方が人一倍頑張っていることも、
だれよりも“HiHi Jets”を好きなことも知ってるから。

HiHi Jetsで叶えられない夢ってなに？
HiHi Jets以外にしたいことってなに？
思うことは沢山あるけど、それ以上に、
髙橋優斗を好きになってしまっていたし、
どうか夢であって欲しいと思った。

高尾山に登ることからはじまって、
富士山に登って朝日を見て、

玉ねぎ、ブロッコリー、さつまいも、、、、
沢山大食い企画して、失敗して、

何度も奇跡を起こして、絵文字だけで出会ったり
ポケベルで出会ったり、

メンバー愛を確認したり、歴史を知ったり、

毎週たくさんの幸せをありがとう。
5人の笑顔を見て迎えられる週末は、
月曜日からまた頑張るパワーを貰える
幸せな時間でした。

星が五角形なのはHiHi Jetsが5人だから。

SMAPや嵐みたいなグループになりたい、
最速でデビューする。
伝説のグループになる。

その夢を貴方たちなら叶えられると思った。
叶えてあげたいと思った。
ついていきたいと思った。
同じ景色を見たいと思った。

新しいお仕事が発表されるたびに、
「ジュニアなのにすごい」って思った。
快進撃だと思った。

でも結局、叶えてあげられなかった。

最後にHAFのみんなでだぁ〜くねすどらごんの
再生回数10,000,000回をプレゼント。
本人たちにも届いたみたい。
デビューには間に合わなかったけど、
今回は間に合った。

いつだって私たちに夢を見させてくれるのは、
HiHi Jetsだったし、髙橋優斗そのものでした。

HiHi Jetsが今後どうなるのか分からないけど、
貴方がいて“HiHi Jets”だし、
ずっとずっと宝物としてキラキラ輝き続ける。

HiHi Jetsがまた月に向かうロケットに乗るのなら、
私も一緒にロケットに乗って、
一緒に月を探して、そしていつか一緒に着陸したい。

わがままだと思うけど、
5人一緒にデビューして欲しかったし、
ずっとずっと5人で歌って踊っていて欲しかった。
笑っていて欲しかった。

勝手にHiHi Jetsは永遠だと、
思ってしまっていた。

ジュニアの、帝劇の、0番に立つ貴方。
ジャニーさんの弔辞を任された貴方。
星が描けない貴方。
お尻を出すのが大好きな貴方。
“みずち〜”って呼ぶ貴方。

HiHi Jetsのセンターで居てくれてありがとう。
どうか、未来が光り輝き続けますように。