
YMSでイギリスに来たらどうする? 家探し,仕事探し
私は2022年のYMSでロンドンに来ました。
もう1回最初から始めるならどうするだろうか?という視点で
いろいろ書いてみます。
これからYMSでイギリスに来る人、
イギリスでのワーキングホリデーを検討している人に参考になったら嬉しいです。
ビザの手続きについて
私は語学学校を申し込んだのでそのついでにエージェントにビザの手続きをしてもらいました。
当初は実家暮らし、在宅勤務の正社員でお金に余裕があったのでエージェントを利用することに抵抗はありませんでしたが、今考えるとお金無駄にしたと思います。
後で書きますが、私は語学学校自体が不要だったと思うのでエージェントの利用もしなければよかったと思っています。
ビザの手続きは難しそうに見えますが、自分でできます。
特に今はインターネットに情報が溢れているので、エージェントを使わずにできると思います。
私が手続きしたときも情報はたくさんありましたが、絶対に失敗してはいけないというプレッシャーでエージェントに頼ってしまいました。
YMSで必要な書類などは他のビザに比べると極めて少ないので、今から考えると簡単な手続きだったように思えます。
ちなみに個人で手続きをする上で問題なのは、銀行の明細です。
英語に翻訳する必要があるのですが、自分で翻訳することはできず、
翻訳業者に依頼して翻訳したスタンプ?が押されている必要がありました。
エージェントに依頼すると翻訳業者もセットになっているので確実なのですが、翻訳だけのためにエージェントを利用したくないと思います。
しかし、日本の銀行でも英語の明細を発行してくれる銀行もあるのです。
最初からそれを利用していれば翻訳に困ることはありませんでした。
28日ルールといって、申請時より最小でも28日以上前から条件を満たす金額を保持している必要があるため、急に新たに口座を開設して入金するのでは間に合いませんでした。
長くなってしまいましたが、もう1回YMSの申請をするなら
私はエージェントを使わずに申請し、
あらかじめ英語の明細を発行できる口座を持っておくようにします。
語学学校について
イギリスに来たばかりは特にすることもないので語学学校に行けば、友達を作ったり、他の日本人から色々情報をゲットできるかもしれません。
違うバックグラウンドを持つ友達を作ったり、他の日本人と話すのが好きな性格なら、楽しい場所かもしれません。
しかし、個人的には語学学校は必要なかったと思います。
私は6ヶ月も行ってしまったのでものすごい金額を無駄にしてしまいました。
語学学校で学ぶ内容は文法的な内容が多く、中学高校で学ぶ内容の復習です。
日本の学校よりは会話の量が多いですが、すでに英語を知っている人にとっては新たに学ぶことが少ないかもしれません。
なので、中学高校の英語を忘れてしまって思い出したい! という方には語学学校をおすすめします。
家探しについて
ロンドンにいる間は、SpareRoomでシェアハウスを探して住んでいました。
シェアハウスの暮らしは全く悪くなかったです。
キッチンやバスルームではそんなに長時間過ごさないし、自分のベッドルームがあれば十分快適でした。
ロンドンにはいくつか修道院が管理している女子寮があります。
知り合いの日本人がそこでしばらく暮らしています。
私の妹も半年間の留学中にそこで生活していました。
家賃も1ヶ月で£500に満たないくらいのようです。
安いので当然ですが、人気で空きを見つけるのが難しいです。
妹はかなり前から探していたのと、限られた期間だったので入居ができましたが、すぐに住み始めるには難しいかもしれません。
早めに探し始めて無事入居が決まればベストオプションだと思います。
語学学校に申し込むと大体、ホームステイやシェアハウスを一緒に予約することができるので
その点では語学学校はかなり助けてくれます。
語学学校に行かない場合はそれらのオプションがないので
上記の女子寮を運良くゲットするか、
お金を気にしなければAirbnbで1ヶ月くらい抑えておくか、
安いホステルなどに最初は滞在するなどの方法もあります。
家を見つけるのにどのくらいかかるのかは、時期や求める条件などによりますが、本気で取り組んだら案外すぐに決まります。
私の場合は10月初旬で2週間弱で見つかりました。
最初の1週間は全然連絡が来ないと思いつつも部屋を見つけてはメッセージを送り続け、
次の1週間はほぼ毎日内見の予定が数件ずつ入るというような状況でした。
8月~9月は学校が始まる時期で不動産もピークになるため、
もう少し長くかかるかもしれません。
家探しのポイント
メッセージは短く、最初に大切な情報を全て伝える
これは仕事でも同様ですが、メッセージの往復はなるべく少なくしたいところです。日本語でのメッセージとは違い、余計な挨拶は不要です。
長いメッセージは相手の読む気力を失うのでなるべく短く、入居したい日など大切な情報は全て伝えることがポイントです。
コピペで大量にメッセージを送れるようにメモを残しておきます。内見に行ったらその場、または当日中に決める
ロンドンの賃貸市場は競争率が高いのであっという間に消えていきます。内見したらすぐに決めることをおすすめします。沢山内見していると、すぐに有りか無しか決断できるようになります。とにかく沢山メッセージを送り、沢山内見する
競争率の高いロンドン賃貸市場ですが、新しいリスティングもすぐに上がってきます。家は星の数ほどあるのでとにかく数をあたると良い家に巡り会えます。
Hi, I'm ***. I'm looking for a room from 1st of January. Can I have a look the room if it's still available? (I'm available on weekdays afternoon or weekends.) Thank you.
語学学校などで午後しか内見に行けないのであればそれも伝えておくと、
次の返信では明日内見できるよ、ポストコードは〜です。などと送られてきて、
Thank you, I'm coming at 10:00 tomorrow. とだけ送れば完結です。
内見の予定はできるだけ直近にします。
明日行く、今日の午後に行くくらいの勢いです。
内見に行く前にもう埋まってしまったということも少なくありません。
また最初のメッセージで電話番号を記載しておくと、WhatsAppやiMessageで送ってくれたり、電話の方が好きな人もいるので親切かもしれません。
仕事について
初めてイギリスで働いたのはGail'sというチェーン店のパン屋さんです。
モダンな雰囲気でいわゆるお洒落なカフェです。
金額が高めなので、エリアによりますが、そんなに客層も悪くなかったです。
店舗が沢山あるので、求人も多いです。
公式Webサイト経由で応募すると、すぐに届くのでIndeedなどを使うより近道です。
私が働いていた店舗にはイギリスで生まれ育った人もいれば、ワーホリで来てる人も多くいました。
限られた期間のビザであっても比較的働きやすいと思います。
朝は早いですが、夕方早くに閉まるので遅いシフトでも比較的早く帰れます。
私はパートタイムで働いていましたが、フルタイムでも体に負担の少ない労働時間だと思いました。
おすすめの職場です。
IndeedやMixBなどの求人も試しましたが、
公式サイトから応募する方法が確実で近道だと思いました。
私が最初にSpareRoomで見つけて住んでいた家から徒歩2分くらいのところにGail'sがあって、結局違う場所に住み始めてから違う店舗で働いたのですが、あの時あの店舗で働けたのにな〜と今でも思います。
チェーン店で働くのは、YMSの後の就労ビザをスポンサーしてもらうことは難しいので、定住にはつながらないですが、
とりあえずフルタイムで働き始めたら家賃と生活費は賄えるので
貯金を切り崩さずに済みます。
定住する方法については、また別の記事を書こうと思います。
結論
ビザの申請は自分でする
語学学校には行かない
SpareRoomで沢山内見して家を決める
チェーン店のパン屋さんなどに公式サイト経由で応募してフルタイムで働き始める
私がもしもう一度YMSをやり直すならこんな感じです。