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独り占めしていたい、綺麗な記憶

わたしには、誰にも言いたくない記憶がある
あまりに綺麗で、貴重で、尊いから。

嬉しいこと、楽しいこと、ほど
誰かに話したくなる派の人種もいるなかで

綺麗なもの、好きなもの、大切なものほど
独り占めしていたい
自分だけ、知っておきたい。
と思う派の人種でありまして、

その記憶を守るための秘密主義の強固さといったら
もう何にも負けません。(聞いてねえわ)

あんなにキラキラしてて、あの時しか
残せなかった かけがえのない記憶

そんな記憶を一緒に残してくれたあなた

例えふたりがこの先、会わなくなっていたって
連絡を取らなくなっていたって

あの時あの場所で、共にかけがえのない時間を過ごし
かけがえのない記憶を、共に残したという

その事実が既にもうわたしにとっては 尊いのです
その記憶の尊さだけはいつまでも
わたしの一番であり続けるんじゃないかと思う

誰にも他言したくないほど、綺麗な記憶
そんな記憶があるという誇り。

それだけで有難いのです。

あの時あの場所で、一緒に時間を過ごしてくれて有り難う。

すべては言葉になると純度を失ってしまう

これからもわたしはその記憶を大切に
独り占めしていたいのです。

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