2024年8月25日

今日はお家でのんびりの一日。
9時頃からだらだらと活動開始して10時頃にパスタを作って食べる。今日はもう料理する気にならないだろうと思っていたから3人前分くらい作っておいた。
お腹が満たされると部屋の散らかり具合が気になりだす。まずお部屋を掃除して、その後トイレ掃除、玄関周りを少し掃いたら気持ちは落ち着く。
さて何をしようかと思い、昨日も作ったが、材料もあるのでもう一つ雁木を作ることに。ノミを使ってあっという間に差し込み口の穴は開けられたものの、持ち手が中々上手く入らない。昨日の反省を生かして穴を狭くしすぎたのが原因だった。少しずつ広げては嵌めて、また外してを何度も繰り返し、1時間くらいやって何とかこれで良いだろうという具合になった。昨日うまく行った成功体験から、完全に舐めてかかったのが仇となった。やったことは同じなのだけれど、作業を終えた僕は何だか昨日よりずっと疲れていた。こんなものだろうという気持ちで望んでしまった自分に、その「心持ち」にガッカリしたのかもしれない。
出来ることならもう少し大切に、様々な思いを巡らせながら作業したかった。
まあ、何はともあれ道具は二つ出来たんだ。明日から現場で使えるのが楽しみである。

作業が終わった後は、昨日買ってから食べるタイミングを逃していたケーキを頂く。自分で珈琲を淹れて、カフェオレも作る。
自分へのご褒美はやっぱり大切だなと改めて実感する。

近所のケーキ屋さんで購入したショートケーキ

作業の疲れと甘いもので眠くなった僕は少し眠ることにした。
1時間くらい経ったろうか。
誰かの声がして目が覚める。「郵便物でーす」と声が聞こえる。何か頼んだっけな?とりあえず玄関へ向かう。サインをして荷物を受け取ると、送り主の欄には彼女の名前が書いてある。
急な贈り物に、小躍りするほど嬉しくなる。
早速荷物を開けると、そこには先日彼女が旅行で行っていた佐渡島のお土産が入っていた。

毎回本名で書いてくれるのが嬉しいよ



塩やワカメ、手拭いやコースターなど 自分が日常で使えるものが幾つも入っていた。ご丁寧に手紙まで書いてくれて。
僕らはもう付き合って5年が経つけれど、付き合って当初、台湾と日本の遠距離で約一年を過ごした。
その際も自分達をどうにか繋ぎ止めてくれたのはこうした贈り物だった。勿論実際に会って手が触れられる形での会話にかなうものは無いけれど、長らく会えない状況での電話やsnsのメッセージのやり取りよりも、僕はこういったものに特別な想いを感じることが多かった。
そこにはきっと、「時差」があるからかもしれない。フィルムの現像に少し似ているなあと思う。今この瞬間伝わればいい!伝わって欲しい!という気持ちが大事なのはわかっているけれど、時間の経過と共に強くなっていく思い、そういった想像の余地があるものにどうしても惹かれてしまう。
手紙ひとつとっても、その時彼女がこの言葉にどのくらいの時間をかけたのだろう、とか、封筒に貼られたマスキングテープの柄はお気に入りのあれだな とか、そういうことを考えさせてくれる。
今は普通に生活していて、そういったことを考える機会というのはとても減ったように思う。
僕がこうして今ここに文章を書いているということも、この文章以外には何の痕跡も残せやしないんだから。
だからこそ、少なくとも彼女には生涯手紙を書き続けたいと思う。
そう思わせてくれるきっかけを、今日もありがとう。お陰で今日も良い一日になったよ。
それではおやすみなさい

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