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【祝と歌】小さな手のひらに無限の愛を
私を強くしてくれた存在
ほんのり雪が積もった7年前の今日
私は小さな命をこの世に産みおとしました。
まだ我が子という愛おしい存在を知らなかった私。
小さな手を包み込むには自信もなく
伸ばす手は誰が見てもぎこちない。
けれど、触れてしまえばぬくもりを感じ
抱きしめてしまえば離したくない。
一つの命に真正面から向き合うことで
愛おしさを実感していきました。
背を向けてしまえば崩れてしまう命が
大人になったばかりの未熟な私を
強くしてくれたのです。
7年経った今
私の服の裾を掴んで遠慮がちに立っていたのに
今では一人で「いってきます」と歩き出すようになって
新しいことへの挑戦は少し臆病だったのに
今では自ら、はじめの一歩を踏み出すようになって。
たった7年が、とても深い軌跡でした。
「大好きだよ」と抱きしめて伝えると
「僕も大好き」と倍の力で抱きしめ返してくれる我が子。
母が子に与える無限の愛は
何倍もの力になって自分の元へ巡ってくるのだと、
愛おしさを感じる度に思うのです。
Happy Birthday to You
お誕生日おめでとう。
産まれてきてくれて、ありがとう。
私に生きる喜びを与えてくれてありがとう。
あなたの歩む未来に
幸せだと実感できる出来事が
できるだけ多く存在しますように。
もしも、幸せの数が決まっていて
あなたの数が少ないのなら
私の残りの幸せを全部渡してもいい。
私は、あなたからたくさんの生きる喜びを貰ったのだから。
祝と歌
これから始まる毎日に
きっと降り続けるのは
小さくて大きな生きる喜びでしょう
身体だけでなく、心にも刃を向ける人がいる世の中。
これから先、辛く苦しい出来事に出くわすことがあるかもしれない。
踏み出す一歩に怯えることがあるかもしれない。
そんな時、大切にするものが心の真ん中から居なくなりませんように。
煌びやかな世界の中で、
目を背けてしまいたくなることがあるかもしれない。
そんな時、瞳を閉じてあたたかな記憶が寄り添ってくれますように。
あなたが愛を胸に生きていてくれたら
生きる理由が常にしっかりと存在してくれていたら …
ただそんなことを、想っているのです。