寝ている間にお金を増やすには?
僕は会社員、大手メーカーのプログラマーだ。双極性障害を患い、すでに会社で2回休職をしている。なんとか職場復帰したものの、体調はまったく安定しない。2度あることは3度ある。そして、仏の顔も3度まで。次に休職するときは、会社を辞めさせられるだろう。僕は「その時」が来るのを覚悟していた。会社を辞めた後、いや、辞めさせられた後、一番困るのはやはり「お金」だ。病気のせいで体調が安定しない僕には、会社員のような普通の働き方は難しいだろう。そこで考えた。
寝ている間にお金を増やす方法はないのか?
病気により、寝込んでしまうことが多い僕にとって、寝ている間にお金が増えたら、どんなにすばらしいことか。もしそれが実現できれば、ゆっくりと静養に専念できるし、精神的にも安定することだろう。何か僕にできることはないか?一生懸命模索した結果、僕は独立起業することにした。スマホアプリの開発と販売だ。幸運なことに、アプリ配信直後は、それなりに売れた。とは言っても、それはお小遣い程度。生活を維持するにはまったく足りない。
自分なりに試行錯誤を続け、生き残る道も模索するも、どんどんと貯金がなくなり、ついには電気もガスも止められた。僕の人生が詰んだ瞬間だ。どうにもこうにもいかなくなり、僕は実家の両親に助けを求めた。両親、特に母からは「大学まで行かせてあげたのに、なんなのこのザマは?」などと、きついことを言われた。母の心無い暴言を受け、僕の体調は極限まで悪化した。そんな僕を見た母は、僕を閉鎖病棟に入院させようとした。入院前の医師との面談では「任意入院ではなく、保護入院になる」と言われた。保護入院になったら、おむつを着けられ、手足を縛られる。そんなのは絶対に嫌だ。僕はそう思い、怖くなり、病院から逃げ出した。
病院から逃げ出したあとのことは、ほとんど覚えていない。おそらく重度の混合状態だったのだと思う。覚えているのは、目が覚めるたびに睡眠薬を飲んで、ひたすらに恐怖から逃れようとしていたことだけだ。一言で言うなら「廃人」まさにこの言葉がぴったりだと思う。
僕が廃人生活を送っている間に、母が障害年金の申請に行ってくれていたようだ。僕がその事実を知ったのは、それから3年ほど経ってからだ。そう、廃人生活をしている間に、結構な金額の貯金に成功していたのだ。母をはじめ、ダメな僕を受け入れ、理解しようとしてくれた家族には感謝しかない。
お金に死ぬほど苦しんだ僕は、二度とお金で苦しまないように、お金の勉強を始めた。YouTube、書籍、図書館を利用して、徹底的にお金について学んだ。この中で一番大事だと思うこと、それは。
お金には4つの使い方がある
①消費:お金を払って商品やサービスを受ける
②貯金:将来に備える
③投資:成長が見込める企業にお金を託す(預ける)
④寄付:困っている人、お金を必要としている人にお金を託す
寝ている間にお金を増やすために
この記事の本題に戻ろう。僕の目的は「寝ている間にお金を増やす」ことだ。まず初めに取り組むべきは
①消費を減らす
まずは家計簿をつけることが基本だ。僕の場合は偶数月に障害年金が振り込まれるので、年金の振り込み日に家計簿をつけるようにした。次に固定費の見直しが効果的だ。一般的には、家賃、食費、光熱費、スマホ、ネット代、サブスク。実際に家計簿をつけてみると「えっ!こんなに高いの?」と驚くことだろう。
②貯金を増やす
僕の基本的な収入は障害年金だけだ。①の対策をしていくことで、毎月7万円ほど貯金ができるようになった。
③投資を始める
投資を始めるなら、新NISAがおすすめ。というか、新NISA一択と言ってもよいだろう。僕はSBI証券に口座を開いた。新NISAにおける金融取引にかかる手数料が一番安いからだ。そして、金融商品を購入するなら「オールカントリー(全世界株)」が確実だと思う。僕個人の意見ではなく、多くの有名投資家も「オールカントリー」がベストだと言っている。「投資はお金持ちがすること、貧乏人が投資をしたところでたかが知れている」と思ってしまいがちだが、それは半分正解で、半分間違い。何が間違いなのかというと、実際に投資を始めてみると、お金への意識が劇的に変わる。例えば、新しい服を買う時を想像してほしい。今度友人と遊びにいくときの服が欲しいと思うことがあるだろう。そして、その服が仮に10,000円だとしよう。その服を購入すれば、当然10,000円がなくなる。しかし投資に回すことができれば、一年後には、10,500円にはなっている。たったの+500円と侮ることなかれ。なんと10年後には、20,000円を軽く超えるのだ。これが、新NISA「オールカントリー」の本当のパワーだ。この力を理解したら、お金への考え方が変わるはずだ。まずは1,000円でいい。なんなら100円でもいい。とにかく新NISAの口座をつくり、「オールカントリー」を買うこと。スタートラインに立つことが大切だ。ちなみに、僕は新NISAに毎月12万円づつ積み立てている。積み立て期間11か月で約18万円のプラスだ。僕はそのお金でデスクトップパソコン一式を購入した。考え方によってはただで最新のパソコンを手に入れたようなものだ。新NISAの魅力、伝わったかな?
④寄付を始める
消費を減らし、貯金を増やし、投資でさらにお金を増やす。その考え方からいうと「寄付」はお金を減らす行為だ。僕も最初は「馬鹿じゃないの?そんなことをしたら、お金がもったいないだろ?」と思っていた。そこでもう少し俯瞰して人生を見つめなおしてほしい。僕たちの目的はお金持ちになることではない。豊かな人生を送ることだ。豊かな人生を送るためには、正しいお金の使い方が大切だ。間違ったお金の使い方をすれば、貧乏になるし、みじめな人生を送ることになる。人間にはだれかのために行動し、感謝されると幸福を感じる、そういうメカニズムがある。そのメカニズムを利用して、幸福を手に入れる。その方法が寄付だ。僕は地元の子ども食堂に毎月1,000円を寄付している。そして15か月ぐらい続けている。トータルにすると結構な額だ。ときどき、本当にこれでいいのか?と疑問に感じたり、不安になるときもある。でも子供たちの笑顔を見ると、これで良いのだと、改めて思う。無職の僕にできることは限られている。体調が良ければ、世のため人のために働き、社会貢献をすることで、幸福を感じたかった。だが、僕にはできない。その代わりに何ができるのか?それが「子ども食堂への寄付」なのだ。
最後に
ここまで読んでくれてありがとうございます。
へたくそな文章ですが、きっとあなたの人生が好転するはずです。
ぜひ、今日から行動を起こしてください。
ただ読んだだけで、分かったつもりになっているやつが、いちばんダメ。
家計簿ぐらいは最低限、始めときなよ。じゃないと地獄を見るよ。
※この記事は、まだ執筆途中です。今後、少しづつ書き足していこうと思います。ここまで読んでくれて、ありがとうございます。みんなが応援してくれたおかげで、今日まで生きてこれたよ。