愚かな戦場カメラマン
あなたの力になるためには、あなたより深く、あなたの論理を理解できなければならないのか。
それが本当のことならば、最深は孤独か。深淵は、そうであるが故に危険地帯か。そこに望んで赴いた人が放ったメーデーへの批判は、勇敢で愚かな戦場カメラマンに向けられた眼差しと何が違っただろう。
自分の中身を、論理で記述しようと試みるのは心の否定だとだれかに言われた。それとはまったく別の意味で、あなたには次のようなお叱りを受けるだろう。すなわち、今と自分を深く生きるより、明日と世界を広く生きるべきだと。そして、私は、どちらの生き方も同じだと返すだろう。